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ゴングは鳴らず

 今日で8月も終わり。
 スタートしたばかりの今期も、12分の1を終えようとしています。
 各社、各部門、12番勝負の初戦の戦況は如何でしょうか。

 達成できたところは、来月もこの調子で突っ走る。
 未達成に終わったところは、その要因を分析した上でリベンジを期す。
 その営みを繰り返し、要は最終的に勝ち越せれば良いのです。

 目標数字の設定は、高くても低くてもいけません。
 実力に照らして、楽々到達できる目標は、潜在する力を引き出せないでしょう。

 一方で、端から手の届かない無謀な目標は、戦意を喪失させます。
 爪先立ちで、精一杯手を伸ばして、届くか届かないかの絶妙な設定が理想です。

 今日は最後の一日。
 勝利するコツは、最後の最後まで諦めないこと。

 いかに劣勢でも、一発逆転KOを目指す。
 最後に一矢報いる。
 次のラウンドにつながる攻防を繰り広げる。

 まだ試合終了のゴングは鳴っていません。
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思い入れ深い人脈

 かつての部下と会食しました。
 
 今から20年前。
 前職の会社で、分譲マンション部長を拝命した際、部員は自分一人。
 一人では何もできないだろうということで、二人目に配属されてきたのが彼です。
 数年後、会社の売上の半分、利益の7割を叩き出す大黒柱になろうとは、この時誰も予想だにしていませんでした。

 急成長、急減速、民事再生法申請、破産・・・。
 栄枯盛衰の中で、散り散りとなった仲間たち。

 彼もまた、業界から離れて中古車販売に身を置いていらっしゃいました。
 そして今夏、十年のブランクを経て不動産業界に戻って来られたのです。
 私が彼の上司であった時代に名乗っていた、「執行役員」の肩書きを引っ提げて。
 
 それも、宅地建物取引士なる資格あるが故です。
 資格は時に身を助け、人生の選択の幅を拡げてくれます。

 また、ブランクはあったとしても、業界で、地域で、活躍されているかつての同僚が数多くいらっしゃいます。
 その人脈も、一朝一夕には培うことのできない、貴重な財産でしょう。

 懐かしさから思い出話で盛り上がり、かつてのエピソードが走馬灯の如く甦りました。
 自分にとって彼もまた、思い入れ深い貴重な人脈の一人です。

サライと共に過ぎ行く夏

 日本の晩夏の風物詩とも言える、「24時間TV」が終わりました。
 この番組が始まったのは、今から40年前。
 高校を中退して、母姉の住む大三島に移り住み、仕事も勉強もしていなかった頃の16歳の時です。

 パーソナリティは、当時人気絶頂の萩本欽一さん。
 一つの番組を24時間ぶっ通しで行うのは、当時画期的なことでした。
 姉の家で、わくわくしながら見ていた深夜1時頃、「一部の地域を除き番組は続きます」というテロップが流れ、愛媛の放送は休止。
 どうやら、その一部の地域に該当していたようです。

 結婚して家庭を持つ頃には、かき入れ時の御盆を外して、大三島の母と姉を訪ねるのが毎年の恒例行事でした。
 まだ島の景気も良い頃で、スナックを経営していた母は、姉と共に家族を歓迎してくれたものです。
 小さな子供達も、海水浴や釣りを楽しみにしていました。
 月日は流れ、姉も、母も、この世を去りました。

 TVから「24時間TV」の告知が流れてくると、その頃の思い出が走馬灯の様に甦ります。
 二人の子供は成人し、長男は今夏東京に転勤して行きました。
 まさに諸行無常です。

 番組については、賛否両論あります。
 少なくとも自分としては、他人の失敗やスキャンダルを論(あげつら)う番組よりも、思いやりや慈(いつく)しみを尊ぶ番組に、心地良さを感じるようです。
 「サライ」のメロディーと共に、また夏が過ぎていきます。 

責任転嫁の保険

 地球温暖化の影響からか、昨今いわゆる異常とも言える天候が続いています。

 連日の猛暑、記録的な豪雨、今までにない台風の経路・・・。
 時にそれが災害をもたらします。

 災害が起きた際、自治体や行政に対する批判的な声が上がることも少なくありません。
 「避難指示の呼びかけが弱かった」
 「ダム放流のタイミングが悪かった」
 そういった指摘に呼応して、次からの対応が見直されます。
 
