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問題と課題の違い

 以前、中小企業家同友会で学んだ教えを、自分なりに置き換えてみました。

 ◆ 「あるべき姿」と現状とのギャップは「問題」
 ◆ 「ありたい姿」と現状とのギャップは「課題」

 中小企業にとって「問題」とは何か?
 ・ 損益分岐点をクリアできず赤字を出す
 ・ コンプライアンスがまっとうできない
 ・ 定期昇給を実現することが叶わない
 ・ 雇用を維持できず縮小を余儀なくされる
 ・ 法人税を納められない・・・
 
 それぞれ当たり前に思われがちですが、それすらも容易なことではありません。
 世の中の企業の内7割以上は赤字・・・それが現実です。
 換言すれば、実に7割の会社は問題に喘いでおり、理想を掲げ、ありたい姿へと邁進する企業は3割にも満たないということであります。 

 先日、尊敬する社長のブログに感想を書き込みました。
 
 「弊社は問題と課題だらけで、疲れる暇もありません。」
 
 会社は、TOPが思い描いただけ、成長シロがあります。
 決して、卑下した表現ではなく、問題を孕(はら)んだ状態でも、ありたい姿を見据え、課題を前向きに追い求めたいものです。
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山間部の生き残り策

 先日の高知日帰り出張は、357㎞の道程です。
 一般道メインの山越えルート(龍馬脱藩ルート)を選択したため時間はかかりましたが、高速道路では得られない、町の雰囲気や出店状況や盛衰振りが伺えて、中々楽しめました。

【 往路 】
内子町 → 大洲市 → 西予市 → 鬼北町 → 梼原市 → 津野町 → 須崎市 → 土佐市 → いの町 → 高知市

【 復路 】
高知市 → いの町 → 土佐市 → 須崎市 → 中土佐町 → 四万十町 → 四万十市 → 松野町 → 鬼北町 → 宇和島市 → 西予市 → 大洲市 → 内子町

 実に一日で、15の自治体を走破したことになります。
 平成の大合併前の旧市町村なら30以上は確実です。 
 
 当たり前のことですが、山深い地域にも家は点在し、少しだけ平坦で日当たりの良い場所には集落が形成されています。
 ところどころ、昭和の時代にタイムスリップしたかの様な、レトロな商店街も出現します。

 田舎の風物詩である「よろずや」や、駐車場の無い食堂は、閉店して廃墟になっている所も少なくありません。
 打って変ってコンビニは、確実に山里にも進出しています。
 「Yショップ」が主流ですが・・・。

 「この町の基幹産業は何なのだろう?」
 農林漁業が真っ先に浮かびますが、その経済規模は限定的です。

 日本のGDPに占める愛媛県の割合は1%
 その1%に占める、第一次産業の割合は2%
 高知県も似たり寄ったりでしょう。
 人口減少と少子高齢化の影響が最も大きいとされる山間部にとって、いかに働く場所を創出するかは大きなテーマです。

 一方で、都市部が遠く隔絶されたエリアは、皮肉にも消費の流出し難さが幸いし、市場が守られます。  
 モータリゼーションによって時代に取り残された山間部の未来の鍵は、昭和回帰の地産地消にあるのかもしれません。

ぼろい商売との誤解

 昨日の水曜定休日、取引の打ち合わせと役所調査のために、高知へ行ってきました。
 滞在4時間、往復6時間の日帰りコースです。

 今回は、大型の収益物件が対象に成ります。
 正直、物件が大きければ大きいほど、頂く報酬も大きく、比例してプレッシャーも募るもの。
 特に、売主と買主の双方をマッチングさせる、両直取引となれば尚更でしょう。

 但し、本来は600万円の中古住宅であっても、1億円の収益マンションであっても、同じ責任、同じ使命を帯びています。
 売り側もしくは買い側に、別の業者がいらっしゃったとしても、責任が半分に軽減される訳ではありません。

 不動産の購入は、殆どのお客様が一生一度。
 多い方でも、生涯で何度も無い、高額な買い物です。
 
 「御主人に万が一のことがあった場合でも、御家族に負債を残さないため。」
 やわらかな響きの美辞麗句をまとい、強制加入させられる団体信用生命保険は、言わば命を担保に差し出す様なものです。
 実際、返済苦に陥り、自ら命を絶って清算しようとする悲劇もあります。

