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自らの市場価値:後編

 その重要なファクターは、「需給バランス」です。

 需要が旺盛であれば高くなる。
 需要が少なければ低くなる。

 「今年の夏は長雨で不作となり、高原野菜が高騰した。」
 「対昨年比300%の豊漁で、イワシの価格が暴落した。」

 人材も同じです。
 東日本大震災の復興事業や、東京オリンピック前の建築ラッシュによって、職人の引き合いが多くなれば、先述した型枠職人の給料は高騰します。
 実際に45万円とか50万円といった提示もあるようです。

 遠く離れた四国も無縁ではありません。
 関東・東北への流出により、四国は職人不足に陥り、やはり高騰を余儀なくされます。
 それが市場です。

 さて、単なる評論ではなく、我が身にも振り替えてみます。
 不動産営業、不動産会社社長としての力量は、それなりに市場価値があるのかもしれません。
 
 では、多くの会社を統括しての経営管理とか、研修開催時の講師としての能力は如何なものでしょう。
 口幅ったい言い方をすれば、このグループの中においては、大なり小なり必要とされていると思っています。
 しかし、四国という地方都市で、こうした能力の人材の需要はどれだけあるかと言われると疑問です。

 手に職のある人であれば、会社が破綻しても、県外へ飛び出しても、食いっぱぐれることはありません。
 能力、実績、資格、経験・・・それらを棚卸しした上で、自らの市場価値を冷静に分析することも肝要です。   以上
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自らの市場価値:前編

 働く人の給料はどうやって決まるのかというと、地域、業種、会社によって様々です。

 例えば、型枠大工。
 18歳 月収18万円 高校新卒の未経験者。
 25歳 月収25万円 ひと通りの仕事をこなせる職人。
 30歳 月収30万円 現場を任せられる親方。

 奇しくも、年齢×一万円。
 同年代30歳のサラリーマンと比較すると、すこぶる高給な気がします。
 特殊技術を身に付け、一人前になれば、それなりの給料を得られるのが職人の特権でしょう。

 ところが、同じ仕事で40歳50歳と年季を積んでも、それ以上のベースアップは望めません。
 一定額までで頭打ちがあるのも、職人です。 

 一方で、一般のサラリーマンは、年功、資格、経験を積み上げていくことで、ゆるやかに昇給していきます。
 そして、課長、部長、役員・・・とキャリアアップによる昇給には、職人の様な天井がありません。 

 多くの人を巻き込み組織を動かしていく管理職と、身一つで成り立つ職人との違いはそこ。
 しかし、この通りに成らないのも給料の奥の深いところです。
 実は、年功、資格、経験、生産性といった項目以上に、重要なファクターがあります。       つづく

真剣さで負けるな

 今回、オーナー様勉強会を開催してみて、再認識させられたことがあります。
 
 平日の日中、お茶と飴しか出ない勉強会に、定員を超えるお申込みがあり、長机3人掛けの窮屈な空間であるにも関わらず、約4時間に渡り、熱心に耳を傾けて頂いた。
 
 パネルディスカッションの最中、周囲に響く声で私語をされていたオーナー様に対し、別のオーナー様が「静かにしてくれ。喋るのなら外へ出れば良い。」と諫める場面もあった。

 質疑応答が相次ぎ、途中で打ち切らざるを得なかった。

 休憩時間の寸暇を惜しんで、順番待ちしてでも、講師に質問を投げかけるオーナー様がいらっしゃった。
 
 入居改善、経営改善のための知恵や、ヒントを授かろうと、どのオーナー様の眼差しも真剣です。
 文字通り、生活がかかっていることを思えば、それも当然でしょう。

 スタッフも決して、いい加減な気持ちでは無かったと思いますが、自分も含めて改めて律します。
 我々、仲介管理会社の社員は、その真剣さにおいて、オーナー様に負けては成りません。

忖度抜きの勉強会

 昨日のオーナー勉強会の挨拶文です。

 本日は、勉強会のお誘いをしましたところ、平日の日中にも関わらず、かくも沢山の皆様にお越し頂き、厚く御礼申し上げます。 
NYホームでは、例年12月に「感謝の集い」を実施しておりますが、宴の前ということもあり、勉強会の時間は限られています。
 ご出席頂いたオーナー様から、「宴席も良いが、もっと掘り下げた勉強会を開催して欲しい」とのご要望を受け、本会を開催するに至りました。
 また前回大変好評を博した、株式会社デザインライフ代表「杉村様」にも、本日アンコール講演頂きます。

 さて、弊社は2009年設立。6月17日十周年を迎えました。
 ここまでやって来られたのも、本日お越しの皆様方の御支援あってのことです。
 誠にありがとうございます。

 ここで改めてNYホームの社名の由来を、解説します。
 Nはニュートラル。
 Yはヨーマン=忠実・忠勤の従者を指します。
 従う者とはいいながら、決して奴隷的な意味ではありません。

 売買貸借それぞれ利益相反の御客様の間で、中立公正なスタンスを貫く。
 各々にとって最善であるならば、阿ることなくもの言う。
 そうした存在でありたいと思って歩んできた十年です。

