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ターニングポイント

 2月27日付、日経新聞朝刊二面に、気に成る見出しが躍っています。

 「引っ越し難 減る賃貸成約」
 「不動産仲介 首都圏で倒産増加」
 「働き方改革で転勤も抑制」
 
 これまで、適材適所の異動は企業側の判断に委ねられていました。
 転勤や異動を申し渡されたら、社員は従うしかない。
 それが、働き方改革によって様相が違ってきました。

 異動の無い雇用形態も増えています。
 そもそも、企業にとって、転勤に伴う費用も馬鹿になりません。
 更に、引っ越し業者の人手不足が深刻化し、転勤させたくてもさせられない事情が重なります。

 加えて、インドの「OYOホテルズ」の、新たなビジネスモデルが、仲介市場を侵食しつつあります。
 オーナーから借り上げた部屋をサブリースすることで、全国に各地にある部屋を短期で移り住むことのできるシステムです。
 
 賃貸仲介会社は必要無くなるのか?

 業界は今、大きなターニングポイントを迎えています。
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リスク対応の原則

 今、世間はコロナウィルス一色です。
 教育も、経済も、文化も、スポーツも・・・。

 北海道では学校が休校し、
 コンサートが立て続けに中止に追い込まれ、
 プロ野球もオープン戦すべてが無観客試合という、異例の事態。

 電通、ユニ・チャーム、日清食品、パナソニック・・・。
 名立たる企業が、数千人規模の在宅勤務を決めています。

 足元の旅行やレジャーも自粛ムードが漂っています。
 身近なところでは、職場内で今夜予定されていた歓迎会も延期に成りました。

 大人数で集うことがNGとなると、身動き取れません。
 大半が、不要不急の外出を控え、自宅で過ごす訳ですから、消費が鈍るのは当然です。
 この流れが加速すると、企業の倒産も懸念されます。

 世界的なパンデミックとすれば、大不況に陥る可能性も拭えません。
 勿論、いたずらに不安を煽る、マスコミの報道に惑わされることなく、真実を見極めることが第一義です。
 
 1918年に世界を襲ったインフルエンザ「スペイン風邪」は、全人類の三割が感染し、数千万人が死亡。
 日本だけでも39万人が死亡しています。
 当時の人口が、今の半分であったことを鑑みますと、その凄まじさが判ります。
 こうした幾多の感染症を、我々人類は乗り越えてきました。

 企業経営のリスク対応の原則は、最悪を想定すること。
 今こそ、企業の力が試されます。

貴方は何ができるのか

 立場上、求人することも、面接することも、少なくありません。
 採用に際して、同情や温情は禁物です。

 しかし、年齢と共に、情にほだされる場面も増えました。
 50代での求職活動は、なかなか厳しいものがあります。
 他人事ではありません。
 
 20代、30代なら、入社後の伸びしろに期待できます。
 指導も教育も、成長というリターンがあるからこそ、力が入るのです。
 
 一方、40代、50代となると、即戦力としての活躍が求められます。
 資格面で補完できるのか、実務面で貢献できるのか、はたまた属人的な顧客からの売上に直結するのか。
 過去の会社で部長をやっていたとか、役員でしたといったポジションは関係ありません。

 今務めている会社が、危うい or 安定している。
 自身がその会社を、辞めたい or 長く勤めたい。
 何れにしても、自分自身の市場価値を高めるべく、キャリアアップする必要があります。

 会社は貴方に対して何ができるか・・・ではなく、
 貴方は会社に対して何ができるか、が問題です。

やればできるは魔法の合言葉

 自分は、縁あって分譲宅地や分譲マンションのプロジェクトに、数多く携わってきました。
 それも、分不相応ながら、リーダーに抜擢されることも少なくありません。

 初めて数区画の分譲宅地を手掛けた時は、住宅契約は一件もしたことが無かったし、
 初めて分譲マンションのプロジェクトリーダーに指名された時も、分譲マンションの契約実績は皆無でした。
 当然のことながら、住宅金融公庫の優良分譲認定の取り付けも、金融機関との融資の折衝も初めてです。

 誰からも教わることなく、文字通り手さぐりで進めていきました。
 未熟・無知が故の間違いも、段取りの悪さも露見しましたが、やる気で臨めば何とかなるものです。

 大切なのは主体性でしょう。
 誰かに御膳立てして貰ってお手伝いする仕事と、自らが主体的に作り上げる事業とでは、意味も値打ちも異なります。

 「自分達の判断として、是非とも取り組みたいので、やらせて下さい。」
 こうした言葉が出てくれば、覚悟が定まります。
 勿論、必要なお金や体制については、上司や社長の力を借りなければなりませんが・・・。

 自分達の決めたプロジェクトであれば、「何とか成功させなければならない」という責任も芽生えます。
 成果が出れば、達成感が生まれ、自信が付き、評価が伴う。
 それこそが仕事の醍醐味と言えます。

