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話し上手は聞き上手

 いよいよ今日で、2019年も最後です。
 先日、我が社では恒例の納会が開催されました。

 幹事は四店舗持ち回りで、今回は松山南店です。
 今回は初めての試みで、大クイズ大会。
 社内のみならず、グループ会社にも広く呼びかけ、集まった問題は40問超。
 これを40分間の尺でやり切ろうというのですから、タイトでした。
 司会のO野店長のマシンガントークが、更に加速したことは言うまでもありません。

 それにしても、思った以上に盛り上げてくれました。
 社内外の人物の、意外な側面も浮き彫りとなり、実に有意義な取り組みです。
 
 その陰で、幹事の皆さんは、事前打ち合わせ、当日準備、後片付けも含めて大変だったでしょう。
 参加者個々に対する気遣い、気配りも一級品でした。

 年末年始、親交深い方々との宴席が多かったのですが、一つ気付いたことがあります。
 自己主張の強い方が多過ぎる。
 
 一方的に自論を捲くし立てる。
 タイミングを計ってカットインしようとするけれど、無視して話し続ける。
 話の途中で腰を折り、大きな声で割って入る。
 更に大きな声で、被せてくる。
 周囲の声が大き過ぎて、隣の人の話しすら聞き取れない。
 
 まあ、それが飲み会の醍醐味かもしれませんが・・・。
 あまり酒を飲めない自分は常に、自己嫌悪に陥る程に冷静です。
 
 話し上手は聞き上手。
 そんな社員ばかりに囲まれていることに、改めて感謝したいと思います。
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カリスマなき後

 カルロス・ゴーンCEO逮捕の後、日産を率いていたのは西川広人氏です。
 しかし、その西川氏も不正報酬問題で退任。

 その後の日産は、内田誠CEO、アシュワニ・グプタCOO、関潤副COOのトロイカ体制となることが発表されました。
 ところがその直後、「関氏が日本電産の社長含みで迎え入れられることとなった」との電撃ニュースが駆け抜けます。

 日本電産と云えば、売上高1兆5000億円の、日本が世界に誇るモーターメーカー。
 その原動力は紛れもなく、自宅横の町工場から一代で築き上げた永守重信会長のトップダウンです。

 2013年には、日産自動車の中核子会社カルソニックカンセイ(現マレリ)社長だった呉文精氏を副社長に据えました。
 呉氏は、後継者の最有力候補と目されたものの、統括していた車載や家電事業で期待された実績を上げることができず、15年に退社。

 次に、昨年2月、当時副社長だった吉本浩之氏を社長兼最高執行責任者に選びました。
 当時、創業以来初めての社長交代として注目を集めたものです。
 しかし、中国市場の不透明感などを背景に業績は悪化しています。
 永守会長は更なる経営刷新が必要と判断し、吉本氏に代わる社長候補を探していたところ、先述の関氏に白羽の矢が立った訳です。
 
 素晴らしい業績の裏で、日本電産の有価証券報告書には、「永守会長の後継者問題」が注記されています。
 稀代のカリスマ経営者を擁する日本電産ですが、カリスマ自身がゴーイングコンサーン上のリスクとなっていることは皮肉です。
 
 カルロス・ゴーンの功罪はともかくとして、人材を引き抜かれた日産自動車も同様でしょう。
 カリスマなき後が、企業としての正念場です。

’19年 五大ニュース

 まずは、幹事を務められた松山南店の皆さん、御苦労さまです。
 それでは、納会社長挨拶恒例「今年の五大ニュース」をランキング形式で発表したいと思います。

5. オーナー勉強会の開催
 「感謝の集い」に参加されたオーナー様から出た、「飲み会も良いけれど、もっと勉強色が強い集まりを希望する」という声に呼応する形で6月26日に開催されています。
 平日の日中、お茶と飴しか出さない勉強会に、34名ものオーナー様が集い、ぎゅうぎゅうの三人掛け机で学ばれる姿勢に感銘を受けると共に、生業とする我々も真剣さにおいて負けては成らないと戒められました。 
 
4. web戦略室の創設
 高知のFC社視察で刺激を受けて以来、三年越しの悲願が成就しました。
 しかも、エイブルNWの同胞の店舗で入力されていた、即戦力である中川さん、浅岡さんに入社頂いています。
 縁に感謝すると共に、強く思い描いたことは、いつか叶うのだということを再認識した次第です。

3. 史上最高仲介手数料
 7月26日決済のHBは、一撃981万円という、会社創設来最高額の仲介手数料と成りました。
 12月決済の「S21」により、その記録は塗り替えられていますが、他社管理物件の売買に介在し、リプレイスまで見届けたという意味において、宇都宮店長の功績は偉大です。
 
2. 四店営業人員のシャッフル
 8月、四店舗の人員を一部シャッフルしました。
 これまで、隣の芝生が青く見えたこともあったかもしれませんが、異動により現実を知ったことと思います。
 不慣れな店舗で戸惑いもあるでしょうが、苦労は成長のために蒔かれる種。
 自身の将来のキャリアアップのために、どんどん苦労して下さい。

1. 経営理念の刷新
 我が社の経営理念・経営方針は、創業時に自分が策定したものです。
 十年間毎日、朝礼で唱和して、心と身体に刻んできた理念を今年、全社員が関わって刷新しました。
 「中立・公正なワンストップサービスを通して、地域で一番親切な不動産会社を目指します。」
 理念にありがちな、洗練された美辞麗句とは縁遠い、「地域で一番親切な」という表現は、実にNYらしいと思います。
 
 さて、五大ニュースには入っていませんが、実は松岡的にはもっと大きな事象があります。
 それは、誰も辞めなかったということです。
 去年と同じ顔触れが、今年も納会で集うのは、決して当たり前ではありません。
 そのことに感謝申し上げて、挨拶に代えさせて頂きます。
 一年間、お疲れ様でした。

