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雇われ社長

 同じ社長とは言っても、「資本家社長」と「雇われ社長」の差は明確です。
 「雇われ社長」は別名、「サラリーマン社長」とも言われます。

「一般的な雇われ社長」
1. 会社の株式を持たない
 ※ 出資の必要が無い一方で、キャピタルゲインもインカムゲインもありません
2. 個人保証を引き受ける必要がない
 ※ 倒産に際し、個人保証している資本家社長は自己破産せざるを得ません
3・ 自分の給料を決められない
 ※ 資本家の腹一つです
4. 簡単に辞められる
 ※ 自分の腹一つです
5. 簡単に辞めさせられる
 ※ 資本家の腹一つです

 まあ、端的に言うと、
 雇われ社長 = ローリスク&ローリターン
 資本家社長 = ハイリスク&ハイリターン 
 
 世間的に社長というと、高給を取って、ベンツに乗って、夜毎豪遊するイメージがあります。
 大人になってリスクを知り、見る目は変わりました。

 「雇われ社長」も、経営手腕を見込まれて指名されたのですから、卑屈になる必要はありません。
 プロ経営者として、「どんな会社でも立て直してみせる」という自信を身に付けるべきでしょう。
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鬼復活宣言

 最近続いている、仕事納めの恒例行事。
 それは、社員への年賀状を手渡しすることです。

 最近は、SNSやメールにシフトし、年賀状や手紙は寂れる一方。
 しかし、だからこそ、アナログなものの方が伝わる気がします。

 今夏より、業務改革の一環で、社員面談もエンパワーメントしました。
 年に一度くらいは自筆の手紙をお送りして・・・とはいえ、なかなか難しいものです。

 何が難しいといって、社員個々を良く見ていないと、書く内容に困ります。
 社長とはいえ、社員のことを本当に判ってないとを反省させられます。

 以前からご紹介している通り、日本電産の永守社長は、社員数が1,000人に成るまで、便箋1~2枚の手書きの手紙を贈り続けたそうです。
 しかも、日常では怒ってばかりなので、褒めて褒めて褒め殺しの手紙。
 一日三人に書いても一年かかります。
 
 言うは易し、行うは難しです。
 今年、宅建試験に落ちた三名には、褒め殺しどころか、責め殺しになってしまいました。
 「無資格者に正月は無い!」・・・とか(笑)

 いやあ、笑い事ではありません。
 蕎麦もお雑煮も干し柿も食べて良いので、時間だけは有効に使って下さい。
 本人から、家族から、恨まれたとしても、10月第三週の結果に感謝されますよう。
 来年は鬼復活します。

無くしてしまった心

 22日(金)に発症して、土日月火と四日間、自分の部屋で静養しました。
 その間、TVを見て過ごした訳ですが、TVから流される殺伐としたニュースに辟易とします。

 中でも、長女が暴れるという理由から、自宅内に監禁していた事件は酷い。
 監視カメラのついた2畳の部屋は暖房も窓もなく、水はタンクからチューブで摂取し、食事は一日一回。
 そんな監禁生活が16年続き、体重は19㎏しかなかったそうです。
 直接の死因は凍死だったと言います。
 
 先述の通り、自分は四日間自宅自室に隔離されていましたが、当然三食与えられ、入浴も着替えもできました。
 TVもパソコンも暖房もある環境です。

 被害者の様な環境で監禁されれば、当然に暴れるでしょう。
 当初は、力のある限り暴れ、そのことに対して制裁を受け、やがて反抗する力も、気力も無くなり、晩年は精神的にもスポイルされていたに違いありません。
 
 親は「可愛い娘だから身近に置いておきたかった」と語っていたそうです。
 可愛い子供が、痩せ細って、寒さに凍え、飢えて弱っていく姿を、カメラでモニタリングする行為は、もはや人とは思えません。

