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負けに不思議の負けなし

 4月最終日を迎え、今期も3ヶ月を余すだけと成りました。
 経営は達成が勝利、未達成が敗北の12番(12ヶ月)勝負。
 過去8番の、営業利益対予算比は・・・。

 8月〇 9月● 10月● 11月〇 12月● 1月〇 2月● 3月〇

 4勝4敗・・・、各店舗毎は、もう少し偏った星勘定になります。
 五分の星で迎えた4月は、少し厳しそうです。
 この結果だけを見て、一喜一憂することは無いでしょう。
 来月取り戻せば良いだけです。

 しかし、勝ったにせよ、負けたにせよ、漫然とやり過ごしては駄目。
 月が変わったからといって、貯金や借金が帳消しに成る訳ではないし、突如神風が吹くことも無いのです。

 『我々は勝負師ではない。
 負けても何が原因で負けたのかを追求することに意義がある。』
                                 本田宗一郎

 我が社には、共通の月間目標シートがあります。
 目標未達成の際は、何故未達成だったのかを分析。
 その分析結果を踏まえて、次月の対策と戦略に反映させます。
 原因を明確に掴まない限り、対策も戦略もあり得ません。

 「勝ちに不思議の勝ちあり。
 負けに不思議の負けなし。」

 野村克也氏の発言として広く知られていますが、元々の出典は江戸時代肥前国平戸藩の第9代藩主「松浦清」氏。
 負けに不思議の負けは無く、あなたは負けるべくして負けたのです。
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天下人となる理由

 いかなる組織も、体制・反体制、主流・反主流という枠組みがあり、一枚岩の団結はとても難しいものです。
 しかし、一枚岩に成らなければ、大事を成し遂げることはできません。
 政治における挙党一致と、理屈は同じです。

 松山の某協会もかつては、体制に異を唱える者が弾圧される、恐怖政治的な側面がありました。
 池の水が次第に濁(にご)れていく様に、ともすれば長期独裁は組織を腐らせます。
 澱(よど)んだ池に一石を投じる意味で、時に反対派の意見は必要でしょう。
 
 さりとて、組織が一度(ひとたび)崩れ、人事が刷新されたとしても、対立軸を残したままでは、前向きの議論に成り難いものです。
 それは、正義を錦の御旗に掲げ、民衆が決起し、独裁者を失脚させながらも、一向に政情が安定しない国家のクーデターに類似しています。

・ 反対派を蹴落とすこと
・ 反対派を糾弾すること
・ 反対派を排除すること

 エネルギーの多くがそこに注がれ、国家の未来、組織の発展といった大義は影を潜めます。
 シンパを集め、密談を重ね、パワーバランスを競う・・・。
 こうした姑息な営みによって、天下統一を果たした事例は、歴史的にも皆無です。
 仮に、一時的に成立したとしても、いずれ反逆に遭い、転覆させられる末路を辿ります。

 力が強いだけ、理論が正しいだけ、声が大きいだけでは、組織は動かせません。
 混乱を収拾し、挙党一致体制を構築するには、反対派の言い分にも真摯に耳を傾け、辛抱強く時機を待ち、押すべきは押し、譲るべきは譲り、目先だけでなく百年の計を睨み、利己よりも利他の価値観を訴え、敵をも味方に引き込むだけの器量が必要です。

 群雄割拠の戦乱の世を鎮め、300年に及ぶ泰平の世を築いたのは、織田信長でも豊臣秀吉でもなく、徳川家康であった訳ですから・・・。

真のプロフェッショナル

 去る4月25日に行われた大洲宅建協会総会において、会長職に就任致しました。
 任期は、H26年4月1日~H28年3月31日の二年間です。
 また、公益社団法人愛媛県宅地建物取引業協会の理事も兼任致します。
 
 弊社は起業5年目で、未だ登録番号(1)の新参者。
 大役を仰せつかり、身の引き締まる想いです。
 
 さて、この業界に携わって四半世紀程経過しました。
 その間、不動産業界は大きく変わっています。

1. 不動産価格が値下がりする時代
 バブル崩壊までは、確実な値上がりの見込める、限りある資産が不動産でした。
 今日1000万円で買ったものが、1年後には1200万円に成るとすれば、買わない手はありません。
 業として捉えても、これほど簡単な商売はないでしょう。

