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短所の裏返しは長所

 前職の会社の時に使っていた手帳の中に、「自分の長所」と「自分の改善点」(短所でないところがプラス思考)とを、それぞれ10個列挙するページがありました。

 多くの方は、「改善点なら10でも20でも挙げられるけれど、長所を10もは見つけられません」と言われます。
 中には、自分の部下に「俺の長所はどこ?」なんて愚問を聞きまわる、役職者もいらっしゃいました。
 それはともかく、改善点が10見つかれば、長所を探すことは難しくありません。

 感性論哲学者の芳村思風先生によりますと、明暗、陰陽、白黒、大小、多少、寒暖、躁鬱・・・世の中の全ての事象は表裏一体です。

 <改善点> ⇔ <長所>
 頑固である ⇔ 信念がぶれない
 優柔不断である ⇔ 柔軟性がある
 冷徹である ⇔ 冷静である
 おしゃべりである ⇔ 饒舌である
 情に流され易い ⇔ 人情に厚い
 イエスマン ⇔ 素直で従順
 お節介 ⇔ 面倒見が良い
 あまのじゃく ⇔ 既成概念に囚われない
 甘い ⇔ 優しい
 自己主張が弱い ⇔ 協調性がある
 
 このように、両極で列挙すれば、枚挙に暇がない訳です。
 人間の脳は3歳までに60%、12歳までに90%完成すると言われます。
 大人になってから性格を変えようとしても、変えられる筈がありません。

 自らが短所と自覚している点を無くそうとするのではなく、その対極に位置する長所にスポットを当て、短所を目立たなくさせる方が賢明でしょう。
 自分だけでなく、他人を見る際のフォーカスポイントも同様です。
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TOPにとって最大の仕事

 会社を衰退させるも繁栄させるも、拡大するも縮小するも、生かすも殺すも、すべては人次第でしょう。
 従って、新卒・キャリアに関わらず、人材採用は企業の成長に欠かせない、重要なファクターと成ります。
 だからこそ、採用に欠ける時間は惜しみません。

 会社の現状、業界環境、フィロソフィー、ポリシー、ヴィジョン、そして、あなたに何を期待しているのか・・・。
 それらを熱く語ると同時に、対象者の能力と人格を見抜くことは、TOPにとって最大の仕事であるとすら思っています。

 採用される側の思惑も様々です。
 「自分の力は活かせるか?」「どんなポストか?」「給料は幾らか?」「社風には馴染めるか?」「やり甲斐はあるか?」「将来性はどうか?」・・・
 一般的に面接は、自らを良く見せて商品価値を高めようと、よそ行きの顔で臨みます。
 また、多少なりとも、心象を良くするための方便もあるでしょう。

 しかし採用面接は、ある意味、企業と社員とのお見合いです。
 相思相愛が大前提であり、片思いでは絶対に成就しません。
 また、一時しのぎで態度や主張を着飾ったとしても、見え透いた二枚舌はすぐに見透かされます。

 面接で出会うことも、一緒の職場で働くことも、何れも貴重な縁です。
 縁の糸が切れたとしても、広いようで狭い世の中ですから、偶然に或いは必然に、再び出会う機会もあります。
 その時、露ほどでも後ろめたい思いがあるとすれば、まともに顔を合わせられません。
 結果、世間を狭く生きることになります。

 私が採用面接に臨むに当たって貫く信条は、例え騙されたとしても騙すことなく、欺かれたとしても欺くことなく、駆け引き抜きの本音でぶつかることです。

甘言に踊らされる還元セール

 「2,000円と300円のどっちが欲しいですか?」と聞きますと、誰しも当然に2,000円を選びます。
 ところが、状況とアプローチによっては、300円の方に人気が集まるから、消費者心理は面白いものです。

 かつてイトーヨーカドーが打ち出した「消費税還元セール」は、その最たるものでした。 
 奥様方は、消費税導入にブツブツ文句を言いながらも、渋々3%をレジで支払います。
 「消費税分3%を頂きません。お客様に還元します。」 これが店側のアプローチです。
 この甘言に釣られて、店舗の売り上げは対前年130~150%の大好評を博しました。
 
 でも、よくよく考えてみて下さい。
 それって、「全商品3%引きセール」というインパクトの薄い見出しと同義語です。
 値引きセールなら普段から、20%off 30%offを連発しています。
 でありながら、たった3%の値引きに踊らされ、消費者が動いた理由は何だったのでしょう?