 昨今、何故こんなにも、人の心を亡くした事件が後を絶たないのでしょう。
 豊かな経済の見返りに、無くしてしまったものの大きさを、改めて考えずにはいられません。

プロダクトアウト回帰:後編

 生産者都合を排除し、多様化するニーズに対応して業績を伸ばしたのは、「セブンイレブン」だけではありません。

 かつて65円バーガーという常軌を逸した低価格路線に舵を切り、倒産寸前となった「マクドナルド」は、社外から原田CEOというプロ経営者を招きました。
 外食未経験の原田CEOは迷いなく、24時間営業店を増やし、作り置きを止め、オーダーから30秒で提供するオペレーションを打ち出します。

 この施策は、たちまち消費者の心を捉え、業績は急回復。
 いつでもどこでも、食べたい時に、作りたての美味しいハンバーガーが、待たずに食べられるのですから当然です。

 ところが、社内からは猛反発でした。
 お客様のために打ち出された施策の反動とシワ寄せは、すべて社員が受け止めなければなりません。
 社員の疲弊は限界に近づいていました。

 「すべてはお客様のために」
 この言葉が金科玉条となり、勝利の方程式「平成スタンダード」が構築されていったのです。

 時は流れ、ここ1~2年、環境は大きく変化します。
 そう、人材不足です。
 人が集まらないことで、24時間営業や年中無休を見直す企業が増えてきました。
 時には、店がOPENできない、或いは閉店を余儀なくされる店舗も散見されます。
 サービス業の筆頭格である旅館業の杉乃井ホテルは、正月明けに10日連続で休館するそうです。

 マーケットイン理論と「おもてなし」の感性は、日本のサービス業を世界トップレベルに押し上げました。
 それはそれで誇るべきことですが、お客様の我儘な要求まで、奴隷的に受け入れるのは、行き過ぎだったのでしょう。
 
 平成スタンダードの崩壊は、寧ろ歓迎すべきかもしれません。
 行き過ぎは異常。
 異常はどこかで是正して、正常に戻すべきです。                    以上

プロダクトアウト回帰:前編

 日本一・・・いや世界一のコンビニエンスストアのビジネスモデルは、日本の「セブンイレブン」と言われています。
 その創業者は、言わずとしれた鈴木敏文氏です。
 
 他のコンビニチェーンを比較して、日販(一日の売り上げ)は約10万円違います。
 フランチャイズの取り分3万円として、月間100万円は、ほぼ純利益です。
 その差は、どこから来るのでしょう。
 PB等の商品開発力もありますが、最大の差は変化への対応力だと言われています。

 一例をご紹介します。
 セブンイレブンの弁当やおにぎりは、一日三回朝昼夕の配送です。
 以前は、三回分共に前日の朝10時までの発注でした。

 気温が上がると予測して、「ざるそば」を大量発注したにも関わらず、夕立が降って気温が下がり売れ残った。
 それでも、前日に発注した「ざるそば」は更に納品され、商品がダブつき、最終的にはロスになります。
 今は、当日夕方納品分は、当日朝の発注に変わったそうです。

 今から30年近く前、菓子店で店長を務めていた時の生菓子類は、一日一便の前々日発注でした。
 今日の在庫数と、明日の納品数を足した数が、明日朝の総数。
 ここから、明日の予想販売数を引いたものが、明日夜の在庫数。
 この計算式から、明後日の発注を確定しなければなりません。

 つまり、明日と明後日の販売数を、針の穴を射抜く精度で予測する訳です。
 勿論、予測通りには動きません。
 外すときには、もろぶた何枚ものケーキをロスにします。

 当時は、できれば一日二便体制の当日発注・・・せめて翌日発注を待望していました。
 工場側の立場からすると、計画的に仕入れて、計画的に生産したいのは当然です。
 調達コストも低廉になり、配送も効率的になり、人員の投下も最小限で済みます。

