言い訳は武装された嘘
炎上とは・・・。
「サイト管理者の想定を大幅に超え、非難・批判・誹謗・中傷などのコメントやトラックバックが殺到すること」
少なくとも20年前までは、炎の勢いで建物等が燃え上がることを意味していましたが、今や完全にネット用語です。
時折、ブログやSNSのコメント欄が炎上しているのを見ることがあります。
内容の是非はともかくとして、互いに罵り合う展開は、不快なものです。
前職の会社の破綻を受け、「2ちゃんねる」に綴られた内容を見た時は、怒りを通り越し、背中に悪寒が走りました。
自分は、このブログを7年以上続けています。
そこまでアクセス数も多くありませんし、注目度も低い一般人の独り言なので、大炎上までは経験していません。
それでも、時にブログのコメント欄で、時にSNSのメッセージを通じて、時にメールで、御批判を頂くことがあります。
正直、その時には思います。
「そんなつもりじゃなかったのに・・・。」
そう、メラビアンの法則によれば、言語情報で伝えられるのは僅か7%。
どれだけ言葉を紡いでも、企図した93%は伝わらないのです。
加えて、コミュニケーションの原則は、「何を言ったか?」ではなくて「誰が言ったか?」そして「どう伝わったか?」。
従って、誤解であろうと、曲解であろうと、そういう風にとられたのであれば、どれだけ言い訳しても無駄。
「言い訳は武装された嘘」です。
「サイト管理者の想定を大幅に超え、非難・批判・誹謗・中傷などのコメントやトラックバックが殺到すること」
少なくとも20年前までは、炎の勢いで建物等が燃え上がることを意味していましたが、今や完全にネット用語です。
時折、ブログやSNSのコメント欄が炎上しているのを見ることがあります。
内容の是非はともかくとして、互いに罵り合う展開は、不快なものです。
前職の会社の破綻を受け、「2ちゃんねる」に綴られた内容を見た時は、怒りを通り越し、背中に悪寒が走りました。
自分は、このブログを7年以上続けています。
そこまでアクセス数も多くありませんし、注目度も低い一般人の独り言なので、大炎上までは経験していません。
それでも、時にブログのコメント欄で、時にSNSのメッセージを通じて、時にメールで、御批判を頂くことがあります。
正直、その時には思います。
「そんなつもりじゃなかったのに・・・。」
そう、メラビアンの法則によれば、言語情報で伝えられるのは僅か7%。
どれだけ言葉を紡いでも、企図した93%は伝わらないのです。
加えて、コミュニケーションの原則は、「何を言ったか?」ではなくて「誰が言ったか?」そして「どう伝わったか?」。
従って、誤解であろうと、曲解であろうと、そういう風にとられたのであれば、どれだけ言い訳しても無駄。
「言い訳は武装された嘘」です。
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議長の務め
本業だけでなく、業界団体等の役職も含め、会議の議長を務める機会は少なくありません。
一メンバーとして会議に参加させて頂く機会は、その何倍もあります。
客観的に議長の捌きを見るにつけ、様々なことを考えさせられます。
会議の参加者全体に目配りし、空気を読み、適宜指名し、発言を受けて的確なコメントで締める。
参加者の発言が的を射ていない場合は、議事が流されない様に軌道修正も必要。
最終的には、参加者の同意を受け、一枚岩の団結へと導くのが理想です。
稚拙な意見に終始する際は、強いリーダーシップをもって毅然と対応すべきです。
一方で、議論不充分なまま議長が押し切ると、参加者は消化不良となります。
先日の会議でのやり取りは、実に噛み合わないものでした。
数字はあくまでも結果です。
数字が高いところは、やる気があって努力している
数字の低いところは、やる気がなくて努力してない
こうした決め付けからは、何の解決策も見出せません。
地域性や歴史的な背景を受け、悪戦苦闘している者が居たとすれば、現場の声にしっかりと耳を傾け、共に打開策を探り、惜しみない協力をするのが同志でしょう。
非難するだけに留まらず、這い上がろうとする手を踏みつけにして、谷底に落とす位なら、会議などやらない方がましです。
ということで自らも、他山の石として戒めたいと思います。
一メンバーとして会議に参加させて頂く機会は、その何倍もあります。
客観的に議長の捌きを見るにつけ、様々なことを考えさせられます。
会議の参加者全体に目配りし、空気を読み、適宜指名し、発言を受けて的確なコメントで締める。
参加者の発言が的を射ていない場合は、議事が流されない様に軌道修正も必要。
最終的には、参加者の同意を受け、一枚岩の団結へと導くのが理想です。
稚拙な意見に終始する際は、強いリーダーシップをもって毅然と対応すべきです。