 大前提として、国民は消費税導入に抵抗を感じていました。
 平たく言えば、今まで要らなかったものを払うのが嫌だったのです。
 その納得していない、気に入らない、大嫌いな消費税に席巻された日本に、救世主の如く登場したのが、悪を挫(くじ)き民を救う正義の味方「消費税還元セール」であった訳です。

 この現象は、我々の営業戦略上も大変参考になります。
 例えば、我々の生活の糧である、仲介手数料をゼロ円にすれば、お客様の負担は減る筈です。
 しかし、会社は大赤字に成りますし、継続することはできません。
 
 何より、敷金・礼金・仲介手数料・保証料・保険料・鍵交換料等々が積み上げられる初期費用の一部である、仲介手数料だけがゼロ円と言われても、ピンとくる入居希望者は希少です。
 どうせなら、「家賃一カ月サービス」とか、某社の取り組んでいる「引越代無料」の方が判り易くなります。

 最小の費用で最大の効果を生むのが、上手な宣伝広告・販売促進です。
 「真にお客様は何を欲しているか?」この質問の答え無くして、経営の成功は有り得ません。

KOBE 偉大なる復興

 先日、メーカーの業者会に参加するため朝4:40に家を出発し、川内インター発6:25の高速バスに乗り、神戸三宮まで行って参りました。
 散会後、16:20発の高速バスに乗り、往復移動距離740㎞を踏破し、自宅へ着いたのは21:00です。
 人生初の神戸淡路鳴門自動車道通過により、今更ながら、中国四国連絡橋3ルート制覇も達成しました。

 さて、今回の遠征で最も感銘を受けたことは、阪神淡路大震災後の鮮やかな復興ぶりです。
 平成7年1月17日5:46 マグネチュード7.3 震度7の激震がこの街を遅いました。

 同日同時刻、私の住んでいた四国のマンションでも大きな揺れを体感しています。
 その後、いつも通りに早朝出社し、TVやラジオの報道が届いていなかったため、気付いたのは夕方行った理髪店のTVでした。
 ピロティが崩れ落ちた鉄筋コンクリートの建物、炎と黒煙が空を埋めつくさんばかりに燃え広がる住宅街、橋脚が分断されバスの落ちかけている高速道路・・・パニック映画さながらの映像を目の当たりにして、鼓動の高鳴りが止まりません。

 死者 :6,434名  負傷者 :43,792名 家屋全壊104,906棟 被害総額10兆円
 人口の密集した都市を襲った未曾有の大災害は、日本のみならず、世界中に衝撃をもたらしました。

 日本では昭和56年以前の古い基準に基づく建物は、耐震性能が著しく劣ります。
 先の大震災時、神戸市内には1,400棟のマンションが建っていました。
 震災によって全壊・倒壊したマンションは、5%の70棟。
 その内、明らかに手抜き工事によるものと認められる1棟を除く69棟は、全て旧耐震の建物でした。
 裏を返せば、現行の耐震基準を満たしている建物は、少なくとも命を守る器であったことを証明したのです。

 淡路島内、長田町界隈、三宮駅周辺・・・当時、甚大な被害を受け廃墟と化したであろうエリアに足を踏み入れても、今や被害の痕跡をうかがい知ることすらできません。
 震災から僅か16年、人間の力は偉大です。

 業者会の会場であった「ホテルオークラ神戸」に隣接した、神戸港震災メモリアルパークには、メリケン波止場の一部(約60m)を震災で壊れた状態のまま保存しており、そこでだけ被害の凄まじさを確認することができます。
 東北東日本大震災の被災者は、今まさに復興の渦中でしょう。
 しかし、この神戸の整然とした町並みは、大いなる可能性と勇気を与えてくれます。
 
 「明けない夜も、やまない雨も無い」
 「冬の次には必ず春が来る」
 「天は超えられない逆境は与えない」

 ガンバッタ神戸! ガンバロー東北! ガンバロー日本!

