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有難いこと

 女性人気タレントの不倫騒動、国民的人気グループの解散騒動、主要閣僚の辞任騒動・・・。
 新しい年が明けて一ヶ月しか経ってないのに、今年の漢字は「騒」かという感じの正月が今日で終わります。

 我が社にとっても、何かと騒がしかった昨年12月。
 組織変更やイベント等に追われ、バタバタと駆け抜けたにも関わらず、新年のスタートは比較的スムーズでした。
 店長や社員の皆さんが、自分の役割を弁え、しっかりとこなして下さったお陰と感謝します。

 そして明日から、いよいよ2月。
 2~3月は、今期の業績を占う二ヶ月と言っても過言ではありません。
 20代後半、某菓子店で店長を務めていた頃も、この時期は繁盛期でした。
 
 クリスマスが終われば、すぐさま年末年始。
 正月気分も抜けきらない内にバレンタイン商戦。 
 バレンタイン終了と同時にホワイトデー。
 雛まつり、端午の節句・・・。

 イベント満載、文字通り書き入れ時が続きます。
 人間は身勝手なもので、次から次に御客様が押し寄せて来られると、ついつい「有難み」が薄れ、「当たり前」と思ってしまうものです。
 そんな時、朝礼でスタッフに呼びかけ、自らをも戒めました。

 「ケーキを車に積み、無作為に家のドアをノックして、売り歩いたとしたら、果たして何軒買ってくれるでしょう。
 セールスと判った時点で、居留守を使われるか、言下に断られるか。
 そう考えますと、遠いところからわざわざ買いに来て下さるお客様がいかに有難いか。
 来店される御客様を、お一人お一人訪問先のお客様と思って接しましょう。」

 不動産も同じです。
 いや、不動産の方が更にハードルが高いかもしれません。
 
 先日、閉店間際に来店した御客様を、松山南店の森さんが案内されました。
 店に帰った後も商談は続き、御見送りしたのは21時過ぎ。
 さぞかしお腹が空いたことでしょう。 本当におつかれさまでした。
 方や過去には、退職社員が閉店間際のお客様を邪険に断り、帰してしまう場面に遭遇したこともあります。
 
 来店下さることを、「当たり前」と思うか、「有難い」と思うか。
 それが感謝の言葉、「ありがとう」の語源です。
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森を見る大将

 日常はめまぐるしく行き過ぎます。
 次々と捲き起こる雑多な事象について、一喜一憂していたのではリーダーシップは取れません。

 今だけでなく過去に照らし未来を予測し、高所大局に立ち、組織や市場を俯瞰して見る冷静さが求められます。
 長期的展望を踏まえ、全体最適の判断を下すことこそ、大将の務めです。

 時にそれは、短期的な利益を損ない、部分的な皺寄せを招くこともあります。
 真の狙いや意図を汲み取れなかった方達から、誤った判断であるとのそしりも受けます。
 そうした「木を見て森を見ぬ」稚拙な声に惑わされることなく、初志貫徹するのも大将の役割でしょう。
 
 だから大将は、孤独です。
 群れることは許されません。
 
 信念を持って想いを貫き、結果にコミットする、それがライザップ・・・もとい、大将の責務。
 それが嫌なら、面倒と思うなら、できるだけ早めに自ら身を引く判断をすべきです。

事後の百手より事前の一手

 先日、西日本一帯を襲った、数十年に一度の大寒波は、思わぬ被害をもたらしています。
 一部の物件で、水道管が凍結→破損し、一時的に給水がストップしました。
 被害は、高台に位置し、風の通り道になっている物件に集中しているようです。

 給水管は、老朽化が進むと、素材に粘りが失われ、破損し易く成ります。
 愛媛での被害は限定的でしたが、大牟田市では夥しい数の管が破損し、給水源が空になり、全世帯断水を余儀なくされました。
 水が止まると、生活に極めて大きな影響を及ぼします。

 ・ 飲料水
 ・ 風呂
 ・ 洗濯

 それ以上に重大なのがトイレ。
 今や、殆どの家庭が水洗トイレです。
 水が無ければ汚物を流せないため、事実上使えません。
 一日程度なら何とかなりますが、二~三日となると、本当に困ります。
 
