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偽りの優しさ

 昨日、「偽りの謙虚さ」について書きました。
 今日は「偽りの優しさ」です。

 体調を崩し早帰りをした同僚が、翌朝出社してきました。
 ・ 心にも無いけれど、社交辞令的に「大丈夫ですか?」と声をかけるAさん
 ・ 心から心配しているけれど、「わざとらしい」と思い、声をかけないBさん

 さてどちらが「優しい」人でしょう。
 「心の無い言葉なんか要らない」という意見もあるかもしれません。
 しかし、自分は前者を支持します。

 何故なら、どう思ったとしても、言葉にしないと伝わらないからです。
 コミュニケーションの原則は、「どう思ったか」「どう言ったか」ではなくて、「どう伝わったか」。
 態度で、言葉で示さないと始まりません。

 「ありがとう」
 「おめでとう」
 「ごめんなさい」
 
 社内が愛語で満たされれば、心の中も次第に浄化されます。
 そして偽りの優しさも、真実の優しさに変わっていきます。
 言葉は言霊(ことだま)です。
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行動は変えられる

 自分は本質的に短気で不遜な人間です。
 従って本来、他人のそうした一面を注意できる筋合いではありません。

 一方、自らもそうだからこそ、他人の不遜さが鮮明に見え、共感できるのも事実です。
 また、他人の上に立つ人間は、自らができるできないに関わらず、教育・指導する責任があります。

 ・ 不遜 = 謙(へりくだ)る気持ちがないこと。 思い上がっていること。 また、そのさま。

 これが、自分の短所であることは間違いありません。
 ところが、人によっては自分のことを、「謙虚」な人間と誤解されているケースもあります。

 その理由は、気付いているが故、自らの発言を多少なりコントロールするからです。
 もっと、ストレートに言えば、謙虚でないにも関わらず謙虚なフリをします。
 言わば偽りの謙虚さですが、これは必ずしも悪いことではありません。

 親、上司、部下、資本家、お客様・・・。
 礼を尽くすべき人と接する際は、相手の言葉に耳を傾け、素直に受け入れる姿勢が求められます。

 意識して不遜な自分を抑制していけば、少しずつ受け入れの容積が増します。
 「自分は不遜な人間だ」として開き直り、言動を改めようともしなければ、どれだけ歳を重ねても尖(とが)ったままです。

 「不遜」のそこだけにフォーカスすれば短所ですが、光の当て方を変えれば「長所」が見えてきます。
 自信があり、自負があり、信念があるからこそでしょう。
 しかし、利己を押し出し過ぎると、社会的融和は図れません。
 
 性格は変わらない・・・でも、行動は変えられる。

 「ごめんなさい」「ありがとう」
 こうした愛語を積極的に使うことで、光の当たり方は目に見えて違ってきます。

出逢って5分の奇跡

 送別会がありました。
 送別会というのは、社員が別の道に進むことになり送りだす会ですから、必ずしも良いことではありません。
 しかし、何事も前向きに受け止めたいものです。
 
 自分は基本的に、「すべては最善」と思って生きています。
 勿論、反省すべき点は反省しなければなりません。

 そうした反省に思い当らせてくれたという意味も含め、すべての事象に感謝します。
 そして、将来の成長のために試練を与えて下さったのだ、と思うのです。

 辞められた社員の中には、営業紹介を頂く方も少なくありません。
 子供を連れて遊びに来てくれる方もいらっしゃいます。
 建築・不動産業界に進まれて、ビジネスパートナーと成る方もいます。 

 ここで、スピードワゴン小沢さんの合コンにおける名言も。
 
 「地球上に今さ、人口って何人いるか知ってる?
 63億人。
 63億人って、1人に1秒しか会わなくても180年かかる訳。
 それを俺たちどう?
 出会って5分以上経ってる。
 奇跡に乾杯!」 
 