監督の仕事:後編

 そもそも、工事現場自体、クレームの温床と言えます。
 騒音、振動、粉塵・・・。
 近隣重任にとって、少なからず迷惑を被ります。

 工事期間中のみならず、建物の日陰になるとか、景観を損ねるとか、不動産の価値に影響を及ぼすことも少なくありません。
 私は、前職の会社で分譲マンション担当の役員を務めていましたが、建築前の近隣説明会は修羅場でした。

 「病気を抱えた寝たきりの家族が居る。 騒音・振動で悪化したらどう責任を取るのか?」
 「今までお城が見えていたのに、この建物のお蔭で見えなくなる。 景観を返せ!」
 「南の陽射しが注いで、冬でも暖かかったのに、これからはずっと影になる。 どうしてくれるんだ!」
 「こんな閑静な住宅地に、高いビルを建てようとするのが横暴。 10階じゃなくて4階にしろ!」

 住人の心情としては当然です。
 一方、会社としては呑める要求と、呑めない要求があります。
 時には、調停となることもありました。

 某現場では、建築反対の横断幕が上がりました。
 着工後は更に、騒音、振動、粉塵が重なります。

 最悪の人間関係からのスタートです。
 施工管理者の指導の下、業者も含めて近隣の方々に、気持ちの良い挨拶を心掛ける。
 工事の進捗に合わせて、丁寧な説明をする。
 地域の清掃には率先して参加して、皆さんと一緒に汗を流す。

 愚直なまでの誠実な取り組みを続けることで、徐々にわだかまりが溶けていきます。
 そして遂に、建築反対の横断幕が下ろされました。

 そう、施工管理者にとって最も大切なのは、コミュニケーション能力です。
 同僚から、「彼なら、報連相もしっかりしているし、任せて安心だ」と信頼される。
 業者の皆様に好かれて、「この監督が言うなら、もう少し頑張ろう」と思って貰う。
 近隣住人から慕われて、「うちの家のリフォームも相談してみよう」と持ち掛けられる。
 施主から全幅の信頼を受けて、「次の現場も、彼に任せたい」と言って貰える。
 
 そうなれば、紹介やリピートが増え、他社と差別化され、文字通りブランドと成り得るでしょう。
 ブランドは決して、スタイリッシュなデザインや、高額な価格設定のことを指すものではありません。
 そして現場は、ブランドを象徴するショールームです。                  以上

監督の仕事:前編

 本日は、非常勤役員を務める建設会社の仕事納めです。
 先日、自身が営業したアパートの現場に行き、施工管理者とお話ししました。
 実は、木造であれば、施工管理者が居なくても、大工さん主体で現場は進んでいきます。
 そこで果たすべき、施工管理者の仕事とは・・・。

【 四つの管理 】
1. 安全管理 
 無事故・無災害で現場を納めるのは、当たり前です。
 KYミーティングを行い、しつこい位に声掛けする。
 安全はすべてに優先します。

2. 品質管理
 設計図の通りに作るのは当たり前です。
 自らが施工図を画き、収まりの悪いNGを是正し、より良いものを追求する。
 更には、次の商品作りにフィードバックする姿勢が必要です。
 
3. 工程管理
 工期に間に合わせることは当たり前です。
 各工程の進捗を確認しながら、手戻りが出ない様に業者を手配する。
 各業者の方々が、気持ちよく仕事できれば、品質にも反映されます。

4. 原価管理
 予算内に納めることは当たり前です。
 実行予算を一円単位で切り詰めて、工事利益を生み出す。
 原価 - 原価 = 純利益です。

 とりあえず四つの管理ができれば、一人前の施工管理者と言えます。
 しかし、会社の掲げるブランド確立を目指すなら、充分とは言えないでしょう。    つづく   

最期の言い訳

 会社も今日で仕事納め。
 先般の感謝の集いで申し上げた通り、不動産会社の正月は4月1日です。
 繁忙期の成果が、一年を決するという意味において、正月気分に浸っている余裕はありません。

 とはいえ、一区切りということで、今夜は恒例の大納会。
 明日27日も、とある集まりの忘年会。
 一日おいて、29日も地元の忘年会。

 年の瀬、押し迫った時期にラッシュと成りました。
 お酒好きの方なら、飲み会続きもウェルカムなのでしょう。
 下戸にとっては、なかなか大変です。

 さて、社員に年賀状を出さない代わりに、大納会の席で社員へのメッセージを封書で渡すのが恒例でした。
 既に過去形にしてしまっていますが・・・。
 グループ会社含め、干渉範囲が広く成り、個々人との接触が希薄化する中、限界も感じています。
 
 そこを御理解頂きたいと思って・・・。
 なんだかんだ言いながら、今年、最後の言い訳でした。

たかが漫才、されど漫才

 M1グランプリを見ました。
 たかが漫才ですが、されど漫才。
 
 個人的には、「かまいたち」さんの一本目、USJ→UFJ言い間違いネタがツボです。
 そんな中で、やはり今大会の目玉は、5,040組の頂点に立った「ミルクボーイ」さんでしょう。
 コーンフレークや最中といった食材をネタに、行ったり来たり堂々巡りのテクニックは、実に鮮やかでした。

 さて、昨年の大会で、上沼恵美子さんの審査を批判した、一部の芸人が叩かれました。
 審査員は皆、人間です。
 好き嫌いの感情が働くことは致し方ありません。

 ただ、盛り上がった今年の大会で一つだけ残念だったのは、やはり上沼さんでした。
 敗者復活戦から決勝に勝ち上がった、三年連続準優勝の和牛への苦言です。

 「横柄な感じ。」
 「このステージは僕のもの。リサイタル。」
 「緊張感もなんにもない。そういうぞんざいなものを感じました。」
 「なんか大御所みたいに。」
 
 勿論、これまで応援してきた和牛の不甲斐なさに対する、愛情の裏返しと取れないこともありません。
 「和牛」が決勝最後の「ペコパ」の漫才を見ずにネタ合わせに行ったことをして、不遜さが見抜かれていたとする論評も飛び交っていますが、これは後付けです。
 