 病院における透析等、命に関わる部分は、給水車等が駆けつけてくれるのでしょうけれど、全域が断水すると、そうした支援も間に合わなくなってしまいます。
 
 今回の寒波は、様々な教訓を授かりました。
 今後、こうした寒波の予報が出た際には、事前の呼びかけが有効です。

① 外部露出の給水管をタオルで覆う等処置する
② 浴槽に水を溜めて置く
③ 洗濯機等がバルコニーにある場合、少量の水を流しっ放しにして凍結防止
④ 万が一に備え、ミネラルウォーターの買い置き 
 
 事後の百手よりも、事前の一手

 愚者も経験に学びます。

上位15%の努力

 不動産業に就く上でのライセンスは、宅地建物取引士です。
 俗に宅建と呼ばれる資格ですが、昨年「宅建主任者」から「宅建士」へと名称変更されています。

 四肢択一マークシート方式、50問を2時間で解きます。
 合格ラインは7割、35点前後です。

 以前は、四肢の中で「明かな間違い」や「明かな正解」を見つけ出せば良かったのですが、最近では「四肢の中で正しい問題は幾つあるか」といった選択問題が増えており、4肢 × 50問 = 200肢すべてを理解できないと、正答を導けなくなっています。

 「難しくなった」と思うかもしれませんが、実力通り結果が出るという意味において、努力が報われる構図です。
 かつては、「宅建業法を集中勉強して満点を取り、他を二択まで追い込めれば合格点に届く」という通説があり、運に左右される部分も少なからずありました。
 
 まして、私が受験した平成7年は28点、バブル直後の平成2年は26点。
 難易度が高過ぎる場合には、合格点が下がり、実力よりも運のウェートが高まります。

 よく「難しかった」という話を聞くのですが、それは言い訳には成りません。
 難しかろうと、易しかろうと、それは全員平等であり、足切りラインで合否が調整されます。
 
 同じ試験に臨み、上位15%に入れば合格、下位85%に入れば不合格。
 そのために、上位15%の努力が求められる・・・それだけです。 

 我が社は、約三分の二が宅建士と、同業他社に比較すれば高い資格者率を誇っています。
 昨年は、12歳の小学生が合格を果たしました。
 今年こそは念願の全員合格を果たし、愛媛新聞15段抜きで「全社員宅建士」の紙面広告を打ちたいものです。

一日5万回の判断

 一説によると、人間は一日に5万回もの判断を下しているそうです。
 
・ 目覚ましが鳴る・・・すぐに飛び起きる or 二度寝入りする
・ 着替える・・・ネクタイを赤にするか or 青にするか
・ 朝食・・・パンにするか or 御飯にするか

 意識するか無意識かは別にして、次から次に判断を繰り返します。
 先日来の寒波は、居住する内子町から本社である大洲駅前店にかけて豪雪をもたらしました。

 朝5:00出発する際、どちらを選択するか。
 通常の山越えルート(50分) or 海岸線ルート(80分)
 
 出勤してから後、どちらを選択するか。
 車で帰宅する or ホテルに宿泊する

 結局、海岸線ルートで出勤し、ホテルに連泊しました。
 この選択は、万難を排した安全策です。

 山越えルートを選択した場合、スリップ事故を起こす恐れもあります。
 事故に成らないまでも、抜き差しならなくなり、車の中で夜を明かす可能性もあったでしょう。
 帰宅したものの、翌朝の通勤ができなくて、仕事に支障を及ぼすことは充分考えられます。
 
 こうした判断を下した際に、取り越し苦労となるケースも少なくありません。
 今回も、JRは運行していたので、最悪の事態は回避できた訳ですが、それはあくまでも結果論です。
 後出しジャンケンは誰でも勝てます。

 結果に左右される正誤ではなく、先を見据えた賢明なる判断を心掛けたいものです。

声なき声に耳を傾ける

 数十年に一度の寒波の襲来でした。

 南予一帯が雪原に覆われ、大洲駅前店では、自宅待機を余儀なくされた社員もいます。
 私は、早朝5時台に海岸線周りを選択したことで、何とか松山出社できましたが、二日間自宅に帰れずホテル住まいです。
 