 十年でも、五年でも、三年でも、半年でも、たった5分でも・・・。
 いえ、袖振り合うも多生の縁。
 奇跡に乾杯です。

明日死ぬかの様に生きなさい

 お世話になったオーナー様が、また一人天に召されました。
 前職の会社で建築から関わらせて頂き、起業とほぼ同時に管理受託させて頂いた方です。

 三年程前から入退院を繰り返し、担当医から何度も余命宣告を受けるほど、内臓は蝕まれていました。
 それでも、不屈な生命力で、何度も死の淵から蘇っています。

 今年の初め、危篤に陥ったという報を受け、病院に駆けつけましたが、既に意識混濁状態。
 御親戚のご判断もあり、危急時遺言の証人として立ち会わせても頂きました。
 それからも約半年、生き永らえた訳です。

 67歳。
 早過ぎる・・・余りにも早すぎます。

 改めて、人生は有限です。
 でありながら、永遠に生きられるかの様な錯覚をもって、人は今日を生きています。
 
 仮に今日、事故に遭い、生死の境を彷徨(さまよ)うとしましょう。
 命をまっとうする今際(いまわ)の際に、自らの人生を振り返り後悔は無いか。
 
 心残りが残されているとすれば、命のある内に埋め合わせたいものです。
 「明日死ぬかの様に生きなさい」
 インドの聖人「マハトマ・ガンジー」の言葉は教えてくれます。

第三回 感謝の集い

 7月26日(日)東京第一ホテル松山「スカイブリリアン」において、NYホームオーナー会「第三回感謝の集い」を開催致しました。

 『本日は、感謝の集いへのご案内をしましたところ、かくも沢山の皆様に御参集頂き、誠にありがとうございます。
 本会は今年で3回目・・・おかげさまで、毎回参加して頂く人数も増え、望外の喜びに存じます。

 かつて民主党政権時代に、時の首相であった野田佳彦総理が映画「三丁目の夕陽」を引用しまして、「昨日よりも今日、今日よりも明日が豊かになる国家を目指す」と明言しておりました。
 時は移ろい政権は変わりましても、現実はなかなか厳しいものです。

 さて、弊社では今年1月、5店舗目となる松山余戸店をOPEN致しました。
 同じく1月、本社所在地である大洲駅前店を新築リニューアルOPEN。
 更に5月、入居者様に安心して頂くべく、24時間365日対応する「NYホームコールセンター」を立ち上げています。

 7年目となる8月からは、不動産開発部を新設し、空家管理・仕入販売・売買仲介・不動産開発といった部分を強化します。
 ここ2~3年は、収益物件の取引が全国的に活性化しており、東京・大阪・名古屋といった大都市圏の投資家の方々が愛媛の物件に触手を伸ばす状況です。
 購入後の管理・斡旋だけでなく、購入や売却についてもお役立ちしたいと考えておりますので、今後とも宜しくお願い申し上げます。』

剥がれ落ちた天婦羅の衣

 東芝の会計不祥事が波紋を呼んでいます。
 思う数字が出ない時、「チャレンジしろ!」と檄を飛ばしたことから、トップダウンの会計操作が疑われている訳です。
 法的追及はともかく、会社で起こった事象の責任は社長にあります。

 7月24日の日経新聞に、この事件に対する日本電産「永守重信」社長のコメントが引用されていました。
 「100の力がある社員に130やらせないと会社は伸びない。
 200やらせると危ない。」

 新聞のコメントは、前後の脈絡を切り取って掲載しますから、その真意は図りかねますが、この発言と事件とを結びつけるのは、少し強引でしょう。
 社員の潜在能力を引き出すことと、不正は別物です。
 前職の会社でも、不正は少なくありませんでした。

 住宅の営業リーダーであったMさんは、受注実績を挙げるために、二重契約の手法に手を染めます。
 会社提出用の契約書は、請負額2000万円。
 お客様と締結した契約書は、請負額1400万円。
 利益ゼロの原価契約です。