 いわゆるオンブズマン的な機能が果たされている訳です。
 しかしながら、行き過ぎと思えるケースも散見されます。

 例えば、安易に出される避難指示。
 或いは、非常識とも言える災害想定。

 国交省が打ち出した、東大洲地区のハザードマップにおける水害想定は20m。
 つまり、今夏の2m程度の冠水は、当然とも言えます。
 南海トラフ巨大地震の被害想定で、津波高34mを突き付けられている高知県黒潮町も同様です。

 20mだの34mだのという数字は、防災というレベルで対処できるものではありません。
 国や自治体が、「そこに住むのはお止めなさい」と言っているのも同然でしょう。
 地域住民に「聞かされてない」と言わせないための、責任転嫁の保険だとすれば由々しき問題です。

裏返しのむごい教育

 人間教育の指針として、度々引用される歴史上の逸話です。

 駿河の国を治めていた今川義元は、政略的に竹千代(後の徳川家康)を人質にとりました。
 義元は家来に対し一言だけ、「竹千代には、むごい教育をせよ。」と命じます。

 暫くしてから、義元は家来を呼び「竹千代には、どういう教育をしているのか?」と訊ねました。

 教育を担当する家来は、待ってましたとばかりに答えます。
 「はい。朝は早くから起こし、水練をさせ、三食粗食を与え、昼は馬術に剣術に、夜は勉学にと、厳しく教育しております。」

 この報告を受けた義元は、烈火の如く激昂するのです。

 「馬鹿者! それはむごい教育ではない。
 真のむごい教育とは、海の幸や山の幸の溢れる贅沢な御馳走を思う存分食べさせ、
 好きな物や欲しい物は何でも与え、
 夏は涼しく冬は暖かく過ごさせ、
 学問が嫌と言えば無理強いせず、
 寝たいといえば幾らでも寝させ、
 いつも傍には女を侍(はべ)らせ、
 何事も、好き勝手にさせることだ。
 そのようにすれば、たいていの人間はだめになる」

 ここまで聞いて、やっと部下も気付きます。
 義元は、いずれ隣国の大将となる竹千代の芽を摘むため、腑抜け人間にさせようとしていたのです。
 
 ビジネスの世界は甘いものではありません。
 振り返ってみれば、物わかりの良い上司よりも、厳しい上司の方が、自分を成長させてくれたと感謝できるものです。
 徳川幕府15代300年にも及ぶ天下泰平の礎は、誤ったむごい教育によって築かれたのかもしれません。
 
 歴史に倣い、目先よりも将来に感謝されるべく、裏返しのむごい教育を実践していきたいものです。

逆作用するザイアンスの法則

 アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスは、単純接触効果を世に広めました。

 「ザイアンスの法則」
1.人は知らない人には攻撃的、冷淡な対応をする
2.人は会えば会うほど好意をもつようになる
3.人は相手の人間的な側面を知ったとき、より強く相手に好意をもつようになる

 もう少し具体的な事例です。
 初見の人に会う前提として・・・、
A 写真を10分間見た後に会う
B 何の前触れも無く会う

 この場合、それ以外の条件が同じなら、圧倒的に前者の方が好感を抱く様です。
 接触頻度に比例して、会えば会う程、好感度は増していきます。
 しかし、これには一つだけ条件があります。

 第一印象=中立以上
 平たく言えば、「嫌じゃない」というレベルです。

 一方、第一印象が中立以下だった場合はどうなるのか?
 この法則効果は、全て逆に作用します。
 つまり、第一印象で「嫌い」と感じた場合、会えば会う程、嫌悪感が増していくわけです。

 「先入観を捨てなければならない。」
 「何とか人間関係を回復させたい。」

 頭ではそう理解していたとしても、そう成らない理由がここにあります。

ファーストプライオリティ

 先日の、某社社長との話は、反省を促されると共に、大いに勉強に成りました。
 
 狭小エリアの地域密着・・・という意味においては、我が社の本社所在地大洲市と似た市場かもしれません。
 近年、派手な看板の店が台頭してきた、という競合事情も類似しています。
 その競合店の影響を聞いたところ、気負うでもなく、坦々と持論を述べられます。

 「正直、全く影響は無い・・・というよりも、アプローチが全く違う。
 管理物件に対してリプレイス営業されたとしても、うちのオーナー様は絶対に寝返らない。
 事実、これまでに解約となった例は一つもない。」