 今回、降雪で鬼門とされる犬寄峠に雪はありません。
 月曜日の朝、松山は晴天に恵まれましたが、大洲はまだ降り続いていました。
 距離にして僅か40~50㎞でも、雲泥の差に驚かされます。
 
 そんな中、水道管が凍結して、受水槽の水が空になり、水が出なくなる物件もあります。
 松山市から供給される、給水管が凍結したことによるものです。

 松山北店の石川店長が、夜を徹して対応に当たり、翌日の午前中には復旧できました。
 本当に御苦労様です。

 さて、ここでTOPとして反省すべき点があります。
 朝一で、打ち合わせをした際、「各戸にミネラルウォーターを・・・」と言葉にしたにも関わらず、明確な指示を与えなかったことです。
 
 案の定というか、よりによってというか、某入居者の方から「ミネラルウォーターを配るべきではないか」というクレームが寄せられました。
 頭を過りながらも、何故手が打てなかったのか?

1. 水道管凍結は自然災害であり、その水道管は市管轄であるため、「自分達に非は無い」と思ってしまった
2. 設備の故障も含め、原因特定と復旧の段取りを優先する、大義名分にかまけた

 原因が何所にあるか、責任が何所にあるか、それは入居者様には関係ありません。
 「半日水がストップして不便している。水を下さい。」
 これが入居者の方の本音です。

 その声なき声に耳を傾け、考動することこそが、お客様本位の経営と言えるでしょう。

言い訳の順番

 人間は不完全で失敗する生き物です。
 失敗するからこそ人間であり、失敗してこそ成長します。
 但し、失敗を成長につなげるためには、失敗を認める謙虚な姿勢と、反省が必要です。

 実際には、十ある内の十すべてを失敗ということは、まずありません。
 10の内9までソツなくこなし最後の1で躓く・・・そんな残念なことが大半です。
 
 「九割方、一所懸命やってたのに・・・。」
 そう言いたい気持ちは良く判ります。

 しかし、例え九分九厘成し遂げていたとしても、詰めが甘ければそれまでです。
 自らの非を認め、反省し、次は100%の仕事をしようと誓うことで、成長の種が蒔かれます。

 以下は、テクニックの話です。
 1の非を棚に上げ、残りの9を主張したら、相手の怒りを買うのは必至。
 だから、まず1の非を、平身低頭詫びます。

① 謝罪 「・・・この件については釈明の余地もありません。
      申し訳ありませんでした。」

 謝罪によって、相手のお赦しが得られるようであれば、徐(おもむろ)に補足説明を行います。

② 補足 「・・・実は、これは決して言い訳ではなく、1~9まではやっていたにも関わらず、
      結果的に最後の詰めが甘かったのが、私の不徳の致すところです。
       今後は気をつけて参ります。」
 
 謝罪によって相手の溜飲を下げた後、「言い訳では無いのですが」とお断りした上で「説明」する。
 先に言えば「言い訳」、後から言えば「説明」。
 順番が違えば、展開も大違いです。

人生一路

 先般、ある方から聞かれました。
 「中卒という学歴に対して、どういう風に感じてらっしゃいますか?」

 その時、正直に「感謝しています」と即答したものの、明快な裏付けとなる言葉が浮かびませんでした。
 ここに至って、改めて考えるきっかけを与えて頂いた気がします。
 
 在学中の努力不足がたたって、今でも数式的な話にはついていけませんし、英語はとびきり苦手です。 
 宅建受験の際も、(当時は)高卒以上の学歴が求められたため、二年(実務経験)浪人を余儀なくされました。
 普通に高校を卒業していれば、こうしたビハインドに苛まれることはなかったでしょう。

 一方、低学歴が故、手にすることができた大きな財産があります。
 それは、「人生一路」の教えです。
 
 11年職人として歩んだ後、受け入れられた前職の会社では、19年御世話になりました。
 この30年間の訓えが、今の自分の礎です。
 
 正直、仕事が嫌で嫌でたまらない時期もありました。
 それでも、逃げたことや、逃げを考えたことは皆無です。
 くれぐれも、忍耐や辛抱や根性といった、自慢話ではありません。