一方で、議論不充分なまま議長が押し切ると、参加者は消化不良となります。
先日の会議でのやり取りは、実に噛み合わないものでした。
数字はあくまでも結果です。
数字が高いところは、やる気があって努力している
数字の低いところは、やる気がなくて努力してない
こうした決め付けからは、何の解決策も見出せません。
地域性や歴史的な背景を受け、悪戦苦闘している者が居たとすれば、現場の声にしっかりと耳を傾け、共に打開策を探り、惜しみない協力をするのが同志でしょう。
非難するだけに留まらず、這い上がろうとする手を踏みつけにして、谷底に落とす位なら、会議などやらない方がましです。
ということで自らも、他山の石として戒めたいと思います。
怒りと赦しのスイッチ
人間は、歳を重ねる程に丸くなると言われます。
振り返れば、生来短気だった自分も、近年随分と穏やかに成りました。
そもそも、人間は身勝手で我儘で自己中心的な生き物です。
今流行りの言葉で言えば、自己ファーストでしょうか。
物事の良し悪しはともかく、自分を中心とみれば、行く手を阻むものは全て邪悪。
自らの主張に同調してくれない人は、全て敵です。
「あいつは駄目だ!」
「まったく判ってない!」
憤(いきどお)りを抑えきれず、繰り返される他者批判。
しかし、攻撃的かつ排他的な言動は、必ずブーメランと成って自分自身に跳ね返ってきます。
この世に、完璧な人間は居ません。
他人を責め、批判する人間も、いつかミスを犯し、迷惑をかけ、批判に晒される時が訪れます。
歳と共に丸くなれるのは、躓(つまず)きを積み重ねる経験を通じ、人間の不完全さに気付くからこそです。
他人を攻撃しようと思う時に、一呼吸呑み込んでから考える。
「自分自身これまで、失敗したことはなかったか?」
「今後、自分が失敗する可能性はないか?」
「自からが、フォローすることはできなかったか?」
「逆にこれまで、助けられたことは無かったか?」
他責から自責に思考を転換することで、怒りは静まり、相手を赦(ゆる)す寛容な心が芽生えるでしょう。
怒りは、心を閉塞し、病を誘引します。
赦しは、心を開放し、健康を助長します。
周囲の環境のせいではありません。
心のスイッチが決めることです。
振り返れば、生来短気だった自分も、近年随分と穏やかに成りました。
そもそも、人間は身勝手で我儘で自己中心的な生き物です。
今流行りの言葉で言えば、自己ファーストでしょうか。
物事の良し悪しはともかく、自分を中心とみれば、行く手を阻むものは全て邪悪。
自らの主張に同調してくれない人は、全て敵です。
「あいつは駄目だ!」
「まったく判ってない!」
憤(いきどお)りを抑えきれず、繰り返される他者批判。
しかし、攻撃的かつ排他的な言動は、必ずブーメランと成って自分自身に跳ね返ってきます。
この世に、完璧な人間は居ません。
他人を責め、批判する人間も、いつかミスを犯し、迷惑をかけ、批判に晒される時が訪れます。
歳と共に丸くなれるのは、躓(つまず)きを積み重ねる経験を通じ、人間の不完全さに気付くからこそです。
他人を攻撃しようと思う時に、一呼吸呑み込んでから考える。
「自分自身これまで、失敗したことはなかったか?」
「今後、自分が失敗する可能性はないか?」
「自からが、フォローすることはできなかったか?」
「逆にこれまで、助けられたことは無かったか?」
他責から自責に思考を転換することで、怒りは静まり、相手を赦(ゆる)す寛容な心が芽生えるでしょう。
怒りは、心を閉塞し、病を誘引します。
赦しは、心を開放し、健康を助長します。
周囲の環境のせいではありません。
心のスイッチが決めることです。
わたあめ屋は儲かるか
TVのバラエティ番組で、「原価率の低い食べ物」ベスト10が紹介されていました。
ベスト5を列記します。
⑤ フライドポテト 20%
④ 宅配ピザ 15%
③ ベビーカステラ 14%
② かき氷 12%
① わたあめ 3%
⑤は、ハンバーガーと販売されることが多く、セットのお得感を演出するため、単品は割高な設定になっている。
④は、宅配するための人件費の割合が高いため、原価の占める割合は低い。
上位三品は、祭りの出店で取り扱われることから、そもそも価格設定が高い。
なかなか面白いマーケティングです。
よくよく考えれば、主原材料は「芋」、「粉」、「粉」、「氷」、「砂糖」・・・そりゃ儲かりましょう(笑)
少し掘り下げますと、売値から原価を引いたものが粗利。
「わたあめ」の粗利は実に97%。
300円の内、原価が9円、291円が粗利です。
仮に50個売れれば14,550円。
そこから、地代家賃、人件費、水道光熱費、機械の減価償却費等を差し引けば、営業利益(本業の儲け)と成ります。
全国各地の祭りを行脚し、月の半分15日ほど稼働するとして・・・。
皆さんは、良い商売だと思われますか?