 今は、不動産が値下がりする時代です。
 従って、その土地がどれだけの収益を生み出すかを、論理的に提案する必要があります。

2. 不動産情報をお客様が知る時代
 かつて、不動産の物件情報は、業者だけが知り得るものでした。
 今や、一般のお客様が、インターネットによって無限の情報を得ることができます。

 時として、我々よりもお客様の方が、情報を熟知している場面すらあります。
 どちらがプロで、どちらがアマチュアか判りません。

 この2点の変化から言えることは、これまで以上に専門知識と提案力を有した、真のプロフェッショナルが求められるということです。
 責任と覚悟は重大ですが、良い一面もあります。
 知識も資格も持たず、中途半端な聞きかじりの情報を武器にする、怪しげなブローカーは必然的に淘汰されるでしょう。

 欧米において不動産業は、医者や弁護士以上のステイタス。
 業界の地位向上に粉骨砕身尽力する所存ですので、倍旧の御支援、御指導、御鞭撻をお願い致します。

社員の働き方を変える

 夜残業過多のワークスタイルを朝型に切り替え、業績を好転させた伊藤忠商事社長「岡藤正広」氏が、週刊ダイヤモンドで語った内容です。

『経費削減も大切ですが、本来の目的は、社員の働き方を変えることにあります。
 商社と言ったら、昔は夜遅くまでやっているのが当たり前でしたが、今はもうどれだけ長く会社にいたかを問う時代ではありません。

 昔、私の部署に月間150時間も残業をしている人がいました。
 それが必ずしも仕事ができる人ではなかったんですよ(笑)。
 
 逆に、
 「もちろん残業が必要な時はやる」
 「でもそんなことはめったにない」
 という人のほうが仕事ができました。

 朝に1日の段取りを考えて、仕事をするときは集中して猛烈にやる。
 そうした働き方が良い成果を生むと考えています。

 ですから社員には、朝と昼は顧客や取引先に合わせて集中して仕事をして、夜は家族と過ごしたり、自己研鑽に励んだりする時間に充ててくれることを望んでいます。』 
 
 この明快な言葉に、蛇足は不要でしょう。
 一流商社TOPからの、朝活のススメです。 

正真正銘の終の棲家

 5月から新しいプロジェクトが稼働します。
 住宅型有料老人ホームの販売代理です。
 
 販売といっても、所有権ではありません。
 契約時に入居一時金を払って使用権を得る、一代限りの住宅です。

 今更言うまでもなく、世の中は少子高齢化が急速に進行中。
 全国の住宅の20%は空家と言われる様に、住宅全般はストック過剰ですが、高齢者用住宅は絶対的に不足しています。
 国策として取り組み、優遇措置を設け、民間が多くの高齢者住宅を作ってきました。

 一般的なサービス付高齢者向け住宅は、要介護2~3の方を受け入れます。
 本人負担は、月々10万円前後です。
 施設側は、国から20万円前後の補助金を得ることで運営が可能になります。

 しかし、全国的にはトラブルも枚挙に暇がありません。
 仮に、その入居者の要介護レベルが4~5に悪化した場合、その施設では対応仕切れなくなります。
 契約上は、その時点で退去となりますが、受け入れてくれる施設の有無や条件面での折り合い等、大きな問題が先々残ります。

 また、参入障壁の低さから、玉石混交の業者が名乗りを上げるため、サービスにもバラつきがあり、入居者への対応が乱暴で、虐げられるケースも珍しくないようです。
 加えて、運営途中で経営破綻するケースも目立ちます。

 この度お手伝いをさせて頂くのは、最新の設備が整い、病院併設型であるが故、御家族もご本人も安心してご入居いただける施設です。
 これぞ、正真正銘の終の棲家(ついのすみか)と言えるでしょう。
 間も無くグランドOPEN! お楽しみに。

教師を教育する学校

 道徳の教科化が、盛んに議論されています。
 即ち、現状の道徳は教科に非ずということです。
 教科の定義は以下の通り。

① 検定教科書を使うこと
② 成績が数値評価されること

 ①はともかく、②については議論の分かれるところです。
 「道徳性は極めて多様な心情、価値、態度などを前提としているので、数値による評価は不適切」
 こうした多数派の声も的を射ています。