 「やればできるは魔法の合言葉」(済美高校の校歌)です。

五方良しのPJ

 弊社とグループの建築会社とのコラボでプロデュースした、木造アパートが続々誕生しています。
 
 昨夏、松山で2棟。
 今年2月、内子町で2棟。
 3月、大洲市で1棟が竣工。
 更に、大洲市で1棟の着工が決定しています。

 売買や賃貸は、今ある物を仲介する仕事。
 一方、建築提案は、無から有を創造します。

 建築前は、古家であったり、駐車場であったり、用途は様々です。
 何れにしても、土地の持つポテンシャルを活かしきれていません。
 その遊休土地に、建物をプランニングし、家賃を設定し、収益物件に仕立てるのは、やり甲斐に満ちています。
 更に、この仕事の素晴らしさは、様々な形でステークホルダーに貢献できる点にあります。
  
 御施主様は、遊休土地活用ができて、
 建築会社は、まとまった請け負いができて、
 不動産会社は、管理物件が増えて、
 入居者様は、新築物件に住まうことができて、
 地域は、住人が増えて活性化する・・・。

 三方良しどころか、五方良しのプロジェクトです。
 弊社の基幹事業として、今後も推し進めて参りたいと思います。

率先垂範

 週末は三連休でした。
 しかし、初日は、新築アパートのお引渡し式で出勤。
 そして今日は、溜まった事務処理をこなすために出勤致します。

 当然ながら、社長は就業規則に縛られません。
 勤務形態もフレックスでOKです。

 業績が好調でいて、社員からも信頼されているのであれば、社長は働かなくても良いでしょう。
 平日昼間に遊び呆けていようが、海外旅行へ行こうが、その人の自由です。
 ただ、私の様な凡人の場合、そう上手くはいきません。
 
 だから、業績を補うために、最前線で営業します。
 ここ数年、少なくとも自分の給料以上は、自力で稼いできました。

 朝も、始業二時間以上前から出社し、昼休憩も取らず、12時間以上ノンストップで働きます。
 休日出社分を代休と見なせば、溜まる一方で、消化する余裕も、消化する気もありません。

 率先垂範。
 リーダーシップの前提は、この四字に尽きます。

令和2年2月22日

 令和2年2月22日午後2:22。
 これでもかとゾロ目の揃った昨日、新築木造アパート2棟のお引渡し式です。

 しかもこの日、入籍を終えられた一組のカップルの御案内もありました。
 202号室に御入居頂ければ、更に湧くところですが・・・。

 お引渡しの後、御施主様のご厚意で、新築祝いの宴にもお招き預かります。
 帰路頂いた記念品はTV枕。
 TVを見る時用の高枕ですが、江戸時代の就寝中に日本髪が乱れないための枕、と言った方が分かり易いかもしれません。
 何れにしても、珍しいものです。

 実は、この枕を頂くのは二回目。
 最初は28年前の、マンション落成式。
 やはり同じ御施主様でした。

 このオーナー様とのお付き合いは、30年の長きに及びます。
 一つ屋根の下、マンションの入居者として住まわせて頂いた時期もあります。

 会社は、10棟を超える賃貸物件を管理させて頂いていますし、売買や建築で、年に一度はお取引きさせて頂く、文字通りのロイヤルカスタマーです。
 百万言を紡いでも、感謝の気持ちは言い尽くせません。
 
 それでも、敢えて。
 ありがとうございます。
 今後とも宜しくお願い申し上げます。

トップダウンの使い処

 ダニエル・ゴールマンが提唱する「6つのリーダーシップ」において、トップダウン(指示命令)型は、最も悪しきスタイルと揶揄されがちです。
 確かに、理想の未来図を指し示すビジョン(展望)型や、部下の成長を促すコーチング(育成)型に比べれば、利己的で強制的で独善的な印象があります。

 果たして、そうでしょうか。

 例えば・・・。
 大地震に見舞われて、会社が機能しなくなった時。

 例えば・・・。
 経営が傾き、存亡の危機に立たされた時。

 例えば・・・。
 敵対国との開戦時。

 ここで、崇高なビジョンを示しても絵空事と思われるでしょう。
 また、手取り足取りで、部下育成に勤しむ余裕はありません。
 
 社内が混乱し、社員が不安を持つ状況下では、力強いトップダウンが求められます。
 とにもかくにも、有無も言わせず、指示命令で危機回避に尽力すべきでしょう。

 何度も申し上げている通り、リーダーシップスタイルに優劣はありません。
 TPOに合わせて使い分けられるべきものなのです。

経営管理の最小単位

 会社経営の基本は、ステークホルダー(利害関係者)に対する責任を果たし続けることです。
 そのために、利益は欠かせません。

 顧客 : メンテナンス、アフターサービス
 社員 : 賞与、昇給、雇用
 協力業者 : 安定的な仕事
 株主 : キャピタルゲイン、インカムゲイン
 社会 : 納税、社会貢献・・・

 これらは全て、利益あってこそ成り立ちます。
 即ち、決して目的ではありませんが、手段として利益が必要となります。
 
 いかに高邁な理念を掲げても、どれだけ和気藹々と仕事をしても、霞(かすみ)を食べては生きていけません。
 そういう意味で利益は、その会社が、その商品が、その会社の社員一人ひとりが、世の中から必要とされているか否かを量る、バロメーターでもあります。

