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良い所取りの働き方改革:後編

  誰しもこれまでの半生を振り返り、「あの時は濃密だったなあ」と思える時期がある筈です。
 あるあるは、残業や休日出勤をレギュラーとしながら、資格試験のための勉強に没頭した日々。

 自分自身も、宅地建物取引士やマンション管理業務主任者の資格を取得した当時のことを、我ながら良く勉強したものだと思い返します。
 平日日中は仕事ですが、それ以外の時間は資格試験一色。
 文字通り、寝ても覚めても、そこに集中し、没頭したものです。
 
 常に睡眠不足でしたが、だからと言って苦役とも思いません。
 合格への期待も不安も、心地よいプレッシャーと言えます。

 人間は、目標を持てば、その目標に向かって進もうとする生き物です。
 良く過労死の問題が取り沙汰されますが、その理由は「やらされ感」に尽きます。
 自らが主体的に取り組むことであれば、過労死など起こり得ません。 
 
 ここ2~3年、二足の草鞋ならぬ、三足の草鞋、四足の草鞋と、管掌範囲が増えてきました。
 求められたことも、自らが買って出たこともあります。
 そして、一つ片付けばまた一つ課題や問題が持ち上がります。
 平たく言えば、日々多忙で濃密です。
 ひと時たりとも、ゆっくりさせてはくれません。
 
 しかし、その多忙で濃密な毎日が、自分の技量や知識を深め、キャリアアップさせてくれていることを実感します。
 ウサギとカメのカメが昼寝をしたら、勝負はどうなるか?
 アリとキリギリスのアリが怠けたら、その運命は?
 
 凡人にとって、最大の武器である時間を放棄してはいけません。
 間違っても、良い所取りの働き方改革だけは避けたいものです。       以上
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良い所取りの働き方改革:前編

 既に一般語と化した「働き方改革」。
 元々は、安倍政権が掲げる「一億総活躍社会」の実現に向けて、企業の労働環境を改善するための取り組みを指す言葉でした。
 しかし今や、コロナ禍や相次ぐ自然災害によって、我々も否応なしに「働き方改革」が求められています。
 
 キーワードは「量と質」です。
 「質を高めるには量をこなすしかない」
 これは私の持論です。

 例えば設計士が一枚の図面に取り組んでも、ベテランと新人とでは全く違います。
 仕上がり迄の時間も、成果物のクオリティも、勝負に成りません。
 
 例えば不動産営業で物件を預かった際、買って貰えそうなお客様に対してピンポイントでアプローチして、見事成約できれば、非常に効率的と言えます。
 しかし、それを新人営業マンが真似できるかと言えば、そう簡単ではないでしょう。

 ・ 物件を受託する段階での信用
 ・ お客様を特定する上での嗅覚
 ・ ヒアリングの精度
 ・ 説明する際の知識
 ・ 信用と知識のエビデンスとなる資格・・・

 未熟な人間が知識を深め、専門性を高め、キャリアアップを目指す上で、最大の武器は時間です。
 ベテランも新人も、レギュラーも控えも、一流も三流も、天才も凡人も、一時間は60分、一日は24時間、一年は365日、一生は長くても100年。
 時間という資源だけは、分け隔てなく与えられています。               つづく

磨けば光るプロの目利き

 分譲宅地、分譲マンション、建売住宅・・・。
 こうした分譲事業は、土地入れが上手くいけば7割方成功するとしたものです。
 裏を返せば、立地選定を踏み誤りますと、7割方失敗します。

 ということは、土地選定が最も重要な仕事と言えるでしょう。
 土地選定という仕事は、そう簡単ではありません。
 俗に、「千三つ」と言われます。

 いわゆる、千の情報の中に、良い情報は3つしかないという例えです。
 真偽の程はともかくとして、十から選ぶよりも百、百から選ぶよりも千。
 情報の分母が多ければ多いほど、良い物件に巡り合える確率は増えます。

 もう一つのポイントは、良い物件とは何か。
 例えば、持田や岩崎といったエリアは、閑静な住宅街として人気です。
 しかし、当然に仕入単価は高い。

 仮に、坪単価50万円の土地を50坪で区画すれば2500万円。
 上物を建てれば5000万円前後。
 松山市の一次取得層では手が出ません。

 当然ながら、一等地は高い。
 一方、安いからといって、山間部の物件ではリスクがあります。

 必ずしも一等地では無いけれど、区画割や建物企画によっては、価格以上に価値が見出せる。
 そうした、磨けば光る物件を見つけるのがプロの目利きです。

煽り運転の疑い

 先日の5:00台のお話しです。
 いつもの通り内子から松山へR56を通勤しておりました。

 中山の駅を抜けた段階で、低速の大型トラックが2台連なっています。
 残された追い越し区間は一ヶ所のみ。
 左カーブに成っているため見通しが悪い所です。
 一台抜いた段階で対向車が来たため一旦元の車線に戻り、次の直線でもう一台を追い越しました。

