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反転のための手引書

 これまで何度も引用させて頂いている、日経新聞のコラム「サッカー人として」。
 9月28日付は、特に秀逸な神回です。

【 頂点を極める人には孤独がある。
 登り詰めているうちは寄ってきて、ちやほやしてきた人々が、下り坂になるや離れていく。
 人間不信。 寂しさ。 酒に走ってしまうスターもいるだろう。
 
 最終的に残るのは生身の自分自身であり、その自分を信じ切れるかになる。
 「あいつは終わった」 と周りがささやこうとも、自分だけは自分の味方でいられる。
 人生の階段から転げ落ちても、「自分は何を大切にしなければならないか」に思い当れる人は強い。
 
 孤独でなければ強くなれない、とも言えてね。
 プレッシャーや大勢からの期待を支えるのが自分しかいない、という孤独に耐える力がなければ、それだけ大きなものを背負いきれない。

 成功し続ける様に見える人も、実は浮き沈みしているものなんだ。
 必ず訪れる波の底で、どれだけ踏ん張れるか。
 反転のための手引書はない。

 でも僕らはそこから再び挑戦してみせる。
 人生は何回成功するかじゃない。
 何回這い上がれるかだ。 】
 
 51歳の現役Jリーガー。
 三浦知良選手の言葉は、心に刺さります。
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トイレを磨く人

 グループ会社各々の社員が書いたレポートや、各部署の議事録をチェックしています。
 
 直面する状況と真摯に向き合い、前向きに取り組もうとする内容もあれば、
 不平・不満・愚痴を繰り返すだけの内容もあります。
 
 会社や組織に、問題があると考えることや、それを率直に上申すること自体は悪くありません。
 状況が見えている証しですし、意識の高さの表れでもあります。
 できることならば、もう一歩踏み込んで、どうすれば良いかという代替案が欲しいところです。
 
 トイレが汚れていたとします。
 「見苦しい!」
 「汚したのは誰だ!」

 言うだけなら誰でもできます。
 できるならば、そのトイレを磨く人であって欲しいと思います。

 「自分が汚した訳ではない」
 「手が汚れる」
 「偽善者と思われたくない」

 様々な思いがあったとしても、一歩踏み出して掃除をすれば、爽やかな気持ちになり、後に使う人も気持ちよくなります。
 会議で同僚に声掛けし、掃除当番を決めて実施したならば、年齢や職位を問わず、紛れもなくその人がリーダーです。

命も要らず、名も要らず

 西郷どんの残した名言です。

 「命も要らず、名も要らず、官位も、金も要らぬという人は始末に困る。
  しかし、此の仕末に困る人でなければ、艱難を共にして国家の大業は成し得られない。」

 現代に置き換えれば、こうなります。
 
 出世も給料も望まず、今の立場を保身しようとも思わない。
 そういう人間は、金で釣ることも、職位で釣ることもできない。
 社長だから、上司だからといって、へつらうことも、おもねることもない。
 必要とあれば、上司に対して苦言を呈することも厭わない。
 従って、部下に持てば甚だ厄介だ。
 しかし、そういう人間でなければ、艱難を共にして社の大業は成し遂げられない。

 初めて会った際、坂本龍馬は西郷隆盛をこう評しました。

 「西郷という奴、わからぬ奴だ。
 少しく叩けば少しく響き、大きく叩けば大きく響く。
 もし馬鹿なら大馬鹿で、利口なら大利口だろう。」
 
 企業人として、そんな人物に近付きたいものです。

猫に小判、豚に真珠

 立場上、様々な方と面談します。
 その際、将来「伸びるな」と思う方もいらっしゃれば、絶望感に苛まれることもあります。
 人間の成長にとって、必要な要素は多々ありますが、素直さと謙虚さは欠かせません。

 指導を素直に聞き入れる。
 指摘を謙虚に受け止める。

 意思の強さは長所ですが、反面「頑固」という短所でもあります。
 「自分は間違っていない」と強く思い込むことで、自己責任で受け止める伸びシロが排除され、他責主義の頑固者に成り下がります。
 