 さて、会社単位の丼勘定では、分析も改善も難しいものです。
 社内には、繁盛している部署もあれば、低迷している部署もあります。
 セグメント毎の数字や、トレンドや、将来性といったファクターを吟味して、戦略につなげるのが経営です。
 時には、「撤退」という選択もあるでしょう。

 次に忘れてならないのは、経営管理の最小単位が個々人であるということ。
 会社や部署の利益(損失)を、個々人に落とし込み、黒字社員なのか赤字社員なのか、一人ひとり明確にします。
 数字は、百万言よりも雄弁です。

部下から見た貴方

 先日、ダニエルゴールマンが提唱した「6つのリーダーシップスタイル」をご紹介しました。
 4~5月の研修は、ここから始まります。

 部下から見た、貴方のリーダーシップスタイルはどれか?
 自身が分析する、自分のリーダーシップスタイルはどれか?
 貴方の会社(部署)に、今求められるリーダーシップはどれか?

 この三つの齟齬や、ミスマッチが判明すれば、努力の方向性も変わってくる筈です。
 そこで、自分の部下やグループ会社の社長の皆さんに協力して頂いて、松岡のリーダーシップスタイルのアンケートを取りました。
 結果は、思いの外散らばっています。

① 14% ビジョン型
② 14% コーチング型  
③ 50% 調整型      
④  0% 仲良し型     
⑤ 14% 実力型
⑥  9% 指示命令型

 前職時代も含めて、長い付き合いの部下の中には、
 「以前は実力型もしくは指示命令型だったが、今は調整型。」
 という方もいらっしゃいました。
 
 約半数は、調整型と見ているようです。
 自己分析とも合致しています。

 前に申し上げた通り、どのリーダーシップスタイルが優れているという訳ではありません。
 会社(部署)の置かれた状況を鑑みて、使い分けられるべきものでしょう。
 
 各々の立場を理解し、理詰めの根回しを行うため、納得性が高い一方で、調整型の難点はドラスティックな改革が図れないこと。
 まさにその通りです。

 今の会社の状況、或いは目指すべき方向を睨んだ時に、ドラスティックな改革は不要なのか。
 現状からの改善の積み重ねだけで、あるべき姿に到達できるのか。
 例え、部下の不平不満が増幅しても、理不尽な要求と文句を言われても、時には指示命令によって押し通し、結果につなげなければならない場面もある筈です。
 
 研修の講師として、最初に学ばせて頂きました。

積雪からの気付き

 弊社は大洲市と松山に店舗がありますが、気象条件は全く異なります。
 住んでいる内子町から松山市は、高速道路なら30分、JR急行なら僅か24分。
 それでも、積雪時は別世界です。

 今年は暖冬で、スタッドレスタイヤに変更しないまま、2月中旬と成りました。
 このまま、春に突入かと思われた矢先、今年初のまとまった積雪です。

 いつものR56犬寄峠が通れなければ、一時間半かけて長浜経由の海岸線を通勤しないといけないため、朝3:30起床。
 インターネットで、交通情報やライブカメラを確認すると、大洲方面の方が酷そうです。

 4:00、恐る恐る出発。
 断続的に雪は降り積んでいます。
 しかし、内子→中山→犬寄と、進む程に降雪は弱まり、路面も問題ありませんでした。

 国交省の皆さんが、除雪や融雪剤散布に努めて頂いたからでしょう。
 出勤後、恒例となったSNSによる道路状況レポート。
 皆様から頂く、「ありがとうございます」「助かりました」のお言葉。
 そして、「大丈夫ですか」「お気をつけて」との声掛け。

 こうした一つひとつの事象は、当たり前ではなく、実に有り難いことです。
 今日も積雪から、改めて気付かされました。 

ぼくの夢:後編

 続いて、サッカー本田圭佑選手の作文です。

 「将来の夢」      
 ぼくは大人になったら、世界一のサッカー選手になりたいと言うよりなる。
 世界一になるには、世界一練習しないとダメだ。
 だから、今、ぼくはガンバッている。
 今はヘタだけれどガンバッて必ず世界一になる。
 そして、世界一になったら、大金持ちになって親孝行する。
 Wカップで有名になって、ぼくは外国から呼ばれてヨーロッパのセリエAに入団します。
 そしてレギュラーになって10番で活躍します。
 一年間の給料は40億円はほしいです。
 プーマとけいやくしてスパイクやジャンバーを作り、世界中の人が、このぼくが作ったスパイクやジャンバーを買って行ってくれることを夢みている。
 一方、世界中のみんなが注目し、世界中で一番さわぐ4年に一度のWカップに出場します。
 セリエAで活躍しているぼくは、日本に帰りミーティングをし10番をもらってチームの看板です。
 ブラジルと決勝戦をし2対1でブラジルを破りたいです。
 この得点も兄と力を合わせ、世界の強ゴウをうまくかわし、いいパスをだし合って得点を入れることが、ぼくの夢です。