 特筆すべき能力も資格も無い、そんな落ちこぼれの中卒人間を、積極的に雇用する会社は無いでしょう。
 辞めても行くところが無い訳ですから、そこで頑張る以外に選択肢はありません。
 逃げ道のドアが閉ざされていたことで、邪心が浮かばず、脇目を振らずに済みました。
 
 二年浪人を経て、宅建合格を果たした自分は、「この仕事で食べていく」と決意します。
 宅建士証は、低学歴の自分が30余年で初めて手にした、社会から認められる唯一の証しです。
 
 自分は掛け値なく、中卒であった人生に感謝しています。

私は誰? partⅡ

 以前、「わたしは誰でしょう?」なる短文を御紹介したことがあります。
 「あるモノ」を擬人化し、一人称で描き、その「あるモノ」が何かを当てる、ちょっとした遊びです。
 今回は、その別ヴァージョンを掲載します。

 『私は、人の心を、様々な方向に誘うことができる

 晴れやかにさせることも、
 有頂天にさせることも、
 怒りに打ち震えさせることも、
 悲しみのどん底に突き落とすことも、
 感動の涙を流させることも・・・
 私の手にかかれば自由自在

 いや、導くのは他人だけではない
 私という存在は、私自身をも自己暗示に導く

 そして、必ずしも意図的に操れる訳ではない
 思いとは裏腹に、人を傷つけてしまうこともある
 
 だから、極力控え目にして表に出ないように立ち回ることも少なくない
 ところが、「お前が出てこないから」と、ここでも責められる

 我ながら思う
 私は、実に厄介な存在だ
 でも、私は知っている
 私がいなければ世の中は成立しない
 恨み・妬み・争いが渦巻き、破局・滅亡へと向かうだろうことを 

 私は誰でしょう? 』
 
 答えは「言葉」です。
 人の上に立つ人は、自らの言葉が組織全体に与える影響の大きさを自覚しましょう。

経営者を育成する方法

 日本電産「永守重信」社長著「人を動かす人になれ!」の中で、経営者の育成について語られています。 
 
 出張で全国を飛び回る永守社長が、自宅に戻れるのは四分の一だけ。
 換言すれば、残りの四分の三空けたとしても、会社を任せ得る人材が居るということです。
 会社の理念や方針をしっかり理解し、自らの役割をしっかりと果たせる片腕を育てるのは容易ではありません。

 「これは今私が、再建会社で熱っぽく語っているのとまったく同じ話を、20年以上に渡って言い続けてきたことが最大の理由だが、ただそれだけでは経営者は育たない。
 同じ話を繰り返し聴かせるだけで、経営者が育つのであれば、テープレコーダーが経営者を育てる天才ということになる。」

 自分は、こうした拙文を5年近く飽きもせず、毎日毎日綴ってきました。
 読まれている方もお気付きの通り、同じ様な話ばかり。
 店長会でも、同質の話を繰り返しています。

 「これだけ言い続けているのに・・・」と虚しさを覚えることも多々ありますが、永守社長の言われる通り、それだけでは人は育ちません。

 「経営は理屈では無い。
 まず理屈から入らなければならないのは確かだが、実践の伴わない理屈はそれこそ空理空論に終わる。
 そこで私は、入社十年目ぐらいの『これぞ』と感じた社員に実践させるのである。
 具体的には子会社の経営を任せたり、新しく会社をつくらせる。
 この段階になれば、それこそ辛抱と忍耐の虫にならなければならない。
 - 中略 -
 一切口出しをせずに、黙って見守る。
 やがて失敗が表面化する。
 ここではじめて、失敗したのはどこに問題があったのか、どういった対策をとっておけば失敗が防げたのか、今度はこうした失敗の教訓を理屈で解きほぐしていく。
 これを約十年繰り返す。
 - 中略 -
 今のような学校教育と家庭環境で育った社員を、充分に投資もしないで、順送りの人事だけで、自分の分身といえるようなプロ経営者をつくることは不可能だ。」

 勿論、社長の資質も、会社の規模も、比べるものにはなりませんが、育成の根っ子は共通でしょう。
 文字通り、「失敗は成功の母」です。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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