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ネーミングの重要性

 TV番組「激レアさんを連れてきた」に、「お値段以上」で御馴染み、「ニトリホールディングス」の似鳥会長が出演されていました。
 
 キャッチ-な自主製作CMが話題になったり、融資申込の際ハッタリを効かせたり。
 日本初のエアドーム店舗が開店当日、雪の重みでつぶれてしまうと、その逆境を逆手にとって、「傷物・ハンパものセール」として大成功させたり・・・。
 奇想天外な発想力で今日を築いてきたことは、日経新聞の「私の履歴書」でも書かれていました。
 
 さて、最も共感したのが、店舗のネーミングです。
 1967年にオープンした1号店の名前は、
 「似鳥家具卸センター北支店」
 
 この店名には三つのキーワードが秘められています。
① 「卸」という一文字で、「卸売り価格」=「安さ」を連想させる
② 「センター」という言葉で、規模の大きさを訴える(実際の売り場面積は僅か30坪)
③ 「北支店」と謳うことで、大会社をイメージさせる(実際にはここ一店で本店は無い)

 以前、管理巡回の車に「151号」と表記したことがあります。
 車両は一台目。
 平成15年の1号車という意味なので、翌年二台目を下ろせば「161号」と成ります。

 そうした小手先の技法はともかく、そもそもFC加盟する狙いの一つは、信用の補完です。
 「松岡不動産」よりも、「エイブルネットワーク松山南店」の方が、明らかに規模的な優位性を訴えることができます。

 時に勘違いしたお客様から言われます。
 「大阪にも店舗があるんですね」
 「東京で看板を見ましたよ」

 直営なのかFCなのか、判別がついていないからでしょう。
 詐欺でも嘘でもなく、お客様が良い方向に取り違えられるのであればウェルカムです。
 そしていつの日か、そうしたイメージに実態が追い付くことを願っています。
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日本の住宅は使い捨て

 企業会計では、長期間にわたって使用される固定資産の取得(設備投資)に要した支出を、その資産が使用できる期間に渡って費用配分する「減価償却」という考え方が用いられます。 
 期間は、その用途と構造によって異なります。
 
 例えば住宅であれば・・・。
 ・ 木造 : 22年
 ・ 鉄骨 : 38年
 ・ 鉄筋コンクリート : 47年

 判り易く言えば、企業が新築の木造アパートを建築した場合、22年かけて価値はゼロに近付いていきます。
 その間、減価償却分は経費として認められるため、利益の出ている企業にとっては節税にも成ります。

 これを受けて、10月29日付日経新聞のコラム「経済教室」から。
 日本の住宅は、築20年で無価値となり、取り壊すしかない・・・古くから言い伝えられている不動産業界の常識です。
 国際的に見て、日本の建物がいかに「使い捨て」となっているかが、数値的に示されています。

 戸建て住宅(全構造)の平均経年減価率は・・・。
・ 日本 : 6.2%(木造法定耐用年数:22年)
・ 米国 : 1.8%(木造法定耐用年数:27年)

 この減価率で、建物価値の95%が喪失されるのに要する期間は・・・。
・ 日本 :  45年
・ 米国 : 165年

 この理由は、幾つかあります。
 ① 日本は木造中心だから
 ② 日本は高温多湿だから
 ② 日本は地震大国だから

 記事によると、米国も木造中心であるし、日本より高温多湿な州もあるため、それらは理由に当たらない。 
 また、大震災の度毎に十年スパンで見直されてきた、今の耐震基準に則って供給される日本の住宅の性能は、極めて高品質であるようです。

 結論として、日本の住宅が使い捨てと揶揄される所以は、古い耐震基準のまま現存する建物と、乱造される少数派の粗悪な住宅によって、建物全体の寿命が短命化して捉えられているということに成ります。
 今後は、物件毎の劣化状況を査定する、インスペクションの重要性が高まるであろうことは間違いありません。