 お客様一人ひとりの、その物件にかける想いに照らせば、手抜きは罪悪。
 真剣さにおいて、お客様に負けては成らないのです。
 そうした責任と自覚があるならば、報酬額の安易な値引きにも応じることはできません。
  
 媒介契約書、重要事項説明書そして売買契約書・・・数十枚の書類が数十万円、数百万円、数千万円の報酬に化けるのが不動産業です。
 ぼろい(楽して大儲けできる)商売と揶揄されることがありますし、嘆かわしくも受け入れる業者すら居ます。
 
 自分は決して百戦錬磨のエキスパートではありませんが、そうした的外れな誤解を撥ね付けるプライドだけは失いたくないと思っています。

オレはオレだぜ!

 皆さん、自分の呼称って、気に成りますか?
 私も、それなりに気に成ります。
 かといって、言下に是正を求めるほどではありません。
 
 会社を立ち上げて間もない頃は、距離の近さから「松岡さん」と呼ぶ社員もいました。
 当時居た私と同年代の総務の女性は、「社長のことを松岡さんって、それは無いでしょう社長!」と憤慨しますが、私自身は前職で社長就任の際、「さん付け運動」を提唱したくらい無頓着です。
 そう、世界のTOYOTAは、社長も「豊田さん」らしいし・・・。

 特に指示した訳でもなく最近、社員は皆「社長」と呼びます。
 息子は幼少期から「お父さん」だったけど、最近では微妙に「お」が小さくなって、「ぉ父さん」に進化してきました。
 いつか「父さん」になり、やがて「親父」に変化するのかと想像すると、ちょっとドキドキします。
 劇団では役の無い一兵卒ですが、「初代代表」という権威ある呼び名で、年寄に花を持たせてくれているようです。
 
 facebookでつながっている旧知の同僚の中には、未だに「松岡部長」とか「松岡常務」とか書き込む方がいます。
 一番関わりの深かった当時の役職名で、その人にとってはそれが最もしっくりくるのでしょう。
 若干の違和感はありますが、当時を回顧して懐かしくも嬉しくもあります。

 先日、宅建協会の宴席で、某県議会議員の先生から「会長」と呼ばれ、一瞬「誰のこと?」と戸惑いました。
 そう私が任意団体「大洲宅建協会」の会長そして公益社団法人「愛媛県宅地建物取引業協会」大洲地区連絡協議会の会長です。(長い・・・)
 
 この度、県の理事会で県組織の「常務理事」も兼任することになり、何年振りかの「松岡常務」復活・・・。
 更に、大洲宅建協会「会員支援委員会」委員長も拝命しました。
 
 松岡修造の心の師、「行徳哲男」氏の声色で呟きます。
 何と呼ばれようと、どう見られようと、中身は一切変わっちゃいない、オレはオレだぜ!

悠々自適な老後

 昨日のブログで、山里の百貨店を復活させた元同僚を取り上げました。
 その姿は、まさに「人生の楽園」です。

 西田敏行さんと菊地桃子さんがナレーターを務めるこの番組は、我々が日常追い求め、追いかけられている金銭欲や物欲とは、一味違った幸福感に気付かせてくれます。
 俗に言う「ハッピーリタイア」を果たした中高年の、自然と人情の溢れる田舎でのスローライフにスポットを当てる番組です。

 登場人物は、大きく二つに分かれます。

A : 定年まで勤め上げた後、年金と蓄えによっておくる悠々自適な老後
B : 第二の人生として始めた事業が好調で、忙しさが生き甲斐となる老後

 前者も、飲食店なり工房なりを営んでいるケースが殆どですが、とても生業(なりわい)とするだけのニーズは無い訳です。
 いや、決してそのことを卑下するつもりはありません。
 数十年に渡って一所懸命働いたことに対する御褒美ですから。

 少しだけ、ブラックな表現をします。
 高度成長期を生き、逃げ切れた世代はそれも可能でした。
 少なくとも、我々の世代以降の老後は、そう上手くいきません。

 当然、年金は当てに成りませんし、貯蓄もまま成らないのが、これからの時代です。
 「あまり、お金には固執しない。 食べていければ良いので、のんびりと・・・。」
 こんな老けこんだ若者も増えています。
 
 しかし、小さいながらも家を建て、子供を大学に行かせて、普通に食べていくことは、思う程簡単では無いでしょう。
 相当がむしゃらに働かない限り、悠々自適な老後は手に入らないのが現実です。