ベスト5を列記します。
⑤ フライドポテト 20%
④ 宅配ピザ 15%
③ ベビーカステラ 14%
② かき氷 12%
① わたあめ 3%
⑤は、ハンバーガーと販売されることが多く、セットのお得感を演出するため、単品は割高な設定になっている。
④は、宅配するための人件費の割合が高いため、原価の占める割合は低い。
上位三品は、祭りの出店で取り扱われることから、そもそも価格設定が高い。
なかなか面白いマーケティングです。
よくよく考えれば、主原材料は「芋」、「粉」、「粉」、「氷」、「砂糖」・・・そりゃ儲かりましょう(笑)
少し掘り下げますと、売値から原価を引いたものが粗利。
「わたあめ」の粗利は実に97%。
300円の内、原価が9円、291円が粗利です。
仮に50個売れれば14,550円。
そこから、地代家賃、人件費、水道光熱費、機械の減価償却費等を差し引けば、営業利益(本業の儲け)と成ります。
全国各地の祭りを行脚し、月の半分15日ほど稼働するとして・・・。
皆さんは、良い商売だと思われますか?
利益相反のジーとザー
FC(フランチャイズ)の本分は、成功パッケージの提供。
未経験のジー(加盟店)でも、ザー(本部)の教えを忠実に守れば、かなりの確率で成功できる仕組みです。
宣伝広告も、商品開発も、ブランド戦略も、一軒の店では限界があるもの。
多くのジーをザーが取りまとめることで、スケールメリットが期待できます。
もう一つ、FCに求められるのは、win-winの関係性です。
既存のジーが繁盛し、追随するジーが誕生し、ネットワークが拡がり、ザーが繁栄する。
ザーがサービス向上や商品開発や宣伝広告に取り組むことで、更にお客様満足が高まり、ジーが潤う。
こうした、正のスパイラルアップが理想でしょう。
しかし、自分の知る限り、必ずしもそうは成りません。
・ 新規出店したジーの採算が成り立たず、次々と退店してしまう
・ 一つのジーが繁盛すると、近隣に別のジーを誘致してくる
・ マーケットスケールを無視して、多店舗展開へと誘導する
FCの仕組みにもよりますが、一般的にザーは、ジーの数が増えれば増えるほど儲かります。
ジーが儲かるか儲からないかは二の次。
駄目なら次を探せば良い。
そういう意味で、ザーとジーは利益相反です。
巧みな口車に乗せられて、梯子を登らされる。
気が付いたら、下りるための梯子は外されている。
道義も節操も無い、ザーやSV(スーパーバイザー)は少なくありません。
見極めるには、加盟店の生の声を聞くに限ります。
ちなみに、我が社もジーの端くれです。
赤裸々な実態を知りたい方は、遠慮なくお尋ね下さい。
未経験のジー(加盟店)でも、ザー(本部)の教えを忠実に守れば、かなりの確率で成功できる仕組みです。
宣伝広告も、商品開発も、ブランド戦略も、一軒の店では限界があるもの。
多くのジーをザーが取りまとめることで、スケールメリットが期待できます。
もう一つ、FCに求められるのは、win-winの関係性です。
既存のジーが繁盛し、追随するジーが誕生し、ネットワークが拡がり、ザーが繁栄する。
ザーがサービス向上や商品開発や宣伝広告に取り組むことで、更にお客様満足が高まり、ジーが潤う。
こうした、正のスパイラルアップが理想でしょう。
しかし、自分の知る限り、必ずしもそうは成りません。
・ 新規出店したジーの採算が成り立たず、次々と退店してしまう
・ 一つのジーが繁盛すると、近隣に別のジーを誘致してくる
・ マーケットスケールを無視して、多店舗展開へと誘導する
FCの仕組みにもよりますが、一般的にザーは、ジーの数が増えれば増えるほど儲かります。
ジーが儲かるか儲からないかは二の次。
駄目なら次を探せば良い。
そういう意味で、ザーとジーは利益相反です。
巧みな口車に乗せられて、梯子を登らされる。
気が付いたら、下りるための梯子は外されている。
道義も節操も無い、ザーやSV(スーパーバイザー)は少なくありません。
見極めるには、加盟店の生の声を聞くに限ります。
ちなみに、我が社もジーの端くれです。
赤裸々な実態を知りたい方は、遠慮なくお尋ね下さい。
人生の選択肢:後編
自らの愚かな若年期の話は、何度か紹介しています。