学びの成果も余白

 研修の講義は午前中で終わり。
 
 12:00~13:00 昼休み
 13:00~14:00 レポート作成
 14:00~      講義再開

 「13:00からは、レポート作成に取り掛かって下さい。
 昼食後、すぐに書き始めても構いません。
 レポートを書き終えたら14:00までは自由時間とします。」
 この様に指示された場合の行動パターンは、人それぞれです。

 A 昼食後すぐに取り掛かり、レポートを書き終えてから休む人
 B 昼食後すぐに取り掛かり、時間ギリギリまで2~3枚ビッシリ書き込む人
 C 13:00から取り掛かり、1枚のレポートを書き終える人
 
 レポートは中身です。
 決して長ければ良いというものではありません。 
 筆の遅い方も、早い方もいらっしゃいます。
 各々の選択ですから、どのスタイルでも結構です。
 
 しかし、13:00から取り掛かって、たった数行で終わらせ、時間も余白も余してしまうのは如何なものでしょう。
 とても、一所懸命、真摯に向き合ったとは思えません。
 当然に、学びの成果も余白と成ります。

文句があるなら

 ジャックウェルチ著「WINNING 勝利の経営」から、「率直さ」についてです。

 【 「率直さに欠ける」といっても、悪意のある不正直さのことではない。
 あまりに多くの人が、本能的に、自分の思うことを率直に話さないことが多過ぎる。
 議論を刺激する目的で直截に話すとか、アイディアを述べるということをしようとしない。
 胸襟を開こうとしないのだ。
 そうする代わりにコメントや批評を差し控える。
 他人が嫌な気分にならないように、衝突を避けるために、口を噤む。
 そして悪いニュースは体裁を繕うためにオブラートに包んでしまう。
 自分の胸にしまい込み、情報を外に出さない。
 こういったことがすべて、率直さに欠けるということなのだ。
 それがいかに有害なことか。 】

 いや、外に出さないならば、その有害もまだましです。 
 しかし、居酒屋や喫煙所で、ネガティブ情報を撒き散らすとすれば、それは看過できません。
 
 「文句があるなら直接訴えろ!」。
 直接話せば、間違いは是正できますし、誤解は払拭されますし、行き過ぎは謝罪できます。
 今回、間接的に、直接的に、様々な声が聞こえてきたため、某社のワークアウトを実施しました。

 ところが、改まって御膳立てされると、なかなか積極的な声は上がらない。
 一部の意見も、その殆どが誤解、曲解の類い。
 タイムリーに直接ぶつけていれば、その場で瞬時に解決していただろうと思えることばかりでした。

 居酒屋や喫煙所で話す勢いそのまま、公の場で率直に話しましょう。
 公で話せないとすればそれは、単なる不平・不満・愚痴・悪口に過ぎません。

暗黒のセカンドキャリア

 我がグループは、企業スポーツに注力しています。
 過去には、なぎなた、バレーボール、アーチェリーと、多種目の選手を雇用していました。
 現在は、「愛媛ウエスト」という、男子ソフトボールのチームを擁しており、昨年の「えひめ国体」では優勝の栄冠に輝いています。

 企業スポーツの目的は、知名度、連帯感、社会貢献等、様々です。
 我がグループでは特に、「立派な人材の育成」を主眼に掲げています。

 スポーツは、挨拶、礼節を重んじます。
 結果を残すため、日々の鍛錬は欠かせません。
 我慢・辛抱・忍耐、そして集中力。
 イチロー選手や三浦知良選手が、誰からも認められる人格者である様に、スポーツを通じて人間性は磨かれます。        

 草創期、我が社の経理は、煩雑な処理に音を上げ、ベテランが何人も入れ替わりました。
 最後の砦として、バレーボール選手だった初心者が配属されます。
 未経験が故に何が難しいか判らなかったからか、溌剌と業務に当たり、誰よりもしっかりとした基盤を築くのです。
 
 我が社の某店長と営業マンは、ソフトボールの選手でした。
 週末は遠征、平日は通常の仕事をこなし夕方からソフトの練習。
 練習を終え家に帰り、風呂に入って夕食を済ませると22~23時。
 そこから宅建の勉強をして、見事合格を果たします。