 少なくとも、他のコンビのコメントで蒸し返す話では無かったと思います。
 それは、「和牛」より、「からし蓮根」に失礼でしょう。
 お笑いの世界とは言え、優越的地位に立つ者が、全国ネットを通して晒し首にする、パワハラとも感じられました。
 
 昨年に続き今年も、関西お笑い界の重鎮上沼さんを巡る誹謗中傷問題。
 キャラだから、というフォローでは済まされない気がします。

年末の恒例行事

 休み明けの月曜日。

 朝4:50に起床して、いつもより少し早く6:00前出社。
 12月は掃除当番なので、7:20から駐車場清掃。
 8:30から朝礼。
 午前中は10:00、11:00と連発会議。

 昼休みに事務仕事を済ませ、13:00から三本目の会議。
 終了後、大洲に移動して、T店長の評価面談。
 お客様にアポ取りをして、年末ご挨拶がてら、契約書の修正印を頂く。

 19:00、土地賃貸借契約の賃料見直し交渉で、お客様宅に移動中、U店長から相談。
 現場の店長は皆、日々苦悩を抱えています。
 電話終わりで、久々の夜訪。
 思い返すと、マイホーム営業を率いていた頃は、夜毎夜訪でした。

 割と難しい話でしたが、理解あるお客様に救われ、条件交渉もまとまり、今日の仕事を終えたのが20:00前。
 そこに、グループ会社社長からの電話。
 初っ端から、エライ権幕です。
 
 寒空の下、電話しながら、駐車場まで歩いていき、エンジンのかかっていない寒い車中で、約20分間の話し合い・・・いえ、こちらの言い分に聞く耳を持たず、一方通行で捲し立てられました。
 話した方は、言いたいことを吐き出して、すっきりするかもしれませんが・・・。

 帰宅して、いつも通り風呂に入って、夕食を頂く。
 5:00~20:00、食事無し15時間ノンストップの一日。
 やれやれと思い、ソファで寛いでいると悪寒が襲ってきます。

 例年、年末年始には体調を崩すのが恒例行事ですが、今年は少し早く来たみたいです。
 柚子湯に入ったら風邪ひかない。
 蜜柑を食べたら風邪ひかない。
 これらの、カゼ対策はどうやらガセ。
 
 なかなか寝付けないまま、日付が変わって今日はクリスマスイヴ。
 亡母五回目の命日です。
  
 食欲も今一つで、頭の中で連呼されるコーンフレークも最中も欲しくない。
 葛根湯と、鼻炎薬を、タウリン3,000㎎のドリンクで流し込み、今夜は眠ります。
 明日は元気になーれ。

経営計画書の意味

 前職時代の同僚と会食しました。
 誠実で、努力家で、勉強熱心なT社長とは、定期的に情報交換させて頂いています。

 社長に就任されて6年。
 最初は、自分の色を極力出さない様に、敢えて「何も変えない」ことを心掛けたそうです。

 年月を経る程、確実に業績を伸ばし、支店を展開し、家業から事業への進化を遂げられてきました。 
 ここにきて、大きな変革の必要性を感じていらっしゃいます。

 ・ 長年会社を引っ張ってきた、幹部社員が定年退職
 ・ 業績拡大に乗じて、何人ものキャリア社員が入社
 ・ 手狭になった支店の移転を予定・・・

 様々な状況を踏まえ、経営計画書の必要性に行き当たったとのことです。
 経営計画は、経営の羅針盤。 
 社員の未来に希望の光を灯し、ベクトルを一つにするツールでもあります。

 真剣にこの書に向き合うことで、利益が数倍にも数十倍にも成った企業は枚挙に暇がありません。
 でありながら、殆どの中小企業が経営計画書を作成しないのは何故か。
 
 答えは「暇が無い」です。
 実務に追われ、営業に奔走し、クレームに対応する。 
 毎日毎日忙しくて、そんな書類を作る時間はない。
 文字に書いて、その通りになるのなら苦労はしない。
 
 経営計画書作成を持ちかけた際の、社員の反応は概ねこう。
 しかし、本当は逆です。
 
 一倉定氏の言葉を借ります。
 「経営計画書を作成すれば、その作成に要した時間の数十倍、数百倍の時間を節約できる。
 その通りにならないから不要なのではなく、その通りに成らないからこそ経営計画が必要なのだ。」
 
 三年後、五年後、総ての社員が、その言葉の意味をしっかりと理解する筈です。

健全経営の両輪

 管理職にとって、業績数値は経営の一丁目一番地です。
 数値が把握できていないとすれば、経営判断ができません。

 例えば、今期業績予測が厳しいとしましょう。
 経営者は、何とかテコ入れしたいと考えます。

 自らが動いて、TOPセールスで大口案件を成約。
 「お前たちの不足分を、俺が補ってやったぞ!」
 社長は鼻高々です。

 ところが、現場の指揮は上がるどころか、ダダ下り。
 その理由はというと、実は製造現場の生産能力は限界で、休日返上の残業続き。
 社員は心身共に疲弊していて、これ以上仕事が増えたら、パンクしてしまいます。

 製造現場がフル稼働しながら、業績が悪い理由は、営業が取ってくる仕事が薄利だからです。
 だからこそ、クライアント毎、カテゴリー毎に分解して、儲かる仕事か、儲からない仕事かを見極めなければなりません。
 