 峠を越え、伊予市の家具のアイソウ辺りで異変が・・・。
 警察車両が赤色灯を点燈させ、サイレンを鳴らしながら追尾してきます。
 「前方のプリウス、停車して下さい!」
 このアナウンスを聞いて、22年間継続してきたゴールド免許が途絶えることを覚悟しました。

 「スピードを上げ過ぎたか?」
 「追い越しの時の車線が間違っていたか?」

 様々な思いが去来しつつ、車を左に寄せて停車。
 警察の方が言われるには・・・。

 「運転手さん、何で私たちが追いかけてきたか判りますか。
 実は、中山辺りで煽り運転をしている車がある、という通報が入りました。
 恐らく、低速のトラックが前を走っていたと思うんです。
 今の御時世なので、通報が入れば我々も動かざるを得ません。
 車間距離はしっかりとって頂いて、安全運転でお願いします。」

 恐らく、一台追い越して元の車線に一旦戻った際に、後方車両が危険と感じたのでしょう。
 朝の通勤時は精神的にも戦闘モードで、車も少ないことから、やや飛ばし過ぎであったかもしれません。

 とにもかくにも、大きな事故や違反に問われなかったことは幸いです。
 そして何より、落ち着くべき年齢でもあります。
 これを機に、心入れ替えて安全運転に努めたいと思います。 

求められている証

 毎年、毎月、毎週、毎日が、光陰矢の如く過ぎ去っていきます。
 
 そもそも、不動産会社の社長と、建設会社の執行役員と、グループ経営管理を兼任する、三足の草鞋。
 昨年10月以降、これに宅建協会の混乱が加わり、身動きの取れない状況が続きました。

 宅建協会の混乱終息によって、懸案であった争訟も無くなりましたが、待ってましたとばかりに新たな火種が発覚。
 グループ二社の統合の目途がつき、来期経営計画書の策定を終えた段階で、新たなPJ案件が浮上。
 管掌範囲の広さの分だけ、日々何かが起こり、その都度対応が求められます。

 久々にゆっくりできると見込んでいた四連休も、途中出社せざるを得ません。
 出社してみると、夥しい量のメールが届いています。
 
 連休が明ければ、大きなPJが稼働し始めます。
 7月31日には臨時総会。
 そして8月からは、新体制に移行。
 息吐く間もなく、来期が始まります。

 ここ3年程、ビジネスにおいては次々と、抱える荷物を増やしてきました。
 厄介な性格が故、自ら背負ったものもあります。
 しかし、今回は大きな荷物を増やす代わりに、幾つかの荷物を下ろします。
 それが自分の身の丈であり、優先順位です。

 多忙に愚痴や弱音を吐きそうになると、12年前破綻時の苦労を思い出します。
 前向きに仕事ができることが、いかに幸せか。
 忙しいということは、己が世の中から求められていることの証。
 心を亡くしてはいけません。
 

景気後退局面での戦い

 1990年代初頭のバブル崩壊から立ち直った日本経済は、リーマンショックによって再びどん底に突き落とされました。
 前職の会社も、その余波で民事再生法申請に至っています。 

 『リーマン・ショック』
 アメリカの投資銀行であるリーマン・ブラザーズ・ホールディングスが、2008年9月に経営破綻したことに端を発して、連鎖的に世界規模の金融危機が発生したことを指す総称。

 それから約三年間の低迷を経て、アベノミクス等の政策により、日本は確実に景気回復してきました。
 その長さは、戦後1、2を争います。
 ところが、7月23日付日経新聞朝刊一面に、景気後退を政府が認定したとの記事が掲載されています。
 
 その山は、2018年10月まで。
 即ち、一昨年秋から、既に景気は後退局面に転じている訳です。
 
 2015年の景気動向指数を100とした時、2008年のリーマンショック時は70弱。
 今回のコロナ禍ショックにより、リーマンショック時と同様に急降下しており、現状は70強。
 しかも、まだ下げ止まっていません。
 我々は今後、これまで経験したことのない領域に突入します。
 
 その中にあっても我々は、勝ち残らなければならないのです。
 逆流に抗って進むには、それなりの知恵と努力が必要です。 
 

発言権と責任

 「WINNING 勝利の経営」 第四章 発言権と尊厳
 本章は、たった5頁と、全20章中最も短い章と成っています。
 意味合いとしては、第二章の「率直さ」と重複しているようです。

 我がグループでは、発言権と尊厳に基づき、率直に話すことを奨励しているものの、中には発言権や率直さを、はき違えている方も少なくないと感じます。
 
 「会社の仕組みがおかしい」
 「社長や役員に適性が無い」
 「研修のやり方が悪い」
 「評価制度が不透明」・・・

 こうした指摘だけで終わると、それは単なる不平・不満・愚痴です。
 何でもかんでも、無軌道に喋れば良いという訳ではありません。
 では、それをどうすれば建設的な発言に変えられるのでしょうか。