 本日も、社交辞令や忖度抜きに、本音で語り合うことで、オーナー様と、入居者様と、業者とがwinwinwinとなる、実りある会にしたいと思っております。
 お構いこそできませんが、最後までお付き合い下さい。
 甚だ、簡単楚辞ではございますが、開会の挨拶に代えさせて頂きます。

大河の一滴

 本日は、「オーナー様勉強会」を松山市総合コミュニティセンターで実施します。
 毎年12月には、宴席を設けた「感謝の集い」を実施しておりますが、向学心の強いオーナー様の声に応える格好で、「純粋な勉強会」を企画した次第です。

 皆様のお蔭をもちまして、弊社も創業十年を迎えました。
 社長の不徳の致すところで、創業してから数年は社員も入れ替わり立ち替わり。
 ここ最近、やっと落ち着いてきた感があります。

 世の中は、ひと時も立ち止まってはくれません。
 諸行無常。
 昨日と変わりなく映る大河の流れも、一滴として同じものは無いのです。

 リーマンショックから僅か数年で、収益物件が飛ぶように売れる。
 住宅ローンが1%を切る。
 アルバイトの時給が1,000円を超す。
 大手サブリースメーカーや、大手住宅メーカーがコンプライアンスに揺れる。

 こうした時代の到来を、誰が予測したでしょう。
 今のビジネスの基礎を教えて頂いた、前職の会社も時代の徒花と成りました。

 常にアンテナを立て、次代を先読みし、変化に対応していかなければ、取り残されてしまいます。
 本日の勉強会は、オーナー様と社員とが、学び高め合い、次の十年に臨むきっかけとしたいと思います。

十年の営みとこれから

 会社の経営者にとって最大の御褒美は何かというと、社員を褒められることかもしれません。
 先日、ある方から、幹部社員の考え方について、お褒めを頂きました。

 自分のことを褒められたとして、嫌な気はしませんが、さりとて涙腺が緩む程の感動も無いでしょう。
 社員を褒められると、我が子を褒められたのと同じ感動があります。
 それが、普段あまり社交辞令を口にしない方からの言葉であれば猶更です。

 世の中に立派な会社や、偉大な会社は、星の数程も在ります。
 我々の会社がまだまだ未熟であることは認識していますし、驕り高ぶるつもりはありません。
 
 しかし、社長の品格や能力や人徳からすると、勿体ない程の素晴らしい社員に恵まれていることだけは確実です。
 そういえば、6月17日でNYホームは十周年。
 ここまで来るのに十年を要しました。

 理想とする会社まで、営みはまだ緒に就いたばかりです。 

経営は農耕:下

 時間軸における、経営計画手順は逆算式です。

・ 会社の理念や方針を確認する。
・ 十年後のあるべき姿をイメージする。
・ 五ヶ年計画によって、具体的な事業展開を検討する。
・ 来期予算を組み立てる。
・ 重点目標に落とす。
・ そのための行動計画を三つ決める。
・ 予実対比および行動計画の達成状況を毎月ウォッチする・・・。 

 中長期的な社業の成長発展のために、必要不可欠と思われるのであれば、しかるべき投資も予算に組み入れるべきです。
 さりとて、その投資によって、来期予算が赤字になるのはNGでしょう。 

 経営は農耕と同じ。 
 今日のメシを食べるために、収穫ばかりしていると、明日のメシが食べられません。
 明日のメシに気を取られて、種蒔きばかりしていると、明日が来る前に餓死してしまいます。

 経営計画は、相反する事象を両立させ、会社を永続させるためにあります。     完

経営は農耕:中

3. 寄せ集めの手抜き
 社員を巻き込みましょうというと、必ずこうした手法を使う経営者が出てきます。
 各部門に予算を作らせて、それを寄せ集めただけの手抜き予算書です。
 経営者の仕事は、その予算の妥当性や実現性や戦略性を見極めることにあります。
 そこに時間とエネルギーを費やせば費やす程、部下との信頼関係が深まり、納得性も高まります。
 何事も手抜きは良い結果をもたらしませんが、特に予算の手抜きは致命的です。
 
4. 経費逆算の配分方式
 最も愚かな予算策定手法です。
 来期の販管費を損益分岐点とし、今期の売上利益比率に基づいて、各部門の必要売上を落とす。
 これなら、経営者が介在しなくても、経理担当者が機械的に割り振れます。
 もはや、トップダウンでもありません。

 以上、経営計画策定手法における四つの過ち。
 昨年までの反省がそこにあったとすれば、今期は是非改善頂きたいと思っています。
 また、百年先、十年先を見据えた長期成長戦略と、目先の予算は、相反する場合があります。    つづく

経営は農耕:上

 我がグループでは目下、各社で経営計画書の策定作業にかかっています。
 中でも、予算は重要です。 
 昨年までの予算は、各社各様でした。

1. 裏付け無しの大風呂敷
 前期実績や今期見込みのトレンドから、大きくジャンプアップする売上・利益。
 確かに、これができれば言うこと無しです。
 しかし、「どうやってやるのか」という問いには明確に答えられない。
 情熱・熱意・執念・根性・やる気・・・。
 精神論だけで勝てるほど、ビジネスは甘くありません。