 沢山勉強すれば良い高校に進み、良い大学に進み、良い会社に就職できて、幸せな人生が拓ける・・・。
 こうした盲信的な教育により、知識ばかりが詰め込まれ、偏った人格を量産してきた日本国は、実に大きな代償を払わされています。
 これまでも、これからも・・・。

 昨今、感謝や思いやりの心が損なわれ、我儘で利己的な思考が先行し、規範意識や自己肯定感を持てない、虚無的な若者が増えつつあるのは疑いようもない事実。
 弊社が営利を目的とせず、お客様満足の結果と位置付け、誠実・感謝・思いやりの経営を目指すのも、大袈裟に言えば、そうした悪しき流れへのささやかな抵抗でもあります。

 個人的には、教科化されるか否かは別として、単純に時間を増やすべきでしょう。
 しかし、ここで一つの大きな問題が浮上します。
 
 感謝や思いやりの心が損なわれ、我儘で利己的な思考が先行し、規範意識や自己肯定感を持てない虚無的な教師であるとすれば、彼らの手で道徳を説き、諭すことはできるや否や。

 今や、迷える教師を教育する学校が必要なのかもしれません。

未来の悦びの種

 長男は、就職活動で悪戦苦闘しています。
 聞けば10社以上落ち続けているとか。
 仲の良い同級生が、既に三社から内定を貰っているため、彼の焦りに拍車をかけているようです。

 彼は次男とは対照的に、幼少の頃から真面目で、そこそこ勉強もできて、何事も石橋を叩く様に慎重で、感情を露わにすることも問題を起こすこともなく、ある意味、順風満帆に生きてきました。 
 
 しかし、企業側の立場で見ると、内定は出し難いかもしれません。
 勉強ができなくても、少々型破りでも、やる気や自己主張が全面的に押し出されてくる人材が求められます。
 人生初の試練に直面する、彼へのアドバイスです。

 「まずもって自分は自分、他人と比べることはない。
 就職活動は、採用枠に比較してエントリーする人が圧倒的に多い訳だから落ちて当たり前。
 落ち続けると、自己否定される様に感じるかもしれないが、長い人生という尺度で捉えれば、それもちっぽけな躓(つまづ)き。
 振り返ってみれば、そうした挫折が貴重な経験であり、財産にもなる。
 どれだけ落ちても、例え就職できなかったとしても、決して命まで取られはしない。
 どんどん躓いて、転んで、擦り剥いて、悩んで、苦しむことだ。」
 
 高校を二週間で中退し、仕方なく引き取って貰った棟梁から「大工の見込みなし」と引導を渡され、親戚の石材店に足掛け10年在籍するも職人に成り切れなかった非エリートの父親が贈ることができるのは、逆説的なエールだけです。

 「真の悦(よろこ)びは、多くの苦しみを耐え忍んできた者だけが知っている」 ヒルティ

 苦労や逆境の時こそ、未来の悦びの種が蒔かれています。

今自分にできること

 中長期経営計画策定後、初の店長会です。
 二週間前の合宿では、遠い未来の夢や目標を議論しました。

 基本的に、TOPの思い描いた範囲内でしか企業は伸びません。
 だから目一杯、背伸びの画を描きました。
 そしてその夢の実現は、社員の成長あってこそです。

 ワクワクした夢を掴むには、シビアな階段を上っていく必要があります。  
 夢が大きければ大きいほど、目標が高ければ高いほど、目の前の課題が厳しくなるのも当然。
 その、遠い未来の夢と現状のレベルとのギャップこそが、乗り越えるべき障壁です。

 しかし、今の目線から見上げると、その壁はとてつもなく高い。
 焦燥や絶望が先んじて、乗り越えんとする意欲が萎(な)えてしまうこともあるでしょう。
 そんな我々に、イチローは諭します。