 自分の置かれた状況を冷静に分析し、将来の目標を具体的に定め、その目標に到達するためにやるべきことを明確にしているところが、世界の舞台で活躍したトップアスリートの共通項です。
 しかも、大きな目標と行動計画を定めたのは、何れも小学校6年生・・弱冠12歳。
 そして、その夢を自らの手で掴んでいます。
 
 当時は、大言壮語と笑う人も居たでしょう。
 しかし今は、誰も笑えません。
 
 「人は目標を持つと、その目標に近付こうとする不思議な動物である。」
 そう、目標は偉大です。

 ところが、大人に成ってでも、目標を持たない人は沢山います。
 というよりも、明確な目標を狙って生きている人は稀少です。
 狙わずして、的に矢は刺さりません。                以上

ぼくの夢:前編

 目標設定が偉大な効果をもたらすことは、今更説明するまでもありません。
 有名なイチローさんの作文をご紹介します。

 『ぼくの夢』 
 愛知県西春日井郡 とよなり小学校 6年2組 鈴木一郎

 ぼくの夢は一流のプロ野球選手になることです。
 そのためには、中学高校と全国大会に出て活躍しなければなりません。
 活躍できるためには練習が必要です。
 ぼくは、3歳のときから練習を始めています。
 3歳から7歳までは半年くらいやっていましたが3年生の時から今では、365日中360日は激しい練習をやってます。
 だから1週間中で友達と遊べる時間は、5~6時間です。
 そんなに練習をやっているのだから、必ずプロ野球選手になれると思います。
 そして中学、高校と活躍して、高校を卒業してからプロに入団するつもりです。
 そしてその球団は、中日ドラゴンズか西武ライオンズです。
 ドラフト入団で契約金は1億円以上が目標です。
 ぼくが自信があるのは投手か打撃です。
 去年の夏、ぼくたちは全国大会に行きました。
 そして、ほとんどの投手を見てきましたが、自分が大会NO1選手と確信でき、打撃では県大会4試合のうちホームラン3本を打ちました。
 そして、全体を通した打率は5割8分3厘でした。
 このように自分でも納得のいく成績でした。
 そしてぼくたちは、1年間負け知らずで野球が出来ました。
 だからこの調子でこれからも頑張ります。
 そしてぼくが一流の選手になったら、お世話になった人に招待状を配って応援してもらうのも「夢」のひとつです。
 とにかく1番大きな夢は、プロ野球選手になることです。        つづく

催事は潤滑剤

 先週の金曜日は、年に一度のバレンタインデー。
 文字通り、義理チョコを沢山頂きました。
 
 勿論、頂いた分だけは、一ヶ月後にお返しがあります。
 そして、たかがチョコレートですが、されどチョコレート。
 結構気を使います。

 女性側。
 「やっぱり上司には、渡さないといけないかな?」
 「渡さなかったら、気が利かないとか思われないか?」
 「いったいどこまで渡せば良いのか、線引きに困る。」・・・

 男性側。
 「沢山貰ったけど、お返しの費用がバカにならないな。」
 「貰ったチョコ毎にグレード分けして、お返しするのが大変。」
 「同僚なのに、違うチョコ渡すのって失礼に成らない?」・・・

 前職の会社の晩年には、一斉に社内での義理チョコを廃止しました。
 会社は仕事をする場なので、気を使う儀礼的なものは無くしましょう、という趣旨です。
 当時の業績が厳しかったため、浮かれている場合でもありませんでした。
 
 いかにも正論ですが、当日出社した男性も女性も、今日がバレンタインデーであることには当然気付いています。
 義理でも何でも、手渡す際には笑顔のコミュニケーションが生まれます。
 いざ、それが無いとなると、寂しいものです。
  
 意識ぜずとも催事は、職場にとっての潤滑剤なのかもしれません。

win-loseの悲劇

 仕事柄、裁判所に足を運ぶ機会が増えました。
 自分なりに勉強し、判らない点は弁護士に聞き、素人ながら法的な枠組みについて、少し詳しくなった気がします。

 本件について、結論は明らかです。
 であるにも関わらず、詭弁やこじつけや屁理屈で正当化しようとする様は、浅ましく見えます。
 訴えについては、いずれ裁判官が判断されることでしょう。
 
 さて、係争の中身よりも、気になる点が一点。
 問題の渦中にいらっしゃる当事者が欠席されていることに、ひどく違和感を覚えます。
 今自分は、リーダーシップを学び直しているところですが、これだけはやってはいけない、反面教師の事例として勉強に成ります。
 
 それにしても、裁判というものは無味乾燥なものです。
 基本的に二者が敵対し、是非を争う訳で、その場に優しさや思いやりはありません。

 必ずどちらが勝って、どちらかが負けます。
 しかし、例え勝ったとしても、本当に勝ちと言えるでしょうか。
 
 名著「7つの習慣」において、win-loseでは長期良好な信頼関係を築き得ない、と紹介されています。
 そう、どちらもが勝たない限り、どちらもが負けに成ります。

リーダーシップ:後編

 リーダーシップスタイルについて、どれが理想かと問われると、ビジョン型やコーチング型や調整型を是とする声が支配的です。
 一方、仲良し型や実力型や指示命令型については、疑問符がつく傾向にあります。