 しかし、これはまさにプロダクトアウト(生産者都合)。
 天動説か、地動説か。
 我々(生産者)を中心に天(市場)が回っているのではありません。      つづく

人生で最も大切なもの

 人生で最も大切なものは何か?
 仕事、家族、お金・・・。

 そう何れも大切ですが、最も大切なのは健康でしょう。
 もし、そう思い当たらない方がいたとしたら、それは紛れもなく健康だからです。

 三日ほど寝込んで、改めて感じました。
 健康でなければ、仕事ができません。
 健康でなければ、家族と遊びにいくこともできません。
 健康でなければ、食べ物を美味しいと感じることができません。
 何よりも、そうした活力が漲(みなぎ)りません。

 健康は、豊かな人生を送る上での大前提です。
 でありながら、 暴飲、暴食、夜更かし・・・ついつい不摂生な生活を送る。
 そして、失った時、損なった時にしか気づかないのも人間の悲しい性でしょう。

 自らも、年に一度の体調不良で、そのことを思い出す愚者の一人です。

病は気から

 毎年、決まったように年末年始で体調を崩します。
 仕事が一段落して、気が抜けるからかもしれません。

 今年は少し早めの、クリスマスにインフルエンザを発症。
 土日連休からの休みということで、業務上の支障は最低限で済みそうです。
 幸い、オーナー会、社長会、式典、事業計画修正等々、主たる業務は終えています。

 昔気質の方は言います。
 「風邪は金曜日の夜に引いて月曜日の朝までに治せ」
 病の発症はコントロールできるものではありませんが、病は気からというのも事実です。

 そもそも、風邪とは何か。
 咳、喉の痛み、くしゃみ、鼻水、鼻詰まり、発熱、悪寒、頭痛・・・。
 こうした諸症状を総称して風邪と言っているだけです。
 従って、注射や薬による対処療法はあるものの、風邪の根源を断つ薬はありません。

 風邪の最大の良薬は、睡眠と休養。
 つまり、体調が優れないなと思ったら、早めに就寝することです。
 その心がけと予防の習慣が、風邪を遠ざけます。

 土日の静養でかなり回復していますが、人に感染させる恐れがあるため、今日一日はお休みを頂きます。
 火曜日からは平常出勤の予定です。

立派な人間

 小二の時、両親は離婚して母は家を出ました。
 小学を卒業し中学に進学する年、母親代わりだった姉は高校を卒業して独立。
 その頃、父は個人請けの建築施工管理者でしたが、肺結核を患います。
 
 医者からは「半年、入院すれば完治する」と薦められたものの、子供を施設に預けるのは忍びないと考えた父は、通院を選択しました。
 生活保護を受給するためには、電話もステレオも手放さざるを得ません。
 それまで家賃5万円(43年前)の新築4LDKから、家賃1万2000円の築35年、風呂無し共同トイレの2Kアパートに引っ越し。
 友人からは、「前の家の方が良かったのに、どうして引っ越したの?」と悪気無く聞かれたものです。

 そこから、人並みに貧困を経験しています。
 冷蔵庫を開けると玉ねぎ一個だけということも、パン代が工面できず父親が学校に「家庭の事情」と電話してきて早退することもありました。
 TVのチャンネルが壊れ、特定の番組が見られないために、紐と棒で柱に固定して、絶妙にチューニングしたりして(笑)

 ある時、二年生のクラスメイトのK君が、こう言います。
 「弁当を一つ作るのも二つ作るのも一緒だから、お袋に頼んでやろうか?」
 大変有難い言葉だけれど、何故か素直になれなくて、丁重にお断りしました。
 今にして思えば、卑屈な心根からくる、見下される感情への抵抗だったのかもしれません。

 三年生の時、T君の家に遊びに行った際、その狭さに驚かされました。
 2Kの平屋の社宅に両親、弟、妹と5人で、押し合いへし合い暮らしていているのです。
 それでも彼は、勉強のできる優等生で、総務委員も務めています。