2. 過少申告の三味線弾き
 良く言えば、手堅い、堅実な目標値。
 しかし、「予算を控えめにしておいて、達成を容易にしたい。」とか、「予算を大きく上振れさせて、高い評価を得たい。」等という邪な計算から来るものであれば、本末転倒です。

 手を伸ばせば楽々届く目標では、社員の潜在能力を活かし切れませんし、成長にも蓋をしてしまいます。
 一方、飛び上がっても届かない目標値では、やる気も失せます。
 つま先立ちで、背伸びして、届くか届かないかの限界点にゴールを設定することが肝要です。   つづく

スマホがあれば文殊の知恵

 業界団体の研修に参加しました。
 
 午前中は弁護士の講義。
 午後は、ケーススタディに基づくグループディスカッションと発表。
 そして、再び弁護士の先生の解説という流れです。
 
 我々のグループの検討テーマは、以下の通り。
 地主と個人事業主である借主は、事業用借地契約を公正証書で締結していた。
 後日、借主が自らを代表者として法人を立ち上げた。

 ① これは借地権の譲渡(転貸)に当たらないか?
 ② 公正証書の書き換えは必要か?

 グループディスカッションでは、「譲渡に当たるので公正証書の書き換えが必要」という主張が支配的でした。
 自分は異論を唱えます。

 「確かに、個人と法人は別人格であり、形式的には譲渡と成る。
 しかし、借主が代表者として業を営むのであれば、個人と法人の同一性が認められる。
 従って、譲渡には当たらない。」

 仮に貸主が、契約違反を盾に裁判に打って出ても、解約は認められないだろうということです。

 「但し法人の場合、将来的には、社長交代やM&A等に伴い、実質的な経営権が第三者に移転する可能性がある。
 その場合、個人と法人との同一性が失われる。」

 つまり、その時点で譲渡と成ります。
 我々が事前に相談を受けたならば、次のアドバイスを行うのがベターです。
 「後々のトラブルを防止するために、覚書を交わしておくべき。」
 
 種を明かせば、こうした判断が、独自に成された訳ではありません。
 事前に猛烈な勢いで、Q&Aや判例をネット検索した予習の賜物でした。
 三人寄れば文殊の知恵という諺がありますが、悲しいかな三人の専門家よりも、一台のスマホの方が正答を導けます。
 
 随分便利な世の中に成りました。
 一方で、専門家ではない一般の方も、こうした情報を引き出すことができます。
 下手を打つと、にわか専門家にやり込められるリスクもあるでしょう。
 
 プロとして、脇を締めてかかる必要性は、ここにもあります。

ゴーイングコンサーン

 社長の仕事は多岐に渡りますが、特に後継者育成は重要です。
 自分自身は勿論のこと、総ての事業展開に及びます。

 業務独占資格もその一つです。
 「ある業務に対して、ある資格を有する者のみが行うことができる旨の法令の定めがある場合における、その資格をいう。」

 例えば、宅建業における「宅地建物取引士」は、契約成立前の重要事項説明について独占資格と成ります。
 また、宅建業の事務所には、従業者5名に一名、専任の宅建士を置く義務があります。

 仮に、宅建士が一人しか居なかった場合。
 その宅建士が辞めた途端に、事務所の要件を満たせなくなってしまいます。
 契約しようにも、重要事項説明すらできなくなります。

 つまり、たった一人の進退によって、会社の事業が成り立たなくなり、撤退や廃業を余儀なくされる、一級リスクなのです。
 経営陣には、その対策措置が求められます。

 我が社は現在、四つの宅建事務所を設けていますが、営業社員の9割以上が宅建士です。
 誰かが辞めたり、病に臥せったとしても、誰かが代替できます。
 また、最悪でも社長自らが、そこを補完することもできます。

 ゴーイングコンサーン。

 社員の進退に際し、会社を質に取られない体制作りこそが、継続企業の前提です。

お客様ファースト

 賃貸管理仲介業は、独特な商習慣があります。
 敷金、礼金、仲介手数料、更新料・・・。

 家賃5万円の物件を借りる際、初期費用が20万円超となることはざらです。
 かつては、入居希望者に比較して、優良物件が少なかったため、大家さんが強気になり、敷金だけで4ヶ月という物件もありました。
 総額40万円超となると、購入時の頭金並みです。

 最近では、完全に借り手市場となっており、敷金・礼金ゼロ円物件も珍しくありません。
 空室が多いと、大家さんの経営が揺らぎます。
 何とか空室を埋めたい一心から、初期費用を落とし、家賃を落とします。

 仲介会社の広告掲載を援助する広告料も、今や一般的です。
 更に動きはエスカレートして、仲介会社の営業担当者に直接吹き込む場合もあります。
 
 「うちの物件を決めてくれたら、一ヶ月分あなた個人に差し上げます。
 会社には内緒にしてたら良いんよ。
 会社にも、お客様にも迷惑かけてないし、うちもあなたもwin-winなんだから。」