 しかし原則、リーダーシップスタイルに序列はありません。
 TPOに合わせて、使い分けられるべきものです。
 
 例えば、業績が悪化していて、会社存亡の危機を迎えている時に、ビジョンだのコーチングだの調整だの、悠長なことを言っている余裕は無いでしょう。
 仲良しなど、もっての外です。
 こうした有事下では、上司がマンパワーを発揮し、先頭に立って率先垂範し、強制的に指示命令することで、危機を乗り切る必要があります。
 
 或いは、業績が安定している場合、その安定の上に胡坐をかいていたのではいけません。
 会社が目指すべき中長期のビジョンを示し、コーチングによって人材(後継者)を育成することが求められます。

 即ち、会社の置かれた状況と、自身のリーダーシップスタイルが合致しているか否かが問題です。
 また、リーダー自身の思い込みと、部下から見たリーダー像とに、齟齬はないでしょうか。
 
 上司 : 「自分の部署は風通しも仲も良くて、自分は情報共有して調整型で経営している。」
 部下 : 「うちの部署は超ワンマンで、全部上司が決めていて、一切任せてくれない。」

 改めて、自社、自部署の状態を俯瞰してみる。
 一度、部下が自分のことを、どう見ているかを知る。
 そこにミスマッチは無いか、自分自身のリーダーシップスタイルを見つめ直す。

 「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」

 敵を知る前に、まずは己を知ることが肝要。
 4~5月の研修は、それが大きなテーマです。                 以上

リーダーシップ:前編

 ダニエル・ゴールマンが、6つのリーダーシップスタイルを提唱しています。

1. Vision Leadership・ビジョンリーダーシップ
 特徴 = あの人の夢に参加したいと思わせる。ブレない信念や価値観。
 利点 = 変革が必要な場合、組織が急成長している場合、部下が方向性を理解していない場合
 難点 = 理想論だという不満も上がることがある

2. Coaching Leadership・コーチングリーダーシップ
 特徴 = 自分の考え、スタイル、やり方を押し付けず、相手のやり方を尊重し行動を支える。
    相手の性格や特徴を把握し、それを活かしたやり方を見出し、メンバーのポテンシャルを最大化する
 利点 =  仕事の現状と理想との間に差がある場合に有効、短期的な成果を求めていない場合などに有効
 難点 = 深い洞察と思慮に裏付けられたコミュニケーション能力が必要
    部下の将来の成長を重視する傾向があるため、直近の目標が達成されにくい

3. Democratic Leadership・調整リーダーシップ 
 特徴 = 意思決定プロセスにメンバーを参加させ、合意のもと仕事を進める。
 利点 = 利害関係が入り混じっていたり、手詰まりな状況にある組織に有効
 難点 = 人の感情の動きを読み取る力が必要。
    改善はできても次元を超えたドラスティックな変革は難しい。

4. Affiliative Leadership・仲良しリーダーシップ
 特徴 = 周囲と同じ目線に立ち、周囲からの信頼を得て、友好的な関係を保つ。
    自分の強みより弱みを素直に認め、これをメンバーに補ってもらう。
 利点 = メンバーが有能で、高い自律性を持っている場合に有効。
 難点 = 「いい人」でいるばかりでは乗り越えられない壁があることも知る必要がある。

5. Pacesetting Leadership・実力リーダーシップ
 特徴 = 高い個人技で、背中で引っ張るといった徒弟制度的な育成方法。
    部下に対しては細かく指示をしたりしない率先遂行型。
 利点 = 実力重視の職場で、自分の技能や能力が他のメンバーよりも明らかに高く、自他共にこれを認めている場合に有効。
 難点 = 部下のモチベーションやコミットメントが低いと逆効果。

6. Commanding Leadership・指示命令リーダーシップ
 特徴 = 強制的に指示命令するコマンダースタイル。
 利点 = 比較的単純な業務や、緻密な業務を遂行する場合に有効。
     業務効率が良く、短期間で成果を出すことができる。
 難点 = 部下は自分で考える能力が身につかず、離職率が高い。

 さて、貴方のリーダーシップスタイルはどれに該当するでしょうか。
 そして、貴方の組織、貴方の部下は、どのリーダーシップが求められているでしょうか。    つづく

今日から今日まで

 先日のブログで、「100日後に死ぬワニ」のご紹介をしました。
 
 人間は必ず「死」が訪れる・・・。
 であるにも関わらず、永遠に生きるかの如く錯覚して、今日を漫然と生きてしまう。
 自分も例外ではありません。

 この話の対比には、不治の病に冒され、余命宣告を受けた患者があります。
 あと、何日生きられるか判らない。
 ひょっとしたら、明日が訪れないかもしれない。
 そう考えると、今日一日を、この一瞬一瞬を、後悔無く生き抜こうと思います。