 お互い経済的に豊かでは無いこともあって、彼とはずっと仲良しでした。
 しかし、密かに自分が劣等感を抱いていたことは、彼も含めて誰も知りません。
 理由は彼が、家計を助けるために新聞配達のアルバイトを続けていたことです。

 名著「君たちはどう生きるか」の中に、浦川君という人物が登場します。
 彼は油揚げ屋の息子で、仕事を手伝うために学校を休むことも。
 同級生からは「アブラゲ」とからかわれていました。
 
「自分が消費するよりも、もっと多くのものを生産して世の中に送り出している人と、
 何も生産しないで、ただ消費ばかりしている人間と、どっちが立派な人間か?
 浦川君はまだ年はいかないけれど、この世の中で、ものを生み出す人の側に、もう立派に入っているじゃないか?」

 勉強もバイトもせず、ただ貧困を卑屈に捉えるしかなかった自分。
 浦川君とT君が、40年の時を超えて重なり見えます。
 T君はその後、京都大学に現役合格を果たしました。

呪縛からの解放

 GEで重視されているコミュニケーションパイプに、「ワークアウト」があります。
 直訳すれば「身体を鍛える」と成りますが、これは「仕事外し」。
 つまり、「業務を放り出してでも、徹底的に話し合おう」というものです。

 「みんなが自由に発言できる様な環境を作り出さなくてはならないと、私たちは認識するに至った。
 そこで始まったのがワークアウトだ。
 30人から100人の社員が集まり、どうすれば仕事が改善されるか、官僚的な部分、障害を取り除くにはどうしたら良いかを話し合う。
 各セッションの冒頭にトップが、なぜワークアウトをするのかを説明する。
 トップが守るべきは二つ。

 ① セッションで出てきた提案の75%には、その場でYESかNOかを回答する
 ② 残りの25%は、30日以内に解決する

 それを確認したあと、ボスはそのセッションの終わりまで姿を消し、オープンな会話の邪魔をしないようにする。
 最後に再び戻ってきて、約束した通りの決断をしていく。」

 ボスの能力が高ければ高いほど、リーダーシップに長けていれば長けるほど、部下の発言の芽は摘まれ易いものです。
 「稚拙だと思われないか?」
 「叱られないか?」
 「自分の意見に自信がない・・・」

 こうした呪縛から解放するために、ボスは姿を消すのです。
 自由闊達な環境が整えば、脳は活性し、議論は活発になります。
 また、その提案に対するフィードバックがスピーディーであれば、やり甲斐も出てきます。
 
 現場の知恵を活かす。
 経営に参画する。

 今行われている部会も、こうした考えによって叡知を結集させられれば理想的です。

下される天罰

 賃貸仲介、売買仲介は、宅建業法によって縛られる不動産業です。
 分譲マンション管理業は、マンション管理適正化法によって縛られます。

 共に、監督官庁は国土交通省であり、許認可事業です。
 法律を違(たが)えた場合には、然るべき行政処分が下されます。
 
 指示処分 < 業務停止 < 免許取消
 内容によって、その処分の重さも変ります。
 
 ところが、賃貸マンション管理は、許認可事業では無いのです。
 管理監督すべき監督官庁もありません。

 但し、弊社も含めてその殆どが、不動産(賃貸仲介)業を兼ねています。
 宅建協会の無料相談の受付も、この賃貸管理についての不満を抱いている方が多くいらっしゃいます。
 最も裾野の広い部分ですから、当然でしょう。

 しかし、管理業は不動産業ではないので、保証協会の弁済業務についても管轄外です。
 従って、相談にも乗れません。

 それを良いことに昨今、賃貸管理業者のお客様をお客様とも思わない暴挙の数々は目に余ります。 
 監督官庁から処分されることは無くても近未来、天罰が下るに違いありません。
 長期良好な信頼関係を築くには、win-winが必須です。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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