 『今自分にできること。
 頑張ればできそうなこと。
 そういうことを積み重ねていかないと、
 遠くの目標は近づいてこない。』

 孤高の天才バッター、世界のイチローをしてこの境地です。
 我々凡人が、一足飛びに夢を手にすることなど、できよう筈がありません。

 今自分にできること、頑張ればできそうなことを今、積み重ねていきましょう。

有難いからのありがとう

 繁忙(繁盛)期が過ぎ去った今、自分が直接窓口になる仕事が増え、一人繁忙(繁盛)期を迎えています。

 商談中にも、移動中にも、食事中にも、携帯電話がひっきりなしです。
 やっと会社に帰って事務処理をと席に着くと、机の上に「電話下さい」のメモが何枚も残されています。
 また、不意の来客があったり、電話中に重ねて電話が入ることも珍しくありません。
 
 昨日の携帯電話の着信と発信を合わせると、40件超ありました。
 固定電話にかかるものも加えればもっと多くなります。
 「その程度で何言ってんのよ!」と怒られるかもしれませんが、私は処理能力のキャパが小さいものですから、この程度でもグッタリです。
 
 そんな中、確実に言えるのは、一件一件の対応のクオリティが下がっているということ。
 自分は、自己中心で身勝手な人間なので、忙しい時には社員に対しても、「話しかけるなオーラ」を撒き散らしています。
 言葉が荒っぽくなったり、言葉足らずであったり、本当に申し訳なく思っています。

 本来、電話がかかってきたり、来訪頂くのは必要とされている証し。
 これほど有難いことはありません。

 冷静に考えれば判ります。
 ところが、沢山の方からお声掛けを頂くと、その有難味を忘れ、当たり前と思い、ついつい淡泊な対応になってしまうのです。

 「当たり前」の対義語は「有り難い」
 「ありがたい」から感謝する「ありがとう」

 お客様あっての会社、社員あっての社長ということを再認識し、ここに日頃の愚行を反省したいと思います。 

転んでも立ち上がる原動力

 評価面談で部下に諭しながら、今日も自らが気付きを新たにしました。

「順境の時には誰しもポジティヴ。
 ポジティヴシンキングの真価が発揮されるのは逆境の時。」

 とはいえ、人生は逆境の連続。
 上手くいかないことばかりです。

 疲労困憊、心身共に傷ついて、フラフラの状態で石に躓(つまづ)き転ぶこともあるでしょう。
 そうなると、再び立ち上がる気力さえ失せてしまいます。

 1992年バルセロナ五輪の男子マラソン。
 日本のエース谷口浩美選手は、実力通り先頭集団に喰らい付いていました。
 ところが20km近の給水所で、ボトルに手を伸ばそうとした瞬間、左後方から来たモロッコ選手と交錯。
 左足かかとを踏まれてバランスを崩すと、巻き添えを恐れた後続選手に5mも突き飛ばされたのです。

 谷口選手は靴を拾いに戻り履き直すと、すぐさまレースに戻ります。
 タイムロスは30秒以上。
 先頭集団は遥か前です。
  
 「暫く走り下り坂で見たら、前に15人。
 まず6人抜いて10位に入ろうと思った。
 直後に入賞が8位までだと気づいて目標を変えた。
 自分の考えていたレースプランは崩れたけれど、少しでも上をという気持ちでした。」

 結果は、堂々の8位入賞。
 アクシデントが無ければメダルも夢では無かった筈です。
 忸怩たる思いが去来しているだろうと向けたマイクに、谷口選手の発した名言は後世へと語り継がれています。

 「途中で、こけちゃいました。」

 少しもわるびれず、誰のせいにするでもなく、笑顔で語る姿は全国の人々に感動を与え、その年のフェアプレイ賞に輝きました。

 精神的にも、肉体的にも大きなダメージを受けたにも関わらず、再び立ち上がり一歩を踏み出した原動力は、一体何だったのでしょうか。
 何年ものトレーニングを重ね、ライバルに打ち勝ち、周囲の期待を受け、やっと掴んだ五輪代表の座。
 その延長線上に、歓喜のゴールが待っているからこそです。

 経営も短距離走ではありません。
 中長期の目標があるからこそ、短期の結果に一喜一憂することなく、歯を食いしばりながらでも走り続けることができます。
 転んでも立ち上がろう!
 未来を信じて・・・。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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