 死刑囚もそう。
 死刑宣告を受けてからの毎日は、薄氷を踏む思いです。
 毎朝決まった時刻に、牢獄の中を靴音だけが響き渡る。
 自分の部屋の前で靴音が止まれば、それが執行の知らせです。
 靴音が通り過ぎれば、今日一日だけ生き永らえます。

 先の患者も、死刑囚も、我々も本来同じ。
 「夜眠る時に死に、
 朝目覚めた時に新たな命が与えられる。」
 
 57歳と成った今、否が応でも死生観を意識せざるを得ません。
 今日から今日まで一日一生です。

罰則無しのフライング

 4月から5月にかけて、総勢60名を対象に、一泊二日の研修を三回行います。
 今回の研修テーマは、「リーダーシップ」。
 一言に「リーダーシップ」といっても、そのファクターは多岐に渡ります。

 ネット情報によれば、10通り有りました。
① 目標設定能力
② 判断力
③ 学習能力
④ コミュニケーション能力
⑤ 部下育成能力
⑥ 誠実さ
⑦ 責任を取る能力
⑧ 業務実行能力
⑨ モチベーション管理能力
⑩ 寛容性

 確かに、何れも大切な項目と言えるでしょう。
 更に色々と思い巡らせますと、これだけではない気もします。
 例えば好奇心や、ポジティブシンキングも重要な要素です。 
 
 今回の研修について、チーフ職以上は必須参加としています。
 併せて、自薦他薦の希望を募ったところ、実に四分の一は任意参加でした。
 
 言われたから参加するのではなく、自己成長のために自主的に手を挙げる。
 或いは、費用はかかるけれど、実務の妨げになるかもしれないけれど、部下の成長を願い送り出す上司。 

 三年前には、想像すらできなかった光景です。
 そして彼らは既に、大きなアドバンテージを手中に収めています。
 
 二ヶ月前の段階ですが、ある意味、既に始まっている研修。
 このフライングに罰則はありません。

100日後に死ぬワニ

 Twitterで話題の漫画に、大いに共感しました。
 タイトルは「100日後に死ぬワニ」。

 ネットショップで人気の商品を買おうとして、一年待ちと言われて、それでも予約して、商品が届くのを心待ちにするワ二。
 映画を見に行って感動した帰路、続編が出るとの情報を小耳に挟み、何年後に公開されるかも判らない映画を楽しみにするワニ。

 でもワニの運命は、100日しか生きられない。
 勿論、ワニ自身は、その運命を知りません。

 そう、我々も同じです。
 人は皆、この世に命を受けた瞬間、不治の病に冒されています。
 病名は「生」。
 
 そう人は、生きている限り、必ず死が訪れます。
 それは、明日かもしれません。
 であるにも関わらず、明日が必ず訪れると勘違いしながら、今日を漫然と生きているのです。

 永遠に生きるかの様に学びなさい。
 明日死ぬかの様に生きなさい。 マハトマガンジー

 否が応でも死生観を意識せざるを得ない。
 そんな年齢になりました。

何のために

 経営者であれば、必ず当たる壁があります。
 それは、実務と実務以外の仕事のバランスです。
 実務以外の仕事は多岐に渡ります。

 ・ 会議
 ・ 研修
 ・ マニュアル化
 ・ 経営計画・・・

 特に、M&Aで新たにグループ入りした企業は、大変でしょう。
 一般的に中小零細企業は実務中心で、教育研修や経営計画は後回しと成りがちです。
 勿論、会議や研修ばかりやって、実務時間が削がれると、現場の生産性が落ち、今日のメシが食えなくなる恐れもあります。
 一方で、実務ばかりを追いかけていると、時に虚しさが込み上げてきます。

 大事なのは、 「何のために」です。
 毎度の、三人の石工の話をご紹介します。
 
 中世のとある村で、教会を創る三人の石工に聞きました。
 「あなたは何故、石を運んでいるのですか?」

 A 「それは食べるためさ。働かないと食えないからね。」
 B 「ご覧の通り、教会を創るために石を運ぶのさ。」
 C 「教会で祈りを捧げる村人の心に平穏をもたらすためさ。」
  
 食べるために石を運ぶ石工にとって、仕事時間は苦役そのものです。
 一方、世の中のためにと思って働く石工は、やり甲斐や生き甲斐に満ちた時間となるでしょう。

 働く意味や、その目的によって、仕事観は180度変わります。
 それを教えるのも、リーダーの仕事です。

歓喜のゴール

 建築会社にとって、品質・技術は極めて重要です。
 グループ会社の経営方針にも、次の一文があります。

 「正確・迅速・安全な施工により、高品質な製品を提供する。」

 施主の立場からすると、大手に発注しようが、中小零細に発注しようが、品質が担保されていることは大前提。
 いわば一丁目一番地です。

 大手であっても、「レオパレス21」の様に、違法建築が横行することもあります。
 ただ、一般的には、大手の方が品質が均一で、信頼感がある、という見方であるのも事実です。
 