 某支店長のOさんは、支店業績を装うために、賃貸マンション建築のノーリスク契約を乱発します。
 契約金ゼロ、違約金ゼロ、着工期未定、融資未確定。
 リスクゼロですから、次々契約は上がります。
 しかし、一向に着工できません。
 最終的には、解約が頻発するのです。

 これらを業界用語で「天ぷら契約」と言います。
 ※ 天ぷら契約とは・・・架空の契約や、解約・取り消し・無効を前提とした契約。
           天ぷらは中身が見えない。 外からは立派に見えても実際は中身が小さい。

 さて、天ぷら契約は、遅かれ早かれ衣が剥がれ落ちます。
 であるにも関わらず、何故そうした愚行に走るのでしょうか?

 ① 上司が実力以上の数字を求め過ぎた 
 ② 上司と部下の信頼関係が希薄であった
 ③ 倫理感・道徳観の教育が不足していた 
 ④ コンプライアンスの監査が欠落していた・・・ 

 営業マン自身も、悪いことと知りながら、上司からのプレッシャーに耐えきれず天ぷら契約に逃げます。
 「来月二件受注して、一件は解約になったことにすれば帳尻は合う・・・。」
 しかし、一たび天ぷら契約に逃げた甘い営業マンは、二度とリアルな凌ぎができません。

 先述の永守社長の言葉を読み換えるならば・・・。
 「100の力がある社員が、130のパフォーマンスを発揮してくれれば会社は伸びる。
 但し、200のパフォーマンスが上がってきた時には、不正を疑え。」
 改めて、TOPの責任は重大です。

伝言ゲームの危うさ

 社員から別の社員に対する不満を耳にすることがあります。
 その際、一方の話を鵜呑みにし、もう片方に対して苦言を呈することはありません。
 
 片方の話だけでは、とても判断できないからです。
 警察でも、現行犯で無い限り即逮捕は無い筈。
 双方の言い分を直接聞いた上で、客観的な意見を述べ、当事者間で解決できる様に導くのが役割と認識しています。

 基本的に、他人伝(ひとづて)の話から真実を掴むのは容易ではありません。
① AさんがBさんに話す → Aさんの説明力 × Bさんの理解力  
② BさんがCさんに話す → Bさんの説明力 × Cさんの理解力
 
 これに各々のスタンスや価値観や感情が入り混じるのですから、極めて複雑です。
 伝言ゲームの様に、犬の絵が、しまいには大福餅になったりします。
 
 気に成ることがあるのなら、Aさんと直接会って話し合い、真意を質(ただ)すべし。
 それが率直さであり、コミュニケーションの原則です。

天国に一番近い会社

 昨日のブログで、助け合い、支え合う、互助の精神を説きました。
 これは決して理想論ではありません。
 また、慣れ合い是認の仲良しごっこでもありません。
 
 支える側は、笑顔を忘れず、見返りを求めない。
 支えられた側は、甘えることなく、感謝を表明し、恩返しを誓う。
 これが大前提です。

 とはいえ人間は皆、身勝手な生き物。
 当事者として影響が及んだ時、怒りや憤りが頭をもたげます。
 自分も例外ではありません。
 そんな時に思い出すのが、いつも引用する次の話です。

■ 地獄とは
【 大きな釜の中で、美味しそうなうどんが湯気を立てて煮えている。
 皆、腹を空かせているため、うどんを食べようと競って大釜に近付く。
 ところがそこにある箸は、長さ1メートルもあって、上手く口に運べない。
 皆我先に食べようと、狂った様に貪(むさぼ)る。
 やがて喧嘩が起き、うどんは周囲に飛び散り、誰も食べることはできない。 】