 いわゆる、コップが上向きか否かです。
 たとえ器は小さくても、上向きでさえあれば、その器の容量だけは満たすことができます。
 やがて自らが成長すれば、器も大きくなり、受け入れる容量も増えます。

 しかし、コップを伏せた状態では、一滴の水も入りません。
 金言至言を百万言ついやしても、馬耳東風、猫に小判、豚に真珠です。

日本人の美徳

 9月25日付日経新聞の片隅に、小さな記事が掲載されています。
 先進7ヶ国の13~29歳を対象とした、「我が国と諸外国の若者の意識調査」からのものです。

 「自分自身に満足している」
 米国 86%
 英国 83%
 日本 46% 
 
 この数値は、ドイツ、フランス、スウェーデン、韓国と、何れも7割以上あります。
 
 「自分には長所がある」
 米国 93%
 英国 92%
 日本 69%

 この二つの指標から読み取れるのは、
 日本の若者は、先進諸国と比較して、「自己肯定感が低い」ということです。

 自分に満足しているか否かはともかくとして、長所の無い人間は居ません。
 長所が思い当たらない人は、短所を挙げてみれば、その裏返しに長所は潜んでいます。

 内向的 : 思慮深い
 情動的 : 感性が豊か
 優柔不断 : 慎重

 実は、自己肯定感の低さも同様に、謙虚、控えめといった、出しゃばり過ぎない日本人の美徳の一部でもあります。

見届ける責任

 如何なる組織にも、問題はあります。
 問題が無いことはありません。
 無いとすれば、問題意識が希薄が故に、気付かないだけです。

 昨日、某部署にて、問題解決プログラム「ワークアウト」を開催しました。
 個人的にファシリテーターを務めるのは、十数年振り。
 このグループでは初の試みです。

 「問題は会議室で起きてるんじゃない! 現場で起きてるんだ!」

 従って、解決策も与えられるのではなく、内部からの自浄作用に依るべきでしょう。
 そのために、ファシリテーターは、冷静かつ客観的でなければなりません。

 自からが諭すのではなく、自主性、自立性、自燃性を引き出す。
 であるにも関わらず自分は、多弁過ぎたのではないか、また、誘導し過ぎたのではないか、と反省しきりです。
 
 しかし、これで終わりではありません。
 寧ろ、大事なのはこれから。
 組織の改革を、責任を持って、見届けたいと思います。

ファシリテーター

 貴重な三連休の最終日に、某セクションの「ワークアウト」を実施します。
 「ワークアウト」は、GE(ゼネラルエレクトリック社)が行っている業務改善プログラムです。

 「ワークアウトとは」
 現場に大幅に権限移譲をして、働く人の能力と活力を引き出し、現場自ら組織的な業務改革を進める、現場主導型の問題解決プロジェクト
 
 「ワークアウト」の前半、その組織のボスは席を外します。
 言いたいことが言えない場合があるからです。
 ボスの代わりの進行役は、組織外のファシリテーターが務めます。
 GEでは、既成概念に捉われない様、客観的な立場の大学教授等を招くようです。

 「ファシリテーションとは」
 集団活動のスムーズな進行と成果を出しやすい環境の構築を目的とした支援活動、または会議運営の手法を指す。
 主に会議やプロジェクトの進行手法として活用され、合意に向けた論点整理や合意形成、参加者のモチベーション向上、アイディアの促進などの役割が求められる。

【 ボスを外して 】
1. ブレーンストーミング(集団思考) 個々の意見やアイディアを出していく。 原則否定しない。
2. プライオリティ(優先順位) 意見を分類した上で、効果(費用対・労力対)に基づき優先順位を決める。
3. プロポーザル(企画提案) 上司(会社)に対して、どういう形で提案するかを話し合う。

【 ボスを交えて 】
4. プレゼンテーション(宣伝アピール) 自分達の力でまとめた企画提案を、上司にぶつける。
5. タウンミーティング(対話集会) 上司は企画提案の採否を速やかに回答、もしくは回答期日を告げる。
6. フォローアップ(追跡調査) スケジュールを決め、実行に移し、追跡調査しながら、完了を見届ける。
 