 クライアントから必要とされる商品力や営業力があれば、多くの情報が集まり、その中から取捨選択できます。
 いわゆる選別受注です。
 一方、案件情報に枯渇し、喉がカラカラの状態であれば、泥水をすすらざるを得ないこともあるでしょう。

 案件情報を選別する目を養うことと、選別できるだけの情報量を集める力。
 これは健全経営のために必須の両輪です。

先憂後楽 先楽後憂

 ついこの前に新しい年を迎えたと思っていたら、あっという間に月日は過ぎ去ります。
 今年も残すところ10日。
 年の瀬の土俵際に追い詰められました。
 
 そう、まさしく追い詰められたという表現がぴったりです。
 自分の座右の銘は、先憂後楽。
 今は、一難去ってまた一難。
 さしずめ、先憂後楽ではなく先憂後憂です。

 仕事や宿題と格闘して、一つずつやっつけていこうとは思っています。
 ところが、やっつけてもやっつけても、次なる難敵が立ち向かってくる。
 それも一対一の正攻法ではなく、バトルロワイヤルの様相を呈しています。
 嘆きつつも、そうした展開を、楽しんでいるのが本音かもしれませんが・・・。

 さて、先述した先憂後楽は、「先に苦難を経験したり、心配事を無くしておけば、後で楽ができる」という意味で、広く使われています。
 よくよく調べますと、中国の政治家である范仲淹(はんちゅうえん)氏が語源の様です。
 『人々よりも先に国のことを心配し、人々が楽しんだ後で自身が楽しむべきという政治を行う者の心得』

 政治の世界に限らず、そうした公僕たる人物が少なく成りました。
 寧ろ、自分の私利私欲や、功名心ばかりに捉われ、所属する団体を食い物にする輩が、余りに多くて辟易とする訳です。
 
 しかし、お天道さまは見ています。
 楽を先んずる人は、後々憂うに違いありません。

公益法人理事の責任

 私は、縁あって某公益法人の理事を務めています。
 しかし、私も含めて多くの理事は、その責任を深く認識していません。 
 そこで、内閣府の資料を斜め読みしてみると・・・。
 
公益法人三法による法人の各機関の役割と責任の法定化
○ 旧民法と異なり、公益法人三法では、公益法人を含む一般法人の各機関の役割や責任を明記しています。
これにより、
① 法律の規定に基づき各法人が自律的に運営していくことが可能となりますが、 その一方で
② 役割を適切に果たさない役員等は、責任追及の対象となることが法律で定められており、
③ 公益法人の場合、運営が是正されなければ、公益認定の取消しを受ける可能性もあります。

 そう、役割を適切に果たさない理事は、責任を追及されることが法律で定められているのです。

○ 法人とその理事、監事、会計監査人は、委任の関係にあります。
(64条、172条1項)
○ 民法の規定(644条)により、委任を受けた者(受任者=理事・監事・会計監査人・評議員)は、「善良な管理者の注意をもって、委任事務を処理する義務」(=善管注意義務)を負っています。
○ このため、理事、監事、会計監査人及び評議員は、常勤・非常勤、報酬の有無にかかわらず、その職責に応じた注意義務をもって職務に当たることが求められます。

 即ち、某業界団体の様に、原則無報酬の理事であったとしても、善管注意義務が必要です。
 「善管注意義務」とは・・・。

 業務を委任された人の職業や専門家としての能力、社会的地位などから考えて通常期待される注意義務のこと。
 注意義務を怠り、履行遅滞・不完全履行・履行不能などに至る場合は民法上過失があると見なされ、状況に応じて損害賠償や契約解除などが可能となる。
 
 法律を熟知せずとも、軽はずみに受けるべきでないことは、現状に照らせば明らかでしょう。
 勿論、私も同様です。

人生無駄無し

 前職時代の同僚が、SNSで過去の名刺をupされていました。
 自分も思い付いて探してみると、実に20種類以上の名刺があります。

・ 前職の会社に入社
・ 某菓子メーカーのFC店店長
・ 子会社に出向して不動産事業に異動
・ 資格試験に合格して宅建の肩書き
・ 分譲マンション販売のPJリーダー
・ 親会社に戻って分譲マンション部長
・ CIを実施して社名変更
・ 執行役員に昇進
・ 常務執行役に昇進
・ 子会社の代表取締役
・ 民事再生申請を受けて転職
・ 現在の会社を起業・・・

 名刺に歴史あり。
 30年間の出来事が走馬灯の様に甦ります。

 喜びと悲しみ、達成感と虚無感・・・。
 それらの経験を積み重ねて、今があります。 
 人生無駄はありません。

評価の問題と課題

 ただ今、評価期間真っ只中です。
 各社、各部署、各人の評価が終わり、最終金額調整と成りました。
 
 今回から、評価システムが導入されたこともあり、戸惑いは隠せません。
 一次評価の甘辛が、二次評価で是正仕切れない点もあったり、課題は山積みです。

 さて、自社の評価について、以前は自分が全面的に関わっていましたが、今は概ね次席の専務に任せています。
 草案を専務に投げたところ、自分を下げて、社員に配布する調整をしてきました。
 こうした事例は、初めてではありません。

 自己犠牲の精神がリーダーシップとはいえ、こうした采配のできる管理職は果たして何人いらっしゃるでしょう。
 崇高な人徳に、頭が下がります。
 と同時に、素晴らしい部下に恵まれたことに感謝する次第です。