 天使の仮面を被った悪魔の囁(ささや)きです。
 我が社では、こうした金品の授受が発覚すると、懲戒となります。

 何故でしょう。
 金品を受け取って、特定のお客様に便宜を図る行為は、単純に贈収賄です。

 また、我々は、ニーズをヒアリングした上で、何千とある空室の中から、お客様にとってベストマッチなお部屋を紹介しなければなりません。
 そこに、自分都合が介入すると、お客様最適では無くなります。
 
 お客様ファースト。
 目の前のお客様にとって最適とは何か、改めて考えて頂きたいと思います。

自信が確信に成る

 グループ管理会社のミッション&バリューをご紹介します。

 『 経営理念 』
 百年先まで永続するグループであるために、各企業と共に挑戦し続ける、プロフェッショナル集団を目指します

 『 経営方針 』
 一、 各企業と資本家との間に立ち、中立公正な立場で、全体最適となる提案をします

 一、 専門職としての責任と倫理観に則り、コンプライアンスを徹底します

 一、 やり甲斐のある職場環境を創造し、社員一人ひとりが、誇れる企業を目指します

 一、 各企業を永続させるために、妥協を許すことなく、利益の最大化を追求します

 一、 企業スポーツおよび地域活動を通じて社会貢献に寄与します

 一、 現状に安住することなく、チャレンジスピリットを以て、健全な未来投資を心掛けます

 グループを、百年先まで永続させることが目的。
 資本家と各企業との間を取り持つ中立公正さをベースとして方針に謳う、コンプライアンス、仕事のやり甲斐、利益の最大化、社会貢献、現状改革のチャレンジスピリット。

 一年前、スタッフ全員で話し合って決定したものですが、方向性について不安が無かった訳ではありません。
 しかし、先日の日経新聞に掲載されていた、日本電産の記事を読んで、不安が払拭され、自信につながりました。
 そして今、毎日の朝礼で唱和する度、その自信は確信に変わりつつあります。

人の上に立つ資格

 会社の中で改革を進めようとすると、必ず抵抗勢力が現れます。
 特に、教育研修については顕著です。

 管理職の方にとってみれば、これまでの指導方針や自身の日頃の言動が、研修内容と乖離をしていた時に、示しがつかなくなるとの思いがあるかもしれません。
 「藪を突いてくれるな!」
 残念ながら、藪を突いて齟齬を浮き彫りにすることは、研修の狙いの一つです。

 教育研修を施すことによって社員は、社会人としてのあるべき姿や、上司の役割や、トップの責任といったことを学びます。
 若くて素直な社員は、余計な手垢もついていませんし、変なプライドもありません。 
 真っ白な乾いたスポンジの如く、純粋な心で素直に吸収し、平たく言うと賢くなります。

 すると、今まで気付かなかった上司や社長の言動が目につく様になり、「ちょっとおかしいんじゃないか」と成ります。
 「畏れながら」と前置きして、改善提案をする社員も出てくるでしょう。
 
 その進言を謙虚に聞き、前向きに受け止められるTOPなら、明るい未来が待っています。
 しかしそこで、「部下の分際で偉そうに言いやがって」と憤慨したらお先真っ暗。
 部下が優秀であればあるほど、TOPや会社に愛想を尽かし、絶望して会社を離れていきます。

 一方、例え今、辛く厳しい環境にあったとしても、会社のミッションが使命感に火を灯し、仕事にやり甲斐や生き甲斐が感じられ、目指すべき方向が明確で共感でき、TOPや上司が信頼・尊敬できる人であるならば、隣の芝生が綺麗に見えることもないし、いかなる雑音にも耳を貸すことは無いでしょう。

 自からの勉強不足や、経営計画の稚拙さを棚に上げ、不協和音の原因を教育研修に転嫁して、部下の成長を素直に喜べないとすれば、人の上に立つ資格がありません。

個人保証リスク:後編

 実は前職の会社も、年商300億円を超えた時期には、社長の個人保証が外れていました。
 金融機関も、大企業としての信用力を認めてくれていた訳です。
 
 よく言われるように金融機関は、雲一つない晴天の時には、何本でも傘を貸してくれます。
 しかし、ひと度雲行きが怪しくなってくると、非情・無情に傘を取り上げるのも金融機関です。
 
 高級車も、多額の接待交際費も、トップダウンの権力も、そうした個人保証の引き換えに有るのだとすれば、時折見せるTOPの独善性も多少は理解できるでしょう。
 いざと成った時に、逃げられないのが社長です。

 一方でサラリーマン社長はというと、個人保証を求められることはありません。
 血の小便が出るような、資金繰りの苦しみもありません。
 資本家の庇護の元、助けを乞うこともできます。