 続けて、その秘訣を尋ねました。
 
 「毎月、自分自身がオーナー様の元をお訪ねして、お茶を飲み、お菓子を食べているだけですよ(笑)」

 この言葉の凄みが判れば大したものです。
 年がら年中、深夜早朝問わず、一人コンビニ状態で仕事をされている理由が判りました。

 「日中にやるべきこと」+「社長がやるべきこと」
 それが「満杯の壷」における岩(ファーストプライオリティ)なのです。
 「夜でもできる」事務処理は、残りの石や砂や水に過ぎません。

 この話を聞いて、どうするか?
 行動が全てです。

何をか言わんや

 8月22日付の日経新聞一面に、大きな見出しが躍っています。
 
 「スルガ、不適切融資一兆円」

 どういう図式だったかというと・・・。

① 低金利政策により、銀行の収益性が低下
② 高収益でリスクの低い、有担保ローン強化に傾注
③ 「毎月一億円」もの、有担保ローンの過剰なノルマを課す
④ 融資上限90%をクリアするために、二重の売買契約により不適切融資
⑤ 取締役も監査役も、不適切融資を見て見ぬふり・・・

 融資総額3兆1500億円の内、一兆円といえば31%。
 不適切融資に関与した行員は、全従業員の二割に及びます。
 まさに疑う余地もなく、組織ぐるみの不正でしょう。

 本来、金融マンとして持つべきプライドは公正さ。
 そのプライドをかなぐり捨て、目先の収益に奔走した浅ましさたるや何をか言わんやです。

幸福を辞書から無くす

 移動中のカーラジオから、明石家さんまさんの声が流れてきました。
 普段は、相手の話の腰を折ってばかりのさんまさんですが、木村拓哉さんがMCということもあり、この日は真面目なトークです。
 かつてCMで、「幸せって何だっけ」と歌っていたさんまさんですが・・・。

Q : さんまさんにとって幸せな時間とは?

A : 今年でいうと、ワールドカップを観る時。
  あと、美味しいオムライスを作れた時。
  些細なことかもしれへんけど、そうした時が幸せかな。
  自分は、幸せを感じた時に必ず、「これだけ幸せなら、後はどうなってもええ」と思うようにしてんねん。
  それよりも、世の中の辞書から、「幸福」という言葉を無くさなあかん。
  そもそも、「幸福」という言葉があるから、「不幸」を嘆く人が出てくるんちゃうか。
  「幸福」か否かはその人の感じ方やろ。
  今を「不幸」と思う人は、「幸福」のハードルが高過ぎるだけやないかな。
  「幸福」という言葉さえ無くなれば、きっと「不幸」も無くなると思うねん。

 まさに至言です。
 殊に、成功者の言葉だけに説得力があります。

 例えば、対人関係に悩み、心の病に侵されている人は、自らを「不幸」と嘆いているかもしれません。
 しかし、仕事が無くて、その日暮らしを強いられるホームレスの人からすると、その人の生活は「幸福」そのものです。
 また、戦時下にある国の、逃げ惑う難民にしてみれば、安全な日本に住むことができるだけでも「幸福」と言えるでしょう。

 「幸福」か否かは、自らの心が決めること。
 「一般人」の感覚では到達し得ない気付きを、さんまさんの言葉から頂きました。
 「誰がチンパンジーやねん」と突っ込まれるかもしれませんが・・・。

逆日めくりカレンダー

 今年の宅地建物取引士試験まで、あと何日でしょう。

 自分が宅建に合格したのは平成7年。
 20年以上前の話に成ります。
 私立高校を二週間で中退してからというもの、勉強とは一切無縁であった自分にとって、30歳での資格挑戦はそこそこ高いハードルでした。
 そんな追い込まれた環境下での、取り組みの一つが「逆日めくりカレンダー」です。 
 
 通常のカレンダーは、1日、2日、3日・・・と、常に「今日」を知らせてくれます。
 逆日めくりカレンダーは、100日、99日、98日と、宅建試験までの残り日数をカウントダウンします。
 
 「そんなもの作る暇があったら勉強した方が良い」
 苦言を頂いたこともありますが、効果は絶大です。
 
 100日の昨日をめくって、残り99日の今日に成った日。
 自分は、「もう99日しかない」と焦りました。
 その頃、多くの受験生は「まだ3ヶ月以上ある」と思ったに違いありません。

 この話は前職時代、研修の度に繰り返し伝えました。
 作った方も多くいらっしゃいます。
 しかし、勘違いしてはいけません。
 神社の絵馬の様に、願をかける類いの、神頼みグッズではないのですから・・・。

 「まだ二ヶ月ある」
 いえいえ、もう60日しか無いのです。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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