 そうした中で中小企業は、どうやったら施主の信頼を得て、拡大成長していけるのか。
 これに関しては、魔法の杖はありません。
 
 営業は、施主のニーズをしっかりと聞き取り、設計にフィードバックする。
 設計は、意匠性、機能性、経済性、利便性、安全性、耐久性の高い画を描く。
 積算は、出来る限り交渉を行い、施主と会社の双方に利をもたらす。
 施工は、限られた予算と工期の中で、高品質な製品を作る。

 機能毎の担当者が、各々責任を担い、次工程にタスキをつなぐ。
 まさに駅伝です。
 
 途中まで上手くたすきが繋がれたとしても、アンカーがずっこけたら、全ては水泡と化します。
 今まさに、春完成物件に向けて最後の追い込み。
 最後まで気を抜くことなく、歓喜のゴールを目指しましょう。

三万分の一日の断面

 先日、ある方から、アドバイスを受けました。
 
 「松岡さんのブログ、意外と見ている人が多いようなので、気を付けた方が良いですよ。」

 御忠告は有り難く受け止めます。
 ただ、見られていることは折り込み済みです。
 利害関係者の全てに見られることを前提に、SNSにもリンクを張っています。

 時に、誤った情報や、先走った情報を掲載して、後から訂正することもあります。
 社員は勿論、ご契約頂いたお客様や、オーナー様から、コメント欄を通じてクレームを頂くこともあります。
 そういう意味では、社長直通のホットライン的な意味合いもあるようです。
 
 日々の中では、大きな躓きもありますし、一歩進んで二歩下がることもあります。
 綺麗ごとばかり書いていると、「現場はできてないじゃないか」とお叱りを受けるかもしれません。
 それでも、理念を掲げ、その理想に一歩ずつでも近づこうとするのが、生きるということだと思います。

 人一人の一生は、せいぜい三万日。
 そして今日は、その三万分の一日。
 稚拙でも未熟でも、泥臭く生きる一日一日の断面が今日の言葉です。 

日本電産に学ぶ

 日本電産の社長に、元日産の関潤氏が内定しました。
 
 関氏は、昨年12月1日に、日産の副COOに就任したばかりです。
 内田CEO、アシュワニCOOに次ぐナンバー3として、トロイカ体制の一角として、ゴーンショックからの立て直しを担う予定でしたが、一ヶ月も経たない内に退職。
 今回の電撃移籍につながりました。

 一方、日本電産の永守重信社長は75歳。
 吉本浩之氏を後継者として指名し、世代交代を進めてきました。
 世界的な大企業と、我々中小零細企業は比べるまでもありませんが、学ぶべき点はあります。

 まずは、「経営体制」。
 二年前、吉本氏に社長を譲ってから、主要役員が集う「COO会議」を開いて、経営課題を議論し、永守氏の決済を仰ぐ集団指導体制に移行したものの・・・。

 「この体制では時間がかかる。
 創業以降で最大の間違いだった。」   永守氏
 
 結果、組織的な舵取りから、再びトップダウンに戻そうとしています。

 次に、TOPの人選。
 「吉本氏は経験が足りなかった。
 経験がないと人心掌握は難しい。
 販売は強かったが、文系でものづくりに弱い。
 ものづくりのプロを招かないといけなかった。」

 おこがましい呟きながら、とても他人事とは思えません。

ハードルを越える

 前職時代も含め、退職に迷う社員との面談の数は数え切れません。
 その数、数十人では効かないでしょう。
 かけた時間も、エネルギーも膨大です。
 
 誤解を恐れずに申し上げます。
 その労力対効果を分析すると、極めて非効率です。
 
 精一杯慰留をしたとしても、踏み止まるのは三分の一程度。
 その三分の一も、その殆どが、やがて再び辞表を出すことになります。
 実際に退職を慰留して会社に残り、5年以上勤務した自分の部下は、今の専務を含めて片手に余る程しかいません。

 ひと度退職のノブを捻った人は、そのドアが開くことを知っています。
 退職の意思を翻意して日常に戻っても、何か障害があれば、再びドアノブに触れてしまいます。
 しかし、どれだけ非効率でも、退職時面談がTOPにとって、重要な仕事であることは間違いないでしょう。
 
 未熟が故の稚拙な判断。
 会社や上司に対する誤解。

 そうした理由で履歴書を汚すのは、労使双方にとって損失です。
 前向きな意思で、違う道を選択するのなら、喜んで送り出します。

 理由がハードルからの逃避だとすれば・・・。
 そのハードルは、次の職場でも、その次の職場でも、しつこくつきまといます。
 真正面から対峙して一度ハードルを越えれば、そのハードルはもう、ハードルでは無く成ります。

非情な選択

 企業は営利を追求する集団です。
 ステークホルダー(利害関係者)に責任を果たし続ける。
 これは、企業の責務です。

 社員 : 採用、賞与、昇給、褒賞、福利厚生、そして雇用の維持。
 顧客 : サービス、メンテナンスの提供。
 業者 : 発注の確保、共存共栄。
 社会 : 納税、社会貢献、雇用の拡大・・・。