①  具体的
 漠然と批判するのではなく、何が悪いのか、何処がいけないのかを分析した上で、具体的に指し示すべきでしょう。
 
②  俯瞰的
 我々は会社の一員なので、組織人としてのものの見方が必要です。
 個人的な希望と、組織的なあるべき姿は、場合によっては真逆に成ります。

③  代替案
 更に一歩踏み込んで、こうしてはどうでしょう、と代替案を提案するのが理想です。
 「今のままではいけないので、仕組みを次の様に改善すべきだ。」
 「今の社長は不適格なので、某役員にすげ替えすべきだ。」
 「あの人では無理です。だから自分に任せて下さい。」

 文句をつける人は大勢いますが、代替案を示せる人は希少です。
 今の状況や体制が、決してベストではないけれど、他の案に比べれば消去法的にベターと成ることも少なくありません。

 人を傷つけたり 傷を癒したり、
 関係を拗らせたり 修復したり、
 やる気を削いだり 鼓舞したり、
 絶望させたり 希望を与えたり、
 悲しくさせたり 楽しくさせたり、
 嫌われたり 好かれたり・・・。
 
 言葉の与える影響は偉大です。
 組織人として、一人間として、発言権を求めるからには相応の責任が伴います。

それだけの覚悟

 7月決算を終えますと、一息吐く間も無く来期が始まります。
 自分の役割も大きく変わることに成りました。
 
 人間は、現状維持に甘んずる、変化を嫌う生き物です。
 自分も例外ではありません。
 意に反して半生は、新たなチャレンジの連続でした。
 
 大工から石工、
 石工から菓子店店長、
 菓子店店長から賃貸仲介管理業、
 賃貸仲介管理業から分譲マンション事業、
 分譲マンション事業から再び賃貸仲介管理業、
 時に人材開発、研修講師、グループ経営管理・・・。
 そしてまた、新たなステージに立ちます。 
 
 未熟が故、数多失敗を繰り返してきました。
 一方で、縁や運に恵まれたおかげで、それぞれそれなりに形にしてきたとの自負もあります。
 寄せられる期待も承知しています。

 もう若くないので、肩に力が入っている訳ではありません。
 できないことはできない。
 できることをできるだけやる。
 結果はともかく今は、それだけの覚悟です。

初心忘るべからず

 四連休は、新たな体制へ移行するためのリセット期間と位置付けています。
 昨日、久々に大三島を訪ねました。

 新田高校就学中、迎えに来た姉と共に松山観光港からスーパージェットに乗船し、大三島に降り立ったのは今から42年前です。
 母も姉もこの地に永眠し、もう血縁者は居ません。
 義兄を訪れ、姉の遺骨に手を合わせ、近況報告をしました。

 41年前、16歳。
 高校を二週間で中退し、半年ほど母の営む店の裏でパラサイト。
 やがて義兄の元で大工見習として働き始めたのが、職業人としての原点です。

 毎日毎日、棟梁に怒られ、仕事が嫌で嫌でたまらなかった自堕落な日々。
 知識も技術も自信も無く、仕事観も人生観も、何も考えられない自分でした。

 その頃があるから今がある。
 初心を忘れてはなりません。

やっつけ仕事は言語道断

 今は亡き、中小企業の父「一倉定」先生が、こう語っていました。

 「経営計画書は、計画通りに進まないから意味が無いものではない。
 寧ろ、計画通りに進まないからこそ意味があるのだ。」

 「経営計画書の策定にかける時間を節約するというほど、間違った時間の使い方は無い。
 何故なら後々、策定に要した時間の何倍もの時間が節約できるからである。」

 改めて至言です。
 経営計画書が有れば、計画通りに進まない時に、計画値と現状の値との差異に気付き、課題が浮き彫りとなって、軌道修正したり、行動計画を改めたりして、適宜対策が講じられます。 
 一方、経営計画が無ければ、上手くいっているのか、上手くいっていないのかの判断すらできません。

 さて、明日から四連休です。
 コロナ禍は案じられるものの、旅行に行く方もいらっしゃるでしょう。
 その際、皆前もって計画します。
 
 目的地を決める。
 予算を決める。
 誰と何人で行くかを決める。
 何時に出発するかを決める。
 マイカーかバスかJRか、交通手段を決める。
 宿泊する宿を決める。
 途中で立ち寄るポイントを決める。
 着替え等の持参品を決める・・・。

 総て決める筈です。
 だからこそ、渋滞に巻き込まれたら、経由地を飛ばすのか、高速道路でショートカットするのか、対処できます。
 着の身着のまま、思いつくまま、当てもなく、行き当たりばったりの旅に出かける人は、まずいらっしゃいません。

 経営も同じ。
 いや、経営は社員や社員の家族、ビジネスパートナーの生活が懸かっているのですから、極めて責任重大です。
 
 経営計画が無いのは論外。
 仮に有ったとしても、指示されたから、決まりだから、といった不純な動機によって、やっつけ仕事で作る経営者が居たとしたら言語道断です。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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