 新しく着任される、社長の皆様。
 その点を充分に理解して頂き、与えられたフィールドで思いっきり暴れて頂くことを期待しています。    完

個人保証リスク:前編

 一般的に社長は、周囲から羨まれるポジションです。
 確かに、会社の中で言えば高収入で、高級車に乗っている人もいらっしゃいます。
  
 但し、一度その地位に就けば判ります。
 社長稼業も、決して楽ではありません。

 責任が重い。
 退職金は無い。
 失業保険は無い。
 退いたらその日から、ただの人。
 ゼロからのスタートを余儀なくされます。
 
 ゼロどころか、マイナスからのスタートのリスクすら抱えています。
 それが個人保証です。
 
 一般的に会社が融資を受ける際には、金融機関から社長の個人保証を求められます。
 仮に会社が、民事再生法を申請したとしましょう。
 債権者集会で認められれば、会社の債権の殆どは免除されます。

 十年前、前職の会社は大口債権の95%がカットされ、残りの5%を十年分割で返済するスキームでした。
 1億円の債務があったとしても、9500万円がカット。
 残りの500万円は、毎年50万円ずつ、十年かけて返済すれば良いのです。
 重い荷物を下ろせば、会社も再建に向けて踏み出し易くなります。

 ところが、民事再生が認められたとしても、社長の数十億円という莫大な個人保証は消えません。
 従って、会社を復活させて、長い時間をかけて弁済する必要があります。
 それが叶わなければ、自己破産です。         つづく

会社は公器

 来期へ向けて、「経営計画書策定研修」を開催しました。
 研修とは言っても、策定のための説明会といった感じです。

 受講者の反応を伺いながら、一人で喋り続けるスタイルは如何なものかと、自省自戒の80分。
 研修としての課題は残りました。

 さて、いつもお話しすることですが、経営計画書は経営の設計図です。
 まず以って、家を建てる時に、設計図無しに着工する人はいません。

 一般人にとって、家を建てるのは、一生一度のイベントです。
 今日明日の、雨風を凌ぐためのバラックを建てるのとは違うでしょう。
 自分の代は勿論、子供の代、孫の代も住み続けられる様な、堅牢な建物が求められます。

 経営も同様です。
 今日のメシを食うことは当然として、明日も、十年後も、百年後も・・・、自分自身の命が途絶えた後も、永続できる盤石な地盤を築き、バトンを繋いでいくのが経営者の使命です。

 「自分がいないと会社がガタガタになってしまう。」
 そんな思い上がった経営者の方へ。
 会社は公器。
 貴方の私物ではありません。

脱カリスマ宣言

 日本電産の永守重信会長は、自宅横の小さな町工場から始まった会社を、一代で世界の日本電産へと飛躍させたカリスマ経営者です。
 勿論、規模もフィールドも違いますが、M&Aによってグループを拡大してきたプロセスや、強烈なトップダウンによる企業統治という意味において、我がグループも類似しています。

 6月12日付の日経新聞に、「ポスト永守へ試練」なる記事が掲載されていました。
 敏腕創業者は、その偉大さが故に後継者問題がリスクと言われます。
 
 『「100年後も成長するソリューションの会社」
 永守社長は、いずれ「永守不在」となる日本電産が目指す会社のカタチをそう語る。
 100年後を支えるのは、時代に合わせ臨機応変に稼ぐ力と、優秀な人材のバトンだ。

 2018年6月に永守氏の後継者に就任した吉本浩之氏は、
 「いつまでも創業者に甘えている訳にはいかない。 集団指導でもスピードを堅持する。」と話す。
 毎週、吉本社長ら幹部5人による「COO会議」を開き、決定事項を永守会長に仰ぐ方式を取り入れた。
 ただ、トップダウンで迅速に意思決定する強みを引き継ぐのは容易ではない。
 
 永守社長曰く「経営をなめるな。会社は自分達で守るしかない。」
 100年後の存続をかけ、舵を切る日本電産。
 集団指導とスピードの両立という、多くの企業が抱える課題の実験場でもある。』

 ボトムアップによる組織的な合意形成を目指す我がグループも、意思決定のスピード堅持という難題に直面し、まさしくジレンマの渦中にあります。

 週会議の場で、決定事項の最終判断を会長に仰ぐスタイルも同じ。
 経営理念に掲げた、「百年先まで永続するグループであるために・・・」という狙いも共通です。

 自信から確信へ。
 この取り組みを続けていきながら、徐々に判断力の精度を高め、脱カリスマへと昇華させて参ります。  

各々の本分

 グループ管理会社の経営方針の一番目には、次の文言があります。

 「各企業と資本家との間に立ち、中立公正な立場で、全体最適となる提案をします」

 資本家は、最終判断を下します。
 一方各企業は、与えられた資源の中で、最大のパフォーマンスを目指します。
 
 二者の関係は役割であって、殊更に上下を意識することはありません。
 また、プロフィットセンターである各企業に、一定の権限が委譲されませんと、責任が曖昧になります。

 しかし、ヒト・モノ・カネ・情報の経営四資源は、資本家に集中します。
 勢い、トップダウンによって、物事が進んでしまいがちです。

 そのトップダウンの流れを一旦堰き止め、情報の交通整理を行い、ボトムアップの合意形成を図り、現場の腹を固めるのは、我々の役割と言えるでしょう。
 資本家には資本家の、社長には社長の、経営管理には経営管理の、各々本分があります。