 そして今回は、自分の至らなさを反省させられました。
 原則、評価は他人がするもの。
 自分自身の評価を、本人に委ねるのは酷です。

 悪く解釈すれば、リーダーとしての踏み絵を踏まされるような思いもあります。
 本人の評価を除外して渡せば、避けられた事象です。 
 
 今回の様々な問題、課題を、次回に活かしたいと思います。

尾花春夫さんの生き様

 12月の毎週月曜日は、共用部分の清掃当番。
 自分は、駐車場を中心に取り組んでいます。

 早朝の寒い時間帯ですが、これがなかなか楽しい。
 掃除をしている途中で、出勤してくる社員の皆さんから、笑顔で「御苦労様です」と頂く声掛け。
 草引き前のビフォーと、草引き後のアフターの差が歴然としていることに、感じるやり甲斐。
 日常の仕事ではなかなか得られない達成感、充実感、爽快さがあります。
 
 昨日、深夜のTVで、尾花春夫さんの特集がありました。
 御存じの通り、行方不明の子供を発見して一躍注目されたスーパーボランティアです。
 年金生活の80歳ながら、世のため人のために奉仕する人生を送られています。

 講演依頼や、自叙伝の執筆依頼は引きも切りません。
 しかし、尾花さんは「そんな暇があったら、ボランティアで汗を流します」と言い切ります。
 私利私欲を捨てた潔さは、実に清々しい。

 そんな尾花さんが語った、次の言葉に心動かされました。
 「かけた情けは水に流せ!
 受けた恩は石に刻め!」

 評価されるからじゃない。
 当番だからやるんじゃない。
 生き様として、言行一致できる人を目指したいものです。

パラドックス -矛盾-

 経営は農耕と同じです。
 短期の利益を最大化したければ、たわわに実った目の前の果実の収穫だけに専念することでしょう。
 新卒社員採用、人材育成、システム化、マニュアル化・・・。
これらは総て、将来のための開墾や種蒔きであって、短期の利益の阻害要因です。
 しかし、開墾や種蒔きや培養を怠り、一つの畑で連作を繰り返すと、やがて土の力自体が弱り、収穫量そのものが少なくなります。

◆ 引用
 「リーダーシップはパラドックスの山だ。 中でも横綱級のものは、長期・短期のパラドックスだ。 
 私はよく『四半期毎に成果を出しつつ、5年先のことまで考えて行動するにはどうしたら良いのですか?』という質問を受ける。 『それに悩むようなら、あなたも経営者の仲間入りだ!』
 そう、短期の業績を上げるのは誰にだってできる。 ギリギリと絞り上げればいいのだから。
長期経営だって簡単だ。 夢を見続ければ良いのだから。
 あなたがリーダーに選ばれたのは、ギリギリやりながら同時に夢を見られる人だと上司が見込んだからだ。」

ここで大事なのは、評価基準です。
 今期の売上・利益が評価項目として優先されるなら、新規事業や新卒採用や人材育成に注力する人はいません。
即ち、評価基準自体が、短期の利益の最大化に誘導していることになります。
実際に、現在のグループ各社の社長の評価は、目先の収穫高(売上・利益)が優先されがちです。

一方、今日のグループを形成した礎は、資本家の積極的な未来投資の判断によるものです。
勿論、成功の裏に、松山レジャー開発、エコボイラ等々、失敗も少なくありません。
 そもそも経営はそう簡単ではなく、ファーストリテイリングの柳井社長をしても、新規事業の取り組みは「一勝九敗」です。

リスクを恐れずチャレンジし続けよう!と鼓舞したところで、
新規事業に乗り出し、先行投資赤字に苦しみ、短期の利益が最小化し、評価を下げる・・・。
それが現実だとすれば、なかなか一歩は踏み出せません。

 肥えた土壌を親から引き継ぎ、毎年安定的に豊かな収穫を得られている社長の評価。
 荒れた土地を苦労しながら開墾して、そこに種を蒔き、不安を胸に収穫を待つ社長の評価。
 
 今後、グループの更なる成長・拡大・発展を目標に、チャレンジングなリーダーシップを奨励しようとするならば、各社社長の評価の在り方も再考の余地があるのかもしれません。            

脱・井戸端会議

 社内会議や打合せは、情報共有・問題解決に不可欠なコミュニケーションパイプです。

 情報が共有され、問題点が整理され、解決へ向けた道筋をつける。
 しかし、その進行役の采配によっては、逆にこじれてしまうことも少なくありません。
 有意義な会議とするためのポイントは、幾つかあります。
 
① 大局的な視点に立つ
 実務担当者は、近視眼的になりがちです。
 議長は、組織を高所から網羅的に俯瞰し、全体最適を探る必要があります。 

② 枝葉の議論を排除する
 会議時間の多くは、枝葉の議論に費やされています。
 本来の会議の目的を見極め、脇道に逸れそうな時に、本流に引き戻すのも議長の役割でしょう。

③ シンプルに考える
 課題や問題が複雑に絡みあって見える事象も、元を正せば一本の糸です。
 問題をシンプルに捉えれば、解決策もシンプルに導けます。

 時間無制限で、取り留めのない感情論を、思いつくままに話すのは井戸端会議。
 一方、最小の時間で最良の方向性を見出すのが、ビジネスにおける会議の在り方です。

コピーロボット

 私が幼少の頃、藤子不二雄原作の「パーマン」というアニメがありました。 
 小学生のミツオ君がパーマンに変身して、悪を退治するヒーローアニメです。
 
 変身して戦っている間、家に居ないと家族から怪しまれるため、押し入れの中に仕舞ってある等身大の人形の鼻を押すと、ミツオ君の影武者となり、留守を守ってくれます。
 
 閑話休題。

 今期から、二足の草鞋から三足の草鞋に、そして想定外の四足目が・・・。
 というお話は、ここでも度々触れて来ました。

 格好よく言えば、使命感とか責任感とかに成るのでしょう。
 しかし、ここに来て、己の力足らずを悟りつつあります。
 確かに、建築受注や売買仲介で、営業マンとして奔走し、少なからず貢献しているのは事実です。

 ただ、総ての役割について、ソツなくこなしているか、と問われると、全く自信がありません。
 だからといって、口が裂けても「忙しいから」という言い訳はできません。
 仕事に追いかけられることが、目立って多くなりました。

 言い訳はしませんが、物理的かつ、時間的な制約が、無言の言い訳となっているようです。
 自らが買って出ておいて、泣き言はタブーですが、冷静に考えて一人の力は限られています。
 
 コピーロボットが欲しい。
 切実に思う、今日この頃です。

俺の話を聞け!