 これらすべて、利益が無ければ成し得ません。
 とはいえ、短期の業績だけで一喜一憂するものでもないでしょう。
 中には、未来投資的な、健全な赤字部門も有ります。
 
 さて、そこで重要な指針はトレンドです。
 トレンドとは・・・。
 傾向。
 趨勢(すうせい)。
 ファッションの流行や経済変動の動向など。

 例えば社内に、売上10,000千円、営業利益1,000千円の、AB二つの事業があったとします。
 Aは、かつて稼ぎ頭であったものの、近年右肩下がりで業績を悪化させている事業。
 Bは、創業時は赤字部門であったものの、右肩上がりで業績を伸ばしつつある事業。

 どちらかを精算し、どちらかの事業に傾注しなければならないとしたら、当然に後者を選択すべきでしょう。
 勿論、人間は感情の動物です。
 愛着のある事業から撤退するとなれば、少なからず抵抗はあります。
 そこで決断するのは、TOPの役割です。
 
 今シーズンの優勝を決める天王山の試合。
 一点を追いかける最終回2アウト満塁。
 指揮官には、今日で引退する功労者の最後の打席に、代打を送る非情さが求められます。

赦(ゆる)す心

 某協会は、30年に渡って争いを繰り返してきました。
 
 主流派 vs 反主流派。  
 与党 vs 野党。

 時に、与党だった陣営がクーデターによって野党に転落したり、野党の一人がTOPに擦り寄って強権を振るうこともあります。
 
 昨日の味方は今日の敵。
 敵の敵は味方。
 意思を持たず、風を見る蝙蝠(こうもり)。 
 人間不信と疑心暗鬼。
 首を取ったり取られたり。
 政策ではなく、政争に身をやつす・・・。
  
 しかし、いつまでそうした不毛な争いを続けるのか。
 仮に裁判で決着がついたとしましょう。
 勝ったとしても、それは双方にとっての負けです。
 そして今、貴重な時間が巻き戻ろうとしています。
 
 誰かが責任をとって幕を引く。
 そしてノーサイド。
 
 そのために、最も必要なのは、赦す心です。

徒手空拳の戦争

 愛媛県宅建協会の、宇和島、八幡浜、大洲、南予三地区合同の研修会が開催されました。
 講師は、「弁護士法人たいよう」の池本正彦先生です。
 池本先生は、内子ご出身ということで、同郷の好み(よしみ)でもあります。

 テーマは「民放(相続法)改正」でした。
 改正民放について、お話を聞くのは三回目でしょうか。
 何度勉強しても、なかなか頭に入ってきません。
 
 しかし、実務的に相続が発生したりして、自分自身が当事者に成ると、途端に真剣に成ります。
 最近、諸事情あって某事案の当事者となり、その分野については非常に詳しくなりました。
 
 我々不動産業者は、仕事を通じて遺言、相続、遺留分等々の問題に接しています。
 アドバイスをしながら、契約行為にも及びます。
 故意か否かはともかく、うっかり法を違えたりすると、自らが法の裁きの対象と成ったりします。

 勢いで突っ走るのは、甚だ危険。
 つくづく、厄介な商売です。
 かといって、弁護士の先生ほどの知識を身につけることはできません。
 
 我々のできる防衛手段は、研修を通じて、広く浅く学ぶこと。
 業務を通じ、ひっかかる時には、しっかり立ち止まること。
 そして、改めてテキストを読み直す、ネットで確認する、先生にお訊ねする。

 日常の営みの中で、気づきをもたらし、冷静に立ち止まるために、学びはあるものと思っています。
 気付けず、立ち止まれず、走り続ける人は、さながら徒手空拳で戦争に臨む様なものです。

イエスアンド法そして・・・

 社内コミュニケーションを円滑にするための手段として、「ほメール」運動があります。

 「仕事が立て込んでいる際に、〇〇さんが部署の垣根を越えて手伝ってくれました。ありがとうございます。」
 「今月の△△さんのレポートは、的確なだけでなく、具体的な行動目標も掲げられていて素晴らしかった。」

 何となく、小学校のホームルームみたいで、照れ臭くもありますが、意外に効果的だったりします。
 人は感情の動物です。
 相手のミスを指摘したり、ケチをつけたり、・・・そんなことばかりだと、怒りが込み上げ人間関係は荒んできます。
 
 そういう意味で「ほメール」は、潤滑剤に成ります。
 人はそもそも、「認められたい」「評価されたい」本能が備わっています。
 いわゆる承認の欲求です。

 かといって、褒めてばかりでもいけません。
 率直に話しあい、高め合う必要もあります。
 そこで有効なのが、イエスアンド法です。

 イエスアンド法(Yes And)とは・・・。
 「そうですね」と相手の意見を肯定したあとで、「実は、つまり、ですので」といった接続詞に続けて、相手の意見の延長であるようにこちらの意見を説明する話し方。
 
 勿論、人間関係を円滑にする秘訣は、テクニカルな手法だけではないでしょう。
 穏やかな心。
 思いやりの心。
 私自身、徳を積んでいきたいと思います。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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