池の水ぜんぶ抜く大作戦

 TV東京系は、コアで面白い番組が沢山あります。
 中でも、「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」は秀逸です。

 ウィキペディアによると・・・
① 排水装置で水を下水道や池に接続されている農業用水に流し、魚や水の生物を動けなくする。
② そこの一帯から本来その土地に住んでいない外来種の動物や生物を食い荒らす特定外来生物を捕獲、駆除する。
③ 数日〜数ヶ月、池を干上がらせてヘドロから窒素を排出、綺麗な水を入れ完了。

 ペットとして飼ったものの、やがて手に負えなくなった飼い主により、池に放流され野生化した外来種生物が、周りの生態系・自然・生活を破壊していくという、人間の無責任さを浮き彫りにする企画です。

 この番組は、メイン司会を務めるロンドンブーツ1号2号の田村淳さんや、ココリコの田中直樹さんが、ゲストと共に沼と化した池の中に入り、泥だらけになって魚を捕まえていきます。
 
 注目したいのは、第十回目にゲストとして招かれた大家志津香さんです。
 大家さんと言えば、アイドルグループ「AKB48」の第四期メンバー。

 正規メンバーとなるまでの研究生期間が1,158日にも及び、下積みの長い苦労人です。
 キャッチフレーズは、猪木のパクリ。
 「元気があればなんでもできる。いくぞ! いち、に、さん、しいちゃん! できませんは言いません。」

 その名の通り番組では、NG無しの本領発揮。
 全身泥だらけになって魚を捕まえようとする、アイドルらしからぬ姿勢が評価されいきなりレギュラーに。

 また、AKBでも「池の水選抜」が結成され、番組テーマソング『池の水を抜きたい』で、初のセンターを務めました。
 昨年の総選挙で100位に沈んだ大家さんが、沼の底から這い上がり、12年目にして掴んだ下克上センター。

 手を汚さず顔を汚さず、「僕たちは戦わない」という姿勢でいたら、「チャンスの順番」は巡ってこなかった筈です。
 常に「ハイテンション」で、「前しか向かねえ」大家さんの姿勢が、敦さんの感性に「BIMGO!」したからこそ、レギュラーの座を「フライングゲット」できたのでしょう。

 ちょっとO野店長みたいになってしまいました(笑)
 そうそう、この番組に出てくる「加藤英明」先生は、O野店長の弟さんにクリソツです。

 ふざけた内容に思えたかもしれませんが、判る人は判る筈。
 自ら沼に手を突っ込まない限り、絶対に魚は捕まえられません。

已むに已まれぬ大和魂

 改めて、今の自分の主要な役割を列記します。
 
 不動産会社の社長。
 グループの経営企画室長。
 大洲宅建協会の支部長。
 愛媛宅建流通機構の委員長・・・。

 細かい役まで挙げていけば、もっともっと沢山あります。
 決算前の今は、今期経営計画の詰めと、来期経営計画へ向けての組織調整で、個人的には大繁忙期です。

 口幅ったい言い方ですが今は、自分にしか判らない、自分にしかできない業務が多くあります。
 日中、「松岡さん」と呼び止められることが頻繁にあり、その度に集中が途切れる。
 利己的で優しくない自分は、ついつい苛立った態度で接してしまう。
 その度毎に、省みと戒めを繰り返しています。

 朝6:00に出社し夕方17:30の定時まで、昼食も摂らずノンストップで駆け抜けるのが自分流の仕事の進め方。
 仕事の手は決して遅い方では無いと自負していますが最近は、こなしてもこなしても終わりません。
 そのため昨日は、遅れを取り戻す休日出社。
 
 そんな状態であるにも関わらず来期から、自ら手を挙げて、もう一つ草鞋を履くことにしました。
 ある方の言葉を借りれば、「火中の栗を拾う」決断です。
 理由はと問われても、合理的な上手い言葉は見つかりません。

 強いて挙げるとすれば吉田松陰の心意気。
 そう、「かくすればかくなるものと知りながら已むに已まれぬ大和魂」です。

自分にしかできない

 仕事には、自分にしかできない仕事と、誰かに任せられる仕事があります。
 自分にしかできない仕事は、組織における自らの存在感を示し、自己重要感を満たしてくれます。
 
 しかし、そこで安住する限り、組織は成長しません。
 また、病気や怪我で離脱する時に、それは確実にリスクと成ります。 

 周囲から、「貴方が居ないと組織は成り立たない」と言われることに満足する。
 時には、自分よりも優秀な、才能ある部下の台頭を恐れ、可能性の芽を摘む。
 そしてそれは、会社と自身の成長をも阻んでしまう。
 
 いつの間にか時間だけが経過し、自からの年齢がリスクとなる。
 会社のトップの後継者問題は、より深刻です。

 改めて棚卸しをしてみれば、自分にしかできない仕事は、そう多くありません。
 引き継ぎを前提に、情報と機会を与え、責任と権限をエンパワーメントすれば、人は育ちます。
 