 共に、限られた時間の中で成果を掴み取る、目標達成能力は実に素晴らしい。
 そしてその能力は、自身のセカンドキャリアに必ず役立つ筈です。
 
 【 仮に30歳まで「選手」を続けたとしても、サラリーマン選手の場合、定年まで30~35年もある。
 選手としてよりも「一般社員」として過ごす日々の方が圧倒的に長いのだ。
 どれだけ偉大なアスリートといえども、“そのとき”は必ずやってくる。
 しかし、あまりにもそのことを考えている人が少ない。
 幸せな人生を送るためにも、選手はセカンドキャリアを視野に入れながら、現役時代を過ごしてほしいと思う。 】
 酒井 政人(スポーツライター)

 仮に、「スポーツがメイン、仕事は片手間」というスタンスであったなら、仕事盛りである筈の30代が、暗黒の時代と成ってしまうでしょう。

何処に行こうとしているのか

 小さな船は今まで、瀬戸内海の穏やかな海を航行していた。
 今期は一念発起、遠い夢の港に向け、太平洋を越えて行こうと目標を定めた。
 
 キャプテンは行く手の時化具合を監視し、航路を見極め、舵を取る。
 クルーは懸命に櫓を漕ぐ。
 
 初めて漕ぎ出した大海は、経験したことが無いほど波は高く、うねりも強い。
 まるで木の葉の様に舟は舞う。

 今こそクルー全員が一致団結し、全力を出し切れば、必ず乗り越えられる筈だ。
 ところが、船内の休憩室からは、不協和音のヒソヒソ話が漏れ聞こえてくる。
 
 「あいつの働きが悪い!」
 「あいつの言葉遣いが乱暴だ!」
 「キャプテンの横暴さが問題だ!」
 「そもそも、無謀なチャレンジだったんじゃないのか?」
 「引き返すなら早い方が良い。」

 彼らが話すのは、親しい仲間内のみ。
 直接当事者に意見することはない。
 
 摩擦や軋轢を生むことを恐れるからだ。
 ましてや、キャプテンへの直訴などとんでもない。
 聞き入れて貰う筈が無いし、評価を下げられたり、冷遇されたりしたら堪らない。

 そうした不満分子の存在を、キャプテンも薄々気付いてはいる。
 しかし、彼らの言い分を聞いたり、説得することは甚(はなは)だ面倒臭いと匙を投げた。 

 果たしてこの船は、目標の港に辿り着けるのか?
 そして、一体何処に行こうとしているのか?

既に始まっている戦い

 不動産業者の統計についてです。

 宅建業登録をしている事業所は、全国で123,782業者。
 登録している従業者は、561,430人。

 一事業所当たりの従業者数は、平均4.5人。
 その4.5人の内、専任宅建士は1.7人です。

 不動産業は一人でも開業できることから、小規模な事業所が大半。
 5人未満の事業所は、実に全体の84.4%に及びます。

 ちなみに10人以上の事業所は、4.3%しかありません。
 ということは、弊社の様な中小零細会社も、不動産業界においては上位4%の大企業なのです。

 これらの指標から読み取れることがあります。
 たった1人でも、2人でも専任宅建士が必要であるということは即ち、5人以上の事業所に宅建士は1名居るか居ないか。
 宅建業法では、従業者4人に一人の専任宅建士を求めていますので、各社ギリギリの充足状況なのです。
 実際、宅建士が辞めて、事業所を撤退せざるを得ないケースすらあります。
 
 医者が医師免許を持たずして診察できない様に。
 タクシー運転手が二種免許を持たずして営業できない様に。
 本来であれば、ライセンスを持たずして業界に関わることはタブーです。
 