 加えて、人間というものは、「他人から認められたい」「世の中から必要とされたい」本能を持っています。
 そういう意味では、幾つになっても求められ、忙しく働き続けることの方が幸せなのかもしれません。

復活した山里の百貨店

 休日の昼下がり、ぼんやりとTVを見ていたら、見覚えのある顔、そして声。
 前職の同僚である、黒田さんが取り上げられていて驚きました。
 
 「FNSドキュメンタリー大賞」ノミネート作品として、EBCが一年間密着取材した「復活!山の百貨店~夕日がくれたもの~」です。

 宇和島市津島の山里、御槇(みまき)地区には、明治40年創業のよろず家「福田百貨店」がありました。
 かつては、食料品から生活雑貨まで何でも揃う地域唯一の商店として名を馳せます。
 ところが、人口減少と後継者問題を受け、平成6年に惜しまれながら閉店。
 そこに、かねてより山里暮らしを考えていた黒田さんが着目し、昨年復活させます。

 黒田さんは大阪出身で、この地には縁もゆかりもありませんが、御槇の自然と人情に触れ、移住を決意した訳です。
 モノを売るだけでなくカフェも併設し、「夕日のフォトコンテスト」、「絵葉書展」、映画上映等のイベントが開催される福田百貨店は、地域のコミュニティセンターとしての役割を担っています。
 その志と行動力に痛く感動を覚えました。 

 但し、これからの道程はそう簡単ではないでしょう。
 御槇地区の人口は500人足らず。
 地元の小学校の全校生徒数は僅かに5人。
 高齢化率は50%を超えます。

 農林業の活性化でも、観光客の呼び込みでも、工場の誘致でも、その手段はともかくとして、地域に人が集まり、定着し、お金の回るインフラが整備されない限り、未来の光明は見いだし難いものです。
 経済の伴わない町おこしは、継続性が担保されません。
 
 勿論、彼はそのことに気付いていることでしょう。
 物質的には至極、質素・簡素だけれど、精神的には非常に贅沢な時間を過ごされている黒田さんを、羨ましく見守りつつ、心からのエールを贈りたいと思います。 

この指止まれ

 言うまでも無く、「エイブル」という商号は賃貸仲介のブランドです。
 ツールもシステムも、賃貸仲介・賃貸管理のために開発されたものが提供されます。
 売買仲介も扱ってはいますが、あくまでもそれは属人的なノウハウに過ぎません。

 20名程の中で、そこそこ売買をさわれる社員は、僅かに3~4人。
 売買や少し複雑なテナントとなると、松岡にお鉢が回ってきます。
 
 社員も含め周囲の方々は、この道20年以上で大洲宅建協会会長という肩書きの私を、何でもこなせるエキスパートと誤解するでしょう。
 しかし、20年超の経験の内、半分以上は分譲マンション畑で、その殆どはマネージャーであったため、現場最前線での実務経験はまったくもって未熟です。
 
 有難いことに、繁忙期を終えたこの時期、沢山の案件情報を頂き、差し詰め一人繁忙期と成りました。
 固定電話で話していると携帯電話が鳴り、携帯電話で話していると固定電話のメモが回され、電話を持つ手が腱鞘炎になりそうな毎日です。

 自分じゃないとできない仕事は存在感が際立ち、心地良くもあります。
 とはいえ、そこに安住すると組織は成長できないでしょう。
 痛感するのが、後継者育成の重要性。
 同行営業が最も有効な教育手段ですが、なかなかチャンスがありません。

 今度の水曜日(定休日)、売買物件の役所調査で一日高知に参ります。
 もし、共に学ぼうと思う方がいらっしゃれば、お気軽にお申し出下さい。(男性限定)
 有りっ丈の知識をマンツーマンで伝授すると共に、鰹のタタキくらい奢ります。    

行動のみが真実

 今年2回目、通算37回目の献血です。
 以前から、会社に献血車が来る際は必ず参加してきたのですが、3.11を機に意識が変わりました。

 自然の猛威の前に、抗おうとする人間の力には限界があります。
 温暖で平穏な、遠く離れた四国の地から見守る我々の力も、極めて非力なものです。
 そんな中でもできる、ささやかな社会貢献の一環として、せめて頻度を増やそうと、成分献血に切り替えました。
 