 人材育成の最良の方法は「任せる」ことである。

 自分にしかできない仕事の上に安住し、胡坐をかいている貴方。
 与えられてか、求められてか。
 いやいや、ひょっとしてそれは、自らが心地良いからではありませんか。

会話のキャッチボール

 一般的に、会話は楽しいものです。
 但し、楽しい会話とするためには、大事な法則があります。

 『会話のキャッチボール』

 まずは、相手のグローブ目掛けて、取り易い球を投げる。
 それを受けた相手は、同じくストライクの球を投げ返す。

 こうした息の合ったやり取りが、楽しいキャッチボールです。
 独りよがりな態度は、キャッチボールも会話も台無しにします。
 
 受けた球を下に置き、全く関係の無い球を取り、相手の取れない高さに投げ返す。
 相手は、何とか受けようと、その球に飛びつく。
 態勢が崩れた所へ、立て続けに次の球を投げ込む。
 相手の番なのに、おかまいなしに球を放り込んでくる。
 
 こうした会話は、楽しくありませんし、とても疲れます。
 心掛けたいのは、話し合いから、聞き合いへ。

 話したいことを一方的に捲し立てるのではなく、相手の言い分にしっかりと耳を傾ける。
 それこそが、相手を尊重する意思表示であることは間違いありません。 

沈黙は金、雄弁は銀

 改めて申し上げるまでもなく、私は多弁です。
 多弁とは、口数が多いこと・・・いわゆる「おしゃべり」です。

 不要なことまで言及して、軋轢を招くこともあります。
 会議等で、持論を滔々と捲くし立てる傾向も否めません。

 トップダウンで采配を振るう際には、それも許されるでしょう。
 しかし、ボトムアップで意見や提案を引き出そうと思う時には、己の存在が邪魔に成ります。

 黙っていようと心に決めて臨みますが、参加していると、抑えきれずに口を開く。
 ナビゲートするつもりで「例えば」と例示するけれど、事実上着地場所に誘導してしまう。
 これでは社員も、意見を出すことはできません。

 そのため、ある時期から自社の朝礼には、参加しないようにしました。
 今や、会議にも滅多に出ませんし、出る際には最初だけと決めて、途中で中座します。

 勿論、重要な意思決定や説明責任は、TOPの仕事です。
 そこでTOPは、組織を引き締め、ベクトルを一つにする役割を担います。
 
 即ち、TOPに求められるのは「多弁」ではなく、「雄弁」です。
 雄弁とは・・・
 人を感銘させるような堂々たる弁舌。弁舌が力強くて優れていること。

 その上で、次の至言も胸に刻みたいものです。
 「沈黙は金、雄弁は銀」

 時として、「雄弁」よりも「沈黙」が求められる場面もあります。

数万倍の時間の節約

 来週から、来期経営計画の個別折衝へ突入します。
 そう、始まるという感じでは無く、怒涛の個別折衝ラッシュに突入です。
 
 グループ十社が足並みを揃え、経営計画書を作成し始めたのは昨年から。
 書式や体裁を整えるのに精一杯で、肝心の中身の精査が不十分であった点が反省課題です。

 社員を巻き込みきれなかったことで、「できもしない数字を押し付けられた」との嘆き節を聞くこともありました。
 また、某社長と某部長に「これは腹の座った計画書ですか」と尋ねると、「やってもみないのに、やれるかどうかは判らないじゃないですか!」と逆ギレされたこともあります。

 今年は4~5月に、一泊二日の研修を延べ80名に実施し、ボトムアップの下地を整えてきたつもりです。
 それを踏まえて、いよいよ策定に入ります。

 「我が社の未来を決めてしまう、経営計画の作成時間を節約するというほど、誤った時間の活用法は無い。
 経営計画に時間をかけることこそ、時間の最も有効な使用法である。
 というのは、計画に費やした時間の数千倍、数万倍の時間が、それ以降に節約できるからである。」

 社員全員の腑に落ち、後戻りしない納得目標。
 そこまで昇華できれば、一年後のパフォーマンスは約束されたも同然です。

負の煽動から正の扇動へ

 学校のクラスや職場内、他人の悪口に花が咲くシーンは、古今東西引きも切りません。
 特に上司は、その対象に成り易いものです。

 普段は決して仲が良い訳でもないのに、上司への憤懣やるかたない思いで同調するケースも散見されます。
 まさに、敵の敵は味方です。

 やがて、その声は大きくなり、上司の任命責任という部分も含めて、会社批判へとエスカレートします。
 これでは、自らの支持率が下がると、反日教育によって仮想敵を仕立て上げ、鉾先を逸らそうとする、どこかの国の政権の取り組みと同じでしょう。
 