自分は、中学校時代に勉強を怠ったものですから、公立高校に進学できませんでした。
そこで、お金のかかる私立高校に進んだものの、二週間で中退。
表向きは経済的な理由ですが、「勉強が嫌」というのが本音で、母親の元にパラサイトします。
半年ほどニート生活を続けた後、義兄の営む工務店で大工修行。
この時も仕事が嫌で嫌でたまらず、後ろ向きの意思であったが故に技量も上がらず、2年後遂にクビに成りました。
見るに見かねた親戚の石材店に拾われ、石工として9年間・・・。
客観的に振り返りますと、27歳までの自分の人生は、目的も目標も持たない、自主性も主体性も無い、典型的なダメ人間です。
そこから、前職の会社へのお誘いを頂き、今日曲がりなりにも経営者として仕事をしています。
これは、奇跡的な幸運以外の何物でもないのです。
今は、履歴書を受け取り面接する立場に成りました。
正直、27歳の自分のエントリーがあったとすれば、あっさり書類選考で弾くでしょう。
同様に、一年毎に職場を変えている方の履歴書を見ただけで辟易とします。
仮に面接に至ったとしても、各々の会社の退職理由を聞いていく内に幻滅します。
人生の可能性は無限。
確かにそう思います。
しかし、人生の岐路において履歴書を汚す行為は、自らの将来の可能性を狭めることと覚悟しなければなりません。
伝えたいことはそれだけです。 以上
自分は、中学校時代に勉強を怠ったものですから、公立高校に進学できませんでした。
そこで、お金のかかる私立高校に進んだものの、二週間で中退。
表向きは経済的な理由ですが、「勉強が嫌」というのが本音で、母親の元にパラサイトします。
半年ほどニート生活を続けた後、義兄の営む工務店で大工修行。
この時も仕事が嫌で嫌でたまらず、後ろ向きの意思であったが故に技量も上がらず、2年後遂にクビに成りました。
見るに見かねた親戚の石材店に拾われ、石工として9年間・・・。
客観的に振り返りますと、27歳までの自分の人生は、目的も目標も持たない、自主性も主体性も無い、典型的なダメ人間です。
そこから、前職の会社へのお誘いを頂き、今日曲がりなりにも経営者として仕事をしています。
これは、奇跡的な幸運以外の何物でもないのです。
今は、履歴書を受け取り面接する立場に成りました。
正直、27歳の自分のエントリーがあったとすれば、あっさり書類選考で弾くでしょう。
同様に、一年毎に職場を変えている方の履歴書を見ただけで辟易とします。
仮に面接に至ったとしても、各々の会社の退職理由を聞いていく内に幻滅します。
人生の可能性は無限。
確かにそう思います。
しかし、人生の岐路において履歴書を汚す行為は、自らの将来の可能性を狭めることと覚悟しなければなりません。
伝えたいことはそれだけです。 以上
人生の選択肢:前編
我が子とは言え、独立した人格ですから、人生の選択についてとやかく言うつもりはありません。
社員も一緒です。
しかし、自分も含めて、若い頃は冷静さに欠け、感情が先走り、後悔を残す判断を下しがち。
だから、引き留めるという意味ではなく、人生の先輩としての忠告だけは行おうと思います。
まず、その選択が「後ろ向き」なのか、「前向き」なのかが肝です。
仮に病気だったとしても、「仕事は好きで続けたいのだけれど、体調上の理由で止む無く」というのであれば、
「時短勤務で身体に負担がかからないように」とか、
「暫く休んで、体調を万全にしてから復帰する」といった、「前向き」な方向が、労使間で見出せます。
一方、「仕事が嫌だから」とか、「人間関係が耐えられない」という理由であれば、一時的にその場から逃れられたとしても、いつか、どこかで、きっとまた同じことが繰り返されます。
そもそも人生というものは、自分の思う様にはならないし、難行苦行の連続です。
職場の人間関係は、友達の様に気の合う人ばかりではないでしょう。
仕事自体も、遊びの様に気楽で楽しいものではありません。
それでも、何とか歯を喰いしばって、目の前の仕事に懸命に取り組み、ハードルを乗り越える程に能力が高まり、少しずつ、本当に少しずつ、仕事の楽しさが判ってきます。
そういう意味で、仕事は登山に似ています。
登り始めた頃は、辛いだけ、苦しいだけです。