■ 天国とは
【 同じ釜の周りに、腹を空かせた人が集まっている。
 人々はうどんを長い箸でつまむと、釜の向こうの人に、「どうぞお先に召し上がれ」と差し出す。
 するとその人は、「御馳走様でした。今度はあなたにお返しをさせて下さい」と、自分の箸でうどんをとって勧める。
 こうして、すべての人が美味しいうどんを食べることができる。 】

 例え道のりは遠くとも、険しくとも。
 どうせなら、天国に一番近い会社を作りたいと思っています。

折り合いをつける力

 各店店長と共に、中小企業家同友会に参加しました。
 休日の夜にも関わらず、熱心に参加してくれる社員に感謝します。

 さて、今回の発表者は聖カタリナ大学の山本万喜雄教授。
 テーマは「共に育ち合い、働いて元気になる ~同友会運動における障害者雇用を考える~」

 障害者雇用というと、ボランティア的なイメージが一般的です。
 人員的にも経済的にも余裕のない中小企業においては、障害者雇用そのものが絵空事と捉えられがち。
 ここでは、自社の状況に合わせた読み換えが重要です。
 
 我が社には、バレーボール・ソフトボールの国体育成選手が3名所属しています。
 週末は、試合や遠征で抜けることも少なくありません。
 夕方は、練習のために早上がりをします。

 彼らは、日中仕事を一所懸命やった後の練習、平日勤め上げた後の週末遠征と、プライベートな時間や休息は殆ど無い、ハードな日常です。
 それでも過去には、「かきいれ時に居ない」という状況に、不満の声を漏らす人もいました。

 まずもって、本業に専業する人間であっても、機械の様に働き続けられる訳ではありません。
 女性であれば産休や育休もあります。
 男女に関わらず、事故や病気で、長期に渡って休まざるを得ないこともあります。
 
 相手の立場や状況に理解を示し、助け合い支え合う。
 恩を受けた人間は、仲間の情に感謝を示し、いつか御返ししようと心に誓う。

 こうした信頼関係の連鎖によって、笑顔と「ありがとう」が溢れる社風が築かれる。
 その社風の中で、感謝と思いやりの精神に満ちた社員が育まれる。
 だからこそ、困窮したオーナー様や社会的弱者としての入居者様の声にも、親身に耳を傾け手を差し伸べお役立ちできる。
 お客様からの感謝の言葉が、社員のやり甲斐や生き甲斐に火をつける。
 結果、店舗や会社の業績が上がり、社員に対する経済的な還元が可能になる。
 
 問題意識は、真剣だからこそ芽生えるものです。
 しかし、思う通りにはならないのが経営ですし、人生でしょう。

 現実と向き合い、折り合いをつける力を身につけるのも処世術。
 車のハンドル同様、精神にも適度な遊びが必要です。

双方負けのwin-lose

 懐かしのビジネスパートナーと、十数年振りの再会を果たしました。
 お互い、前職の会社から独立起業し、代表の名刺を交換します。
 皮肉なことに、以前所属した会社の実態が無いという状況も共通です。

 教訓としての気付きは、真面目に仕事をすることがいかに大切であるか。
 当たり前です。
 それでも世の中には、楽して儲かる方法を追い求める人が沢山いらっしゃいます。

 ・ ネズミ講
 ・ マルチ商法
 ・ ネットワークビジネス・・・

 こうした仕組みの共通点は、誰かが得をして、誰かが損をする。
 名著「七つの習慣」でいうところの「win-lose」です。
 しかし、得をした人は果たして、常に勝者でいられるでしょうか。
 
 『相手を打ち負かすことで、一時的に勝利の美酒に酔えるかもしれない。
 但し、長期的な視点に立つと「lose-lose」・・・必ず双方が負けになる。
 長期的な信頼関係を築くには、「win-win」以外の方法は有り得ないのだ。』

 知識と経験と知恵と汗と努力の積み重ねによって御客様にお役立ちし、対価と信用を得る。
 まっとうな仕事は、必ず「win-win」の活路を拓いてくれます。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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