 両者は、仮想敵の存在有る限り、良好な関係性を保てます。
 しかし、大義の元に集う運命共同体では無いので、いざとなれば脆いものです。

 そもそも、働くことの真の意味が理解されていないから、余計なことばかりに目が行ってしまいます。
 本来社員は、理念という目的、方針という規範を理解し、予算という目標に向かい、ベクトルを合わせて突き進むものです。
 その正しい在り方を説き、「正の扇動」を行うのがリーダーの役割でしょう。

 「経営計画書」の作り込みを通じ、 「負の煽動」に惑わされないだけの、強い「正の扇動」を期待しています。

ミッションの大義名分

 先週の土曜日、宅建協会大洲支部の事務局としてお世話になっている永井社長からお招きを受け、大洲自動車教習所の新たな事業「愛媛ドローンスクール」開校式典に出席しました。

 今日、少子高齢化・人口減少の進行を受け、世の中の殆どの市場は縮小しています。
 我々不動産業も、教習所も、例外ではありません。

 更に追い打ちをかけるように昨年7月、大洲市一帯を未曽有の豪雨災害が襲います。
 永井社長の事業所や所有物件も、甚大な災禍に見舞われました。

 そうした厳しい状況下で、復興への作業を進めながら、新たな事業投資へ向けて歩を進めるのは容易ではないでしょう。
 その原動力となったのは、使命感です。

 昨年の災害時の、堤防決壊状況。
 被災後の、被害実態調査。
 
 こうした用途に、ドローンが活用できれば、もう少し的確な避難誘導ができたのではないか。
 或いは、復興がスムーズに進められたのではないか。
 他人事ではなく、当事者としてのそうした思いが、永井社長を突き動かしたのだと思います。
 
 現状に安住することなく、チャレンジスピリットを以て未来投資する。
 その前提にはやはり、大義名分に裏打ちされたミッションが不可欠です。

部下の私兵化

 自分の信条の一つは、「部下を私兵化しない」ということです。
 これには二つの要素があります。

1.部下の可能性の芽を摘まない
 優秀な部下は、他部署からの引き合いも出てきます。
 貴重な戦力であればあるほど、「手元から離したくない」のが本音。
 でも、その話が部下にとってチャンスであるならば、大きな心で送り出す。
 だからといって、「彼が居なくなったから自部署の業績が落ちた」とは、口が裂けても言えないのは当然です。
 また、自分よりも優秀な人間が部下についた際には、いつでも踏み台になり、押し上げるだけの覚悟も持つべきでしょう。

2.派閥を形成しない
 派閥というと、政局的なイメージがあります。
 ここでいう派閥は、自らの意に沿う部下を集めて群れることを指します。
 上司も人ですから、意に沿う部下は可愛いものです。
 反発する部下にカチンとくることもあります。
 しかし、その感情でコミュニケーションが偏るとすれば、それは贔屓です。
 
 特定の部下とだけ食事に行く。
 特定の部下は面談しない、または短時間。

 こうした贔屓について部下は、上司が思う以上に敏感です。
 部下への公平なコミュニケーションは、リーダーとして最も配慮すべき事柄です。

その実態は象

 ちょっとしたトラブルの一報を受け、某社へ駆けつけました。
 事前に話を聞いていた某社員からの情報によると、明らかに管理職側に非があります。

 まずはその管理職の方と面談。
 すると、問題は某社員の側にあるようです。

 次に、別の社員二人と面談。
 そこで初めて、全体像が見えてきました。

 尻尾を触ればロープの様。
 脚を触ればゴツゴツした壁の様。
 しかしてその実態は象、という話です。
 
 人は皆、自己弁護の本能に従い、自分にとって都合の良い見方や話しをします。
 よって調停や裁判の場で、食い違いが見られるのは仕方ありません。
 正しい情報を得ようと思えば、双方の話に耳を傾ける必要があるでしょう。

 公正な立場で、
 先入観を捨て、
 ざっくばらんに、 
 真摯な態度で、
 尋問口調にならない様に、
 胸襟を開いて・・・。

 調整役を果たす我々の務めは、トラブル後の組織運営がより良く改善されること。
 そのためにも、自らの身の置き所として、どちらかの立場に偏らない中立性・客観性が必須です。

ハトらぶ発進

 一般社団法人愛媛宅建流通機構(略称ERDS)の定期総会が終了しました。
 
 昨年の総会では、伸び悩んでいた機構独自サイト「坊っちゃん」のバージョンアップをお約束。
 その取り組みの成果として立ち上げたのが、「ハトらぶ愛媛」です。
 BtoBからBtoCへと機能を拡張し、直接反響の取れる仕組みと成りました。

 「ハトらぶ」はのスタートは、4月1日。
 それでも、多くの情報が発信されています。

 5月30日現在
 【 売買 】
 土地 1,974件
 マンション 147件
 戸建 884件

 【 賃貸 】
 アパート・マンション 1,059
 店舗 346件
 駐車場 131件
 
 「坊っちゃん」だけで運用していた際の登録件数は、約1,000件程度でしたが、僅か二ヶ月弱で4,690件と、4倍超の情報サイトとなりました。
 今後、更に入会者が拡大し、物件登録が促進されれば、愛媛の不動産探しに不可欠の情報源となると確信しております。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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