そこで下りれば、楽しさに気付くこともありません。
何とか乗り切って、五合目まで登ったところで後ろを振り返ると、下界では決して味わえない絶景が拡がります。
自分の歩んできた道程を見下ろし、達成感に包まれます。
そこで得た自信を糧に、更なる高峰を目指そうという意欲が生まれます。
次に、夢や浪漫とは無縁の、現実的かつ打算的な話です。 つづく
社員も一緒です。
しかし、自分も含めて、若い頃は冷静さに欠け、感情が先走り、後悔を残す判断を下しがち。
だから、引き留めるという意味ではなく、人生の先輩としての忠告だけは行おうと思います。
まず、その選択が「後ろ向き」なのか、「前向き」なのかが肝です。
仮に病気だったとしても、「仕事は好きで続けたいのだけれど、体調上の理由で止む無く」というのであれば、
「時短勤務で身体に負担がかからないように」とか、
「暫く休んで、体調を万全にしてから復帰する」といった、「前向き」な方向が、労使間で見出せます。
一方、「仕事が嫌だから」とか、「人間関係が耐えられない」という理由であれば、一時的にその場から逃れられたとしても、いつか、どこかで、きっとまた同じことが繰り返されます。
そもそも人生というものは、自分の思う様にはならないし、難行苦行の連続です。
職場の人間関係は、友達の様に気の合う人ばかりではないでしょう。
仕事自体も、遊びの様に気楽で楽しいものではありません。
それでも、何とか歯を喰いしばって、目の前の仕事に懸命に取り組み、ハードルを乗り越える程に能力が高まり、少しずつ、本当に少しずつ、仕事の楽しさが判ってきます。
そういう意味で、仕事は登山に似ています。
登り始めた頃は、辛いだけ、苦しいだけです。
そこで下りれば、楽しさに気付くこともありません。
何とか乗り切って、五合目まで登ったところで後ろを振り返ると、下界では決して味わえない絶景が拡がります。
自分の歩んできた道程を見下ろし、達成感に包まれます。
そこで得た自信を糧に、更なる高峰を目指そうという意欲が生まれます。
次に、夢や浪漫とは無縁の、現実的かつ打算的な話です。 つづく
たかが飲み会、されど飲み会
松山宅建協会主催の懇親会が、ビアガーデンで行われました。
・ 現在の会社の同僚
・ 今は別々の会社で働く前職時代の同僚
・ 良きライバルとして切磋琢磨する同業他社
・ オーナーとしてもお世話になっている方・・・
年に一度、この会場でしか顔を合わすことの無い方も含めて、有意義なコミュニケーション機会です。
たかが飲み会、されど飲み会。
身内だけで群れて話せばそれまで。
「楽しかった」「美味しかった」で終わってしまいます。
ベテラン揃いの同業他社の中で、新たな人脈を切り拓いていくには勇気が必要でしょう。
しかし、ここで少し背伸びしてみることが、自分の人生を豊かなものとしてくれます。
海千山千、有象無象、玉石混交・・・。
それでも、虎穴に入らずんば虎児は得られません。
人脈を拡げるのも、情報をキャッチするのも、自らのアンテナ次第です。
・ 現在の会社の同僚
・ 今は別々の会社で働く前職時代の同僚
・ 良きライバルとして切磋琢磨する同業他社
・ オーナーとしてもお世話になっている方・・・
年に一度、この会場でしか顔を合わすことの無い方も含めて、有意義なコミュニケーション機会です。
たかが飲み会、されど飲み会。
身内だけで群れて話せばそれまで。
「楽しかった」「美味しかった」で終わってしまいます。
ベテラン揃いの同業他社の中で、新たな人脈を切り拓いていくには勇気が必要でしょう。
しかし、ここで少し背伸びしてみることが、自分の人生を豊かなものとしてくれます。
海千山千、有象無象、玉石混交・・・。
それでも、虎穴に入らずんば虎児は得られません。
人脈を拡げるのも、情報をキャッチするのも、自らのアンテナ次第です。
バトンをつなぎましょう
男子400mリレーは、リオ五輪の銀メダルに続き、世界陸上でも銅メダルに輝きました。
ご存知の通り、4人の選手が100mずつバトンをつなぐのが400mリレーです。
各国、最速のスプリンターを揃えて臨みます。
個人記録の合計では、必ずしも振るわない日本勢が、何故表彰台を狙えるのか?