 通常の400ml献血だと3ヶ月に一度ですが、成分献血であれば二週間に一度可能です。
 とはいえ、少し油断すると、あっと言う間に3ヶ月が経過し、通常と変わらない、或いは通常以上にスパンが空いてしまいます。

 現に今回も、グループ会社に献血車が来たという連絡によって、ようやく重い腰が上がりました。
 時に、facebookにupされた献血のニュースを見て気付かされることもあります。

 この様に、人間の意識や理性は、必ずしも行動とは合致しません。
 宅建資格が必要であると理解し、今日は勉強できると意識し、勉強すべきだと判断し、勉強しようと決意したとしても、実際に勉強するか否かは別物です。
 
 そして、その本気度合いは、行動するか否かで量られます。
 真実は言葉にはなく、行動にのみあります。

満足の声を紡ぐ

 4月度の「Big Smile」アンケート結果が返ってきました。
 今回は、4店総数の内、過半数を一店で叩き出した、松山南店の健闘が光ります。

・ 「来店時には立って挨拶して頂き、帰る際は、天候が悪いにも関わらず外まで出て御見送りしてくれました。」

・ 「何軒か不動産業者を廻りましたが、一番丁寧に、笑顔で接してくれたと思います。」

・ 「不動産屋さんというと入り難いイメージがありましたが、とてもアットホームな感じで温もりを感じました。」

・ 「栗原さんだけに限らず、松山南店は全体に素晴らしいです。」

・ 「とても接客が良く、どの社員の方も感じが良いのです。 こんな気持ちの良い不動産会社は初めてです。」

 営業担当に対する賛辞も、紹介し切れないほど沢山頂戴しました。
 先述したコメントは、個々の属人的な評価とは別に、会社や店舗全体の印象に言及されたものです。
 
 賃貸仲介は組織営業が大事だと言われる様に、店の雰囲気が良いと認めて下さった評価には、一層価値があります。
 石村店長のリーダーシップ、栗原さん、石田さん、森さんの努力、そして内勤者のフォローも含めて、良好なチームワークの証しでしょう。

 『CS(顧客満足)は未来のメシの種』

 こうしたお客様満足の声を、幾重にも紡(つむ)いでいけたなら、紹介・リピートが口コミで拡がり、将来の繁栄も約束されるに違いありません。

6つのリーダーシップ

 名著「EQ」の著者であるダニエル・ゴールマンは、リーダーシップスタイルには6通りあると説きました。
 あなたは、どのタイプでしょうか?

① 強圧型(指示命令型)
 即座に服従することを要求する。
 自己動機付けが成されており、変革を起こし、成功への意欲がある。

② 権威主義型(ヴィジョン型)
 目標に向けて人を活気づける。
 変革を主導し、共感的である。

③ 親和型(仲良し型)
 人間関係を構築する。
 共感的で、高度なコミュニケーション技術を有する。

④ 民主主義型(調整型)
 意思決定に当たり積極的にチームの参画を奨励する。
 コミュニケーションに長けており、人の話を聴いたり交渉したりするのに優れている。

⑤ 先導型(率先垂範型)
 高い業績基準を設ける。
 自分がイニシアチブを取り、自己動機づけがなされており、成功への意欲がある。

⑥ コーチ型(育成型)
 人の能力を伸ばし開発する。
 人の話をよく聴く能力を持ち、効果的にコミュニケーションを図り、人をやる気にさせる。

 こう並べますと、②③④⑥あたりが高等で、①⑤あたりが下等であるかの様にも見えますが、必ずしもそうとは限りません。
 どれが正しくて、どれが間違いということでも無いのです。
 
 本来リーダーシップは、組織の成熟度や、戦況によって使い分けられるべきもの。
 例えば、世界的な恐慌に陥り生きるか死ぬかといった局面を迎えたとしたら、親和的に「仲良くやりましょう」と呼びかけたり、民主的に「どうすれば良いと思う」と問いかけたり、社員育成のためにコーチングする余裕など無い筈です。
 強圧的に指示命令を下し、役割を分担し、リーダー自らが斬り込み隊長として先頭に立ち、組織を束ね鼓舞する必要があるのです。

 各店舗毎に、直面する戦場も戦況も違っています。
 仮に危機を悟るなら、リーダーには責任と覚悟と厳しさが必要でしょう。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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