 人事評価者研修を受講しました。 

 ワークシートに、幾つかの事例が挙げられていて、それを評価する。
 次に、評価の理由を書く。
 その後、ディスカッションして、グループ毎の見解をまとめる。

 自分のグループは、自社の店長ばかり。
 そこで、悪い癖が出てしまいました。

 10分間という、限られた時間で結論を導かなければならない制限も相俟って・・・。
 「はい、一番目の事例で、評価2以外の人は居ますか?」
 「その理由は?」
 「でも、こうじゃない?」・・・
 
 声の大きな人が話し合いを仕切り、有無を言わせず、自論へと引っ張り込む。
 ミスリードした挙句、間違ってました・・・という実に御粗末な結果です。

 自分の意見を押し付けることなく、他人の話しにしっかりと耳を傾ける。
 改めての反省を得られただけでも、実に有意義な研修でした。

人を育てる方法

 経営者として、ビジネスマンとして、大事なファクターは幾つもあります。
 
 決断力、判断力、包容力、論理性、先見性、戦略性、向上心、胆力・・・。

 その中で、一つだけ挙げなさいと問われたら、紛れもなく「健康」でしょう。
 健康を損なうと、総ての能力が低下します。
 どれだけポジティブな方をも、ネガティブにしてしまいます。

 かつて、パナソニックの創業者松下幸之助翁は、成功の秘訣を三つ挙げられました。
 1. 貧困であったこと
 2. 学歴がなかったこと
 3. 病弱であったこと

 凡人であれば、ネガティブな三要素です。
 しかし、やはり経営の神様は違います。

 貧困であったから、お金の有難味を知ることができた。
 学歴がなかったから、社会に出て勉強する習慣がついた。
 病弱であったから、人に任せざるを得ず、組織化することができた。
 
 リーダーとして、マンパワーで組織を束ねるのも大事です。
 しかし、どんなスーパーマンでも、不老不死は叶いません。

 弱った時は、ゆっくり休んで鋭気を養うこと。
 すると、嬉しい誤算で、優秀な後継者が台頭してきます。
 人を育てる最大の方法は、任せることです。

やり甲斐は掴むもの

 早朝の掃除当番。
 契約のためできなかった月曜日の代替で、火曜日に一人で実施しました。
 ターゲットは、以前から気に成っていた、駐車場の車止め裏の側溝周辺の雑草です。
 
 まずは、車に常備している、手袋、ほうき、ちり取りで準備万端。 
 ビフォーの写真を撮ってから作業開始。
 約30分程で、我ながら見違える様な光景に成りました。

 収穫は、大きなゴミ袋二つ分の雑草とゴミ。 
 アフターの写真を撮って終了です。

 帰社してから、ビフォー&アフターの写真を見比べてみると、その差は歴然。
 駐車場だけでなく、心も清々しくなった気がします。
 パフォーマンスを求める訳ではありませんが、どうせやるなら、目に見える成果が望ましいというのが持論です。

 そして、清掃も、営業も、技術も、業種を問わず共通項があります。
 自分の力で成し遂げた、目に見える成果は、その仕事の大小に関わらず、達成感や充実感や自己重要感が得られます。
 
 煎じ詰めますと、やり甲斐は与えられるものではなく、自らが掴むものかもしれません。

庶民の消費行動

 先日の、自分自身の消費行動です。
 
 朝一で散髪。
 全国チェーンのこの店は、通常3,500円程度のカットが、1,650円。
 洗髪を除けば、1,320円。
 また、競合店に対抗するためのキャンペーンで、税込810円。
 更に、キャッシュレス決済でポイント還元。

 その後、靴を購入。
 店舗のアプリで5%割引。
 勿論、キャッシュレス決済にするとポイント還元。

 続いて、大手ハンバーガー店でコーヒー。
 これも、某アプリのクーポンで▲20円。
 加えて、GSの抽選権も頂けます。

 そのGSは、週末リッター当たり▲2円。
 プリペイドカードでリッター当たり▲3円。
 ポイントカードでリッター当たり▲1円のポイント還元。
 給油後のスロットでリッター当たり▲1~▲3円。

 左記の抽選権を持参し、1,000円(8ℓ)以上給油すると、BOXティッシュをゲット。
 一等は、500円のクオカードです。
 更に、給油レシートの裏には、先述したハンバーガー店の、コーヒーorフライドポテトの0円クーポンに成ります。

 自分は、必ずしも流行りもの好きではありません。
 スマホも、アプリも、キャッシュレス決済も、ポイント還元も、飛びつくのは遅れていた方です。
 それでも、財布の中には、ありとあらゆるカードが詰まっています。

 今や、カードも、スマホも、アプリも、消費行動に欠かせません。
 しかし、買えば買う程得をしているのかというと、甚だ疑問です。
 ケチな社長と見られるかもしれませんが、こうした庶民感覚を見失わないことは、経営に重要な要素だと思っています。

飲みたい夜

 私は、元々下戸です。
 それでも、お付き合いのため、20代前半から、少しずつたしなんできました。
 20代後半からは、青年団活動にどっぷり浸り、飲む機会が増えてきます。