それは、磨き上げられたアンダーハンドパスに象徴される、連携、チームワークが故です。
全力でトラックを疾走し、一本のバトンを次の走者に託す。
バトンを受けた選手は、チームや観客からの声援を背に、責任を全うする。
会社も同じです。
営業→管理→メンテと、お客様満足のバトンをつなぐ。
しかし、組織によっては自分のことだけしか考えない走者もいます。
リレーは、早く走るだけでは、絶対に勝てません。
バトンをつなぎましょう。
ご存知の通り、4人の選手が100mずつバトンをつなぐのが400mリレーです。
各国、最速のスプリンターを揃えて臨みます。
個人記録の合計では、必ずしも振るわない日本勢が、何故表彰台を狙えるのか?
それは、磨き上げられたアンダーハンドパスに象徴される、連携、チームワークが故です。
全力でトラックを疾走し、一本のバトンを次の走者に託す。
バトンを受けた選手は、チームや観客からの声援を背に、責任を全うする。
会社も同じです。
営業→管理→メンテと、お客様満足のバトンをつなぐ。
しかし、組織によっては自分のことだけしか考えない走者もいます。
リレーは、早く走るだけでは、絶対に勝てません。
バトンをつなぎましょう。
テストクロージング
営業は腰が強くないといけません。
腰の強さとは何か?
お客様の言いなりにならないこと。
勿論、お客様に買って頂くという謙譲の精神は必要です。
しかし、お客様にとってメリットのある、対価に見合った商品を提供するのであれば、関係性は50:50。
卑屈なまでに頭を下げる必要はないでしょう。
お部屋を御案内した際、「エアコンが無い」とか、「クロスの柄が気に入らない」とか、様々なニーズが聞こえてきます。
その声をそのまま鵜呑みにして、オーナー様にお願いする。
オーナー様は、「それで決まるのなら」と了承する。
ところが、ニーズを満たしても申込は入らない。
信用も信頼も丸つぶれになる・・・。
営業力が試されるのは、ここでテストクロージングできるか否かです。
「ではお客様、クロスの張り替えとエアコン追加ができれば、申込されますか?」
OKならば、すかさず条件付きの申し込みを取れば良いでしょう。
本音のハードルを見極めるためにこそ、テストクロージングは有効です。
決める気も無いのにネガティヴな要素を並べ立てる、お客様の言いなりになっていませんか?
腰の強さとは何か?
お客様の言いなりにならないこと。
勿論、お客様に買って頂くという謙譲の精神は必要です。
しかし、お客様にとってメリットのある、対価に見合った商品を提供するのであれば、関係性は50:50。
卑屈なまでに頭を下げる必要はないでしょう。
お部屋を御案内した際、「エアコンが無い」とか、「クロスの柄が気に入らない」とか、様々なニーズが聞こえてきます。
その声をそのまま鵜呑みにして、オーナー様にお願いする。
オーナー様は、「それで決まるのなら」と了承する。
ところが、ニーズを満たしても申込は入らない。
信用も信頼も丸つぶれになる・・・。
営業力が試されるのは、ここでテストクロージングできるか否かです。
「ではお客様、クロスの張り替えとエアコン追加ができれば、申込されますか?」
OKならば、すかさず条件付きの申し込みを取れば良いでしょう。
本音のハードルを見極めるためにこそ、テストクロージングは有効です。
決める気も無いのにネガティヴな要素を並べ立てる、お客様の言いなりになっていませんか?