 今回の「ワークアウト」実施の起案者である自分が、ファシリテーターを務めることに成りました。
 大役ですが、真摯に向き合いたいと思います。

行動こそが真実

 某会合に列席されていた来賓の皆様に、グループ内某社の商品をご紹介させて頂きました。
 営業の責任者も、その場に同席しており、閉会後には懇親会もセッティングされています。
 であれば、普通はこうするでしょう。
 
1. ビールと名刺を持って来賓のテーブルを回って御挨拶する
2. 後日、速やかに各々の会社を訪問し商談をする
3. 紹介者に対して、御礼と報告の連絡を入れる

 先日、来賓の会社の代表者から、自分に連絡が入りました。
 会合から10日が経過しています。

 「先日ご紹介された商品について、前向きに取り組みたいので、担当者に来て頂きたい。」

 この上なく有難いお言葉であり、この上なく恥ずかしい大失態です。
 担当者に連絡を入れ、直ちに販促ツールを持って訪問する様に指示しました。

 よくよく聞いてみれば、次の通り。
① 来賓6社に対しては、全くアプローチしていない
② 2時間に及ぶ懇親会の間、来賓席の御酌には一切行っていない
③ そもそも、名刺を持ってきていない

 経営計画の中で、ミッションとヴァリューを確認し、10年ビジョンを検討し、5ヶ年計画を立て、今期の損益と各課の重点目標を掲げて今期をスタートして一月半。
 総ては「画に描いた餅」の悪しき事例と言えるでしょう。

 言葉に真実はありません。
 行動こそが真実です。

理念による管理

 我が社の経営理念および経営方針は、創業時に私が考えたものです。
 9年が経過し、社員も定着し、ミッション&バリューの学習も進んだところで、社員に再考を促しました。

 「不動産業、お客様、社員、コンプライアンス等の考え方が網羅されているので違和感はない。」
 「特に追加とか削除とか変更する部分も無い。」
 「経営理念については内容、文章共に変更の必要性は感じられない。」
 
 といった、賛同、追認の意見がある一方で・・・。 

 「自分達本位過ぎるのではないか」
 「不動産業の地位向上を目指す・・・というのが大き過ぎないか」
 「利益の最大化を・・・の部分に抵抗がある」
 「文章が堅い、長い」

 といった問題提起に至るまで、様々な意見が出されました。

 各々、社長として思うところはありますが、それを口にすれば身も蓋もありません。
 きっともう二度と意見は出なくなるでしょう。

 寧ろ、社長の作った理念に対して、意見できる率直さと風通しの良さを有難く受け止めています。
 また、言いっ放しで終わらない点も素晴らしい。

 「文章は短くてシンプルな方が良いと思うが、代替案は出てこない」
 
 いつも口にしている、「代替案無き批判は戯言」という指導が効いてか、最後は自己責任に帰結しています。
 我が社の目指すべきミッションとバリューは何か。
 考えながら毎朝唱和して頂くことで、社長でもなく店長でもなく、理念によって方針によって管理される、健全な組織が育まれる筈です。

大洲の基準地価動向

 全国の基準地価が発表されました。

 『基準地価とは?』
 各都道府県の調査を基にして9月下旬に公表される地価指標の一つ。 
 正式には都道府県基準地標準価格といい、7月1日時点の土地価格の調査を基にしている。
 国土交通省が公表する公示地価と同様な公的な指標。
 地価の適正な価格を知る目安となり、また地価の動向を把握するために重要なもの。

 弊社本社所在地の大洲市については、1~3%程度の下落となっています。
 この下げ幅は、ほぼ例年並み。
 とはいえ、毎年数%ずつの下落を重ねてきたため、20年前と比較すれば、半値以下の水準です。

 しかも、7月1日時点ということは、西日本豪雨災害による影響はまだ受けていません。 
 7月初旬の豪雨により、大洲市の住宅地、商業地の大部分は冠水し、甚大な被害がもたらされました。
 
 大洲で、建物を建てようと考えていた人は、当面手控える筈です。
 一方で手放したいと思う人は増えてくるでしょう。

 旺盛な供給に対して、需要が少なければ、当然に相場は下落します。
 これは決して、悲観的な見方ではありません。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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