 毎日の様に飲みに出て、二次会、三次会。
 店がはねてから、経営者の方と、深夜営業の店に行くことも珍しくありませんでした。
 夜通し飲んで、一睡もせずに、翌日仕事したこともあります。
 
 今思い返すと、若気の至りから無茶をしたものです。
 数多の失敗もありました。
 一方で、酒を通じて学んだことも少なくありません。

 経営者となってからは、立場を弁え、節度ある、理性的な飲み方を心掛けています。
 強制されなければ原則、二次会には行きません。
 体力的な衰えもあり、飲酒量はめっきり減りました。

 先日は、翌日が休日であったこともあり、久々に日付変更線越え。
 一次会のビールである程度仕上がった後、二次会で水割りを5~6杯(それ以上?)は飲んだでしょう。
  
 同僚は、そこからまた三次会に向かった様子ですが、自分はギブアップ。
 三番町から勝山のホテルまで、千鳥足で帰りました。
 
 深くは語りませんが、こんな自分でも、たまには飲みたい夜もあります。

最も会うべき人

 月曜日は、縁の深い方のご契約です。
 お一人は、長きに渡り、御愛顧頂いているロイヤルカスタマー。
 お一人は、元上司の方です。
 現実、自分の上司だった方は、数える程しかいらっしゃいませんが・・・。

 会社が破綻するということは、平常や平穏が失われるということです。
 それまで、当たり前だったことが、当たり前では無く成ります。

 地位や名誉を失ったり、収入が途絶えたりするだけではありません。
 友情も愛情も、信用も信頼も、総てが瓦解します。
 貫いてきた生き方すら、否定されることもあります。
 だからこそ、経営者にとって、会社をつぶさないことはファーストプライオリティでしょう。

 一方、時薬は偉大です。
 辛さも、悲しさも、恨みも、憤りも、時の経過と共に徐々に希薄化します。
 あの時の昂りが嘘の様に、穏やかな気持ちで居られるのは、まさに時薬の効能です。
 
 30年前、上司から教えられた言葉に、幾度(いくたび)救われたでしょう。 
 「会いたくないと思う人が居たとしたら、その人こそ最も会うべき人だ。」

 その真意に、今気づかされた気がします。

悔しいの先

 サッカー界のレジェンド「三浦知良」さんが、日経新聞に連載している「サッカー人として」には、アスリートだけでなく、ビジネスマンにとっても貴重な金言が詰まっています。

 昨シーズンJ2で21勝した「松本山雅」が、今季はJ1で6勝しかできず、降格が決まった。
 その場に居られる喜びだけでは、そこに居られなくなる。
 つまり居場所とは、勝ち取り続けるべきものなんだ。

 良い選手は引き抜かれ、良い選手が加入したら自分の出番は危うくなる。
 それがサッカーの常。
 僕らに安定や定常は与えられない。
 安泰で居たいのなら、努力が必要になる。 

 自分自身は先発が二試合、途中出場が一試合で、悔しさしかない。
 出場機会を大きく減らした2年を見て、「もう無理かも」と思う人もいるのだろう。
 でも僕は「試合に出る」と本気で思っている。
 そうならない現実が増えるかもしれない。

 - 中略 -

 最終戦、残り3分で出場機会を得た。
 「2~3分なら、何歳だってできるよ」と冷やかされるかな、「温情をかけられた」とかね。
 でも、毎日努力してそこを目指さないなら、温情ですらも得られない。
 毎日寝ているだけでは最終戦の一員となる権利は無く、カズという名前であの出番が降ってきたわけじゃない。

 - 中略 -

 出られず悔しい、で終わらせるつもりもないしね。
 悔しい、の先に行きたい。

 もはや解説は不要でしょう。

師走の社長訓示

 師走に入り、夜が忙しくなってきました。
 
 忘年会だけでも、1日、4日、6日、10日。
 更にこの間、不本意ながらお誘いのあった飲み会を二件キャンセルしました。
 それでも、出張もあったりして、今週は半分以上外泊になります。

 私の様な朝型人間は、早寝早起きが生活の基本です。
 前日に深夜まで飲んだとしても、生活習慣は5時起床。
 従って、飲み会が続くと、辛いものがあります。

 さて、夜の街が賑わっても、巷にX'masソングが流れても、ボーナスが出ても出なくても、12月の目標必達は当然です。
 浮かれてばかりはいられません。

 社長が営業に奔走する姿は、決して理想ではないものの、12月は大きな数字に貢献できました。
 縁あって、9日にも契約・決済が見込まれています。

 プレッシャーをかける訳ではありませんが、一人ひとりが、目的と目標を見失わないこと。
 それが師走の今、申し上げたいことです。

一生勉強

 懸案であった、売買の決済を無事終了しました。

 物件売却についてオーナー様から相談を受けたのは、半年前。
 残債等、オーナー様の状況をヒアリングさせて頂き、物件の現在価値、昨今の融資状況等と照らし合わせてみますと、まさに売り時であり、今を逃すと売却そのものが難しくなると判断しました。
 
 しかし、本物件は、オーナー様が借地上で運営しており、地主が別です。
 従って、地主の意思も固める必要があります。
 
 まずは地主・建物主、双方との媒介契約を交わし、
 地主と建物主との、停止条件付き売買契約を交わし、一棟の収益物件に仕上げ、
 建物主の方との、土地・建物の媒介契約を交わす。
 新たな買主を探すのはそこからです。

 贔屓目ではなく、そこそこ魅力的な商品で、興味を示すオーナー様もいらっしゃいます。
 正直、当初は楽観的に考えていました。
 ここからが誤算です。
 
 見込みのオーナー様が、地銀に持ちかけるも、融資不可が相次ぎます。
 これも、スルガ銀行の不祥事に端を発した、金融引き締めの影響でしょう。
 最後まで土俵上に残ったオーナー様が、県外銀行に融資申込したものの、1ヶ月が経ち、2ヶ月が経ち、予想外に長期化します。