 残念ながら今年の試験で不合格となった方は、一年かけてリベンジ頂きたいと思います。
 もう既に、戦いは始まっています。

第五回勝利の経営塾

 今日から二日間、「勝利の経営塾」が開催されます。
 本研修も、5回目になります。

 一回20名ということは計100名。
 グループに務める正社員の、6~7割を網羅します。
 
 個人差は有るものの、研修参加するとそれなりに気付きをもたらすものです。
 謙虚になったり、やる気に火が付いたりします。
 
 しかし、あくまでも一過性のカンフル剤に過ぎません。
 長くて一週間、いやひょっとすると一晩寝れば、元の木阿弥となることもあります。
 だからこそ教育は、反復継続が求められるのです。
 
 社員教育は風呂に入る様なもの。
 身体を洗って一時的にすっきりしますが、日常に戻ればまた垢が付きます。
 昨日やったからもう良い、というものではないのです。 
 
 何よりも、教える側が誰より学ぶ。
 今日明日と、私自身が垢を落としたいと思います。

サイレントマジョリティー

 不動産業者にとって、年に一度のイベント「宅地建物取引士試験」が終わりました。
 
 平成7年に私が受験した際は、解答速報も簡単には手に入りません。
 翌日専門学校に持ち込み、後日採点して頂き、結果は32点。
 過去2年の合格ラインは33点でしたから、絶望視していました。
 
 ところが、合格発表日の愛媛新聞に自分の名前が。
 合格ラインは、過去二番目に低い28点だったようです。
 
 今は、個人情報の絡みか、実名での発表は無くなりました。
 その代わり、試験終了後2~3時間で、解答速報とボーダーラインが発表されます。

 今年のボーダーは37点±1点。
 比較的ベーシックな問題だったようで、史上最高点が予想されています。
 まあ、難しいとか易しいとか言っても、全員同じ問題を解いて、上位15%前後の方が合格するのですから、有利不利も運不運もありません。 

 前職時代から、約20年に渡り、試験結果に伴う悲喜交々を見てきて、改めて思うことがあります。
 それは、当たり前の感覚です。

 組織内の資格者がマイノリティー(少数派)だと、「仕事をしながらの資格取得は難しい」といったパラダイムが強くなり、見えない天井に妨げられます。
 実際、誰も合格しないものですから、無資格者に妙な安心感も生まれます。
 この世界は、群れていても始まりませんが・・・。

 資格者がマジョリティー(多数派)だと、「資格を取るのが当たり前」という認識が芽生え、無資格者も焦り出します。
 「勉強しろ」と騒ぎ立てずとも、真っ白なものは汚したくなるほど勉強する方向に駆り立て、結果に繋がります。

 速報ベースながら、今年は二名合格できそうです。
 これで、全営業マンに占める有資格者比率は92.3%。
 賃貸を中心に、複数店舗展開する会社としては、全国トップクラスだと自負しています。
 
 夢を見ることは時に孤独になるけれど、来年こそは宅建士率100%を目指します。

ハインリッヒの法則

 5年振りの運転免許更新を迎えました。

 免許取得してから38年。
 過去の違反記録は3回あります。
 シートベルトで一回、スピード違反が2回、内一回は免許停止で一日講習を受けました。
 
 ここ最近は、20年間ゴールドを維持しています。
 とはいえ、安全運転に徹しているという訳ではありません。
 運良く、という表現の方が当たっています。

 しかし、本当に運が良いのかどうかは、受け止め方次第です。
 ハーバート・ウィリアム・ハインリッヒの提唱した、ハインリッヒの法則をご紹介します。

 1件の大きな事故・災害の裏には、29件の軽微な事故・災害があり、更には300件のヒヤリ・ハット(事故には至らなかったもののヒヤリとした、ハッとした事例)がある。

 たまたま大きな事故にはつながらなかったとしても、小さな自損事故や、うっかりの違反や、ヒヤリハットは日常的に繰り返されています。
 物事は常に確率に収束するとしたならば、それらは大きな事故の前触れです。

 事故はしない、検挙もされない、という裏付けの無い慢心が事故を招きます。
 一生の後悔とならないために、原点に立ち返りたいと思います。 
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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