 お客様の属性も良く、物件の収益性も良いので、支店としては何とか進めたいと積極的ですが、本部の反応がかなり厳しい。
 そこで、物件の収益性の高さや、入居の安定性をレポートに綴り、説得材料としてお送りしました。
 
 その間も、建物主様からは尻を叩かれ、地主様からは契約破棄すらほのめかされ、文字通り板挟みの3ヶ月です。
 やっとのことで、融資承認を取り付けた際には、心から安堵しました。

 お引渡しは、兵庫県の尼崎市。
 売主である地主様御夫妻、建物主様御夫妻、そして買主様にお揃い頂き、無事決済を見届けた次第です。

 win-win-winのお引渡し状況を確認しながら、改めて不動産仲介の仕事の責任の重さとやり甲斐を再認識しました。
 幾度お取引を経験しても、毎回初めてのことばかり。
 一生勉強です。

同志の良心に訴える

 今、渦中にある紛争は、泥仕合の様相を呈して参りました。
 
 「泥仕合」とは。
 互いに相手の弱点・秘密等を暴き立てて、醜く争うこと

 こうして、泥仕合の真の意味を知ると、我々としては心外でもあります。
 確かに、先方の手口は、そのまま「泥仕合」と言えるかもしれません。
 一方で、我々のスタンス是々非々です。

 「是々非々」とは。
 立場に捉われず、良い事を良いとして賛成し、悪い事は悪いとして反対すること

 そう、規則は守られているか。
 法律は守られているか?
 論点はそこに尽きます。
 
 また、先方も、口では組織のガバナンス説きます。
 しかし、証拠の無い事象であれば、推定無罪を適用するのが当然です。

 「推定無罪」とは。
 何人(なんびと)も有罪と宣告されるまでは、無罪と推定されるという、近代法の基本原則。

 テコンドー協会しかり、
 ボクシング協会しかり、
 体操協会しかり・・・。

 ワイドショーで、爆笑問題の太田さんが、こうコメントしていました。
 「世の中に、こんな感じの会長は何人いらっしゃるんでしょうか?」
 そう、長年に渡って独裁が続いた組織は、自浄作用を失います。
 
 「自浄作用」とは。
 川・海・大気などが流れている間に、自然に汚濁が取り除かれ清らかになる働きのこと。

 我々は、権力にしがみつくのでも、利得を得ようとしているのでもありません。
 淀んだ水を入れ替え、正常化を目指す。
 そのために、同志の良心に訴えて参ります。

上司の仕事と成否の鍵

 上司の仕事は、多岐に渡っています。
 こと業績に関して云えば、足らざるを補うのが上司の務めです。
 
 100の目標に対して、部下の総和が100あれば、何もやる必要はありません。
 80しか無いとすれば、20を補う。
 50しか無いとすれば、50を補います。

 「部下がやってくれない」
 「部下は仕事ができない」
 
 そんな愚痴を言っている上司は、天に唾するようなものでしょう。
 戦略を間違っているのか、部下育成が上手くいっていないのか、何れにしても上司の責任だからです。

 ここ数年続いてきた収益物件バブルに、我が社も随分救われました。
 業績見込みが厳しいと思っていると、突然大きな仕事が舞い込み、逆転サヨナラホームラン。
 近年、恒例行事の様な趣きすらあります。
 
 また、そうした場面では、少なからず社長としての存在感を示すことはできます。
 しかし、決して胸を張れるものではありません。
 
 まずもって、一棟売りの売買が決まるのは、日頃から賃貸仲介・管理がしっかりと機能していることで、物件の収益性が高まり、オーナー様の信頼を得ているからです。
 即ち、ゴール前に絶妙なスルーパスを通してくれるからこそ、ごっつあんゴールを決められます。
 加えて大事なのは、売買に頼らない仕組み作りであって、イレギュラーや属人性に左右される取引を、安直に喜ぶべきではないからです。

 金融機関のアパートローンの融資への取り組み姿勢が厳しくなった今後、こうした一発逆転は更に難しくなるでしょう。
 管理戸数を増やす、反響を増やす、来店客を確実に決める。
 目の前の地道な活動を重視していくことが、成否の鍵です。

緊急かつ重要かつ・・・

 仕事を進める時は、知らず知らずの内に「時間管理のマトリクス」を意識しています。

 1. 緊急かつ重要な仕事
 2. 緊急ではないが重要な仕事
 3. 重要ではないが緊急な仕事
 4. 緊急でも重要でもない仕事

 4.は論外ですし、1.が最優先事項なのは当然です。
 いくら重要ではない、といっても、人間社会のしがらみの中では、3.もそうそう捨てる訳にはいきません。

 肝は、緊急ではないが重要な仕事。
 「7つの習慣」では、第二領域と言われる部分です。

 自己啓発、読書、資格取得・・・。
 そう、勤勉なきこりの様に、刃を研がなければ効率が上がらないのです。 

 この緊急度と重要度との相関図のみならず、優先順位を見極める上で、もう一つ大事な尺度があります。
 それはスピードです。

 例えば、明日までにやらないといけない極めて重要な仕事が一つあったとしましょう。
 一方で、重要度は低いものの、同じく明日までにやらなければならない仕事が三つあるとします。
 
 前者の仕事は、数時間かかる見込み。
 後者の仕事は、各々5分程度で終わる。

 こうしたケースであれば、先に後者を終わらせるべきです。
 重要だからといって重い仕事から取り掛かると、作業時間中、ずっと後者の仕事が頭に残り、気に成ります。

 簡単に済ませる仕事をさっさとこなし、すっきりした頭で難題に集中して取り組む。
 これもひとつの、選択と集中と言えるでしょう。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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