我以外皆我師也

 今日は、「論語」から御紹介します。

「賢を見ては斉(ひと)しからんことを思い、
 不賢を見ては、内に自ら省みるなり。」   里仁

 ※ 賢明な人を見れば、自分も同じ様に優れた人に成ろうと努力し、
  つまらない人を見れば、自分にもそういう短所はないかと自ら反省すべきだ。

 ともすれば人は、この教えの真逆に陥りがちです。
 即ち、賢明な人を見れば劣等感に打ちひしがれ、時にその人の短所を探そうとし、つまらない人を見れば、自分を棚に上げ、その人を小馬鹿にします。

 優秀な人とめぐり会った際、相手の能力を認める謙虚さは大事です。
 かといって、「この人は特別な才能を持ち合わせた人だから土台敵わない。」そうやって初っ端から白旗宣言では、自らの可能性に蓋をしてしまうでしょう。
 一歩づつでも近付いてやろう、或いはこの分野だけは負けない、という向上心が成長を促進します。
 
 自分より能力の劣る人と接する場合も、優越感に酔いしれるのではなく、自らの行いに照らして反省する心がけが、更なる成長につながるのです。
 
 会社の中で上司に不満を持つ人は少なくありません。
 しかし、先述の考え方をもってすれば、いかなる上司であっても自らの師となります。

 尊敬できる上司であれば、素直に指導に従い、その上司に近付こうと努力し、
 尊敬できない上司であれば、自らが上司に成った時には同じ轍は踏むまいと心に決めれば良いのです。
 また、本当に駄目な上司であれば、その人のポストを奪う絶好のチャンスに成ります。

 タイトルは、その教えを集約した吉川英治氏の言葉です。

パイレーツに学ぶ

 皆さんは、愛媛県民球団なる会社を御存じですか?
 そう、2005年に元西武ライオンズの石毛氏が創設した「四国アイランドリーグ」に所属する、「愛媛マンダリンパイレーツ」の運営会社です。

 当初は、松山市地場の広告代理店が親会社として運営していたものの、4年間の累積損失が2億円近くに及び、存続が危ぶまれた昨年、県内20市町の出資によって県民球団として生まれ変わりました。

 先日、楽天イーグルスの星野監督が、「遠征時、二軍選手が一流ホテル(13,000円/泊)に泊まるのは分不相応。ビジネスホテルで充分。」という持論を語っていましたが、パイレーツの選手の待遇は、一層過酷です。

 三重県の津市で連戦を終えた22:40にバスは出発します。
 四国松山に到着するのは、7時間後の翌朝6:00前。
 12時間後には、地元での試合が控えています。

 選手の契約は、1月下旬~10月下旬までの9ヶ月間。
 基本給は10~12万円。
 試合で活躍した場合に与えられる報償や副賞を合わせても、「給料が倍増することは、ほぼ有り得ない」と言いますから、年収は100万円前後に成ります。

 更に、食費は自炊等で賄わなければなりません。
 共同生活する寮費こそかからないものの、光熱費・水道代は給料天引きです。
 
 安月給を嘆く、一般的なサラリーマンと比較しても、桁違いに劣悪な条件下で、彼らが働く理由は何か。
 一つは、野球(仕事)が好きだから。
 もう一つは、夢を追いかけるからです。

 選手の殆どは、上(日本野球機構=NPB=プロ野球)を目指しています。
 そこは、年棒5億円のダルビッシュを筆頭に、一億円プレイヤーが80人、平均年棒3931万円という華やかな世界です。
 過去、アイランドリーグから20名以上の選手がプロ入りを果たしていますが、第一線に定着する選手はまだ登場していません。
 それでも彼らは、その厚く高く大きな壁に風穴を空けようと、日々精進しています。

 ① 目の前の仕事を好きになること
 ② 自らを突き動かすだけの大きな夢を持つこと
 ③ 可能性を信じて今に最善を尽くすこと

 今の環境に不平不満を持つ以前に、我々が彼らから学ばなければならない重要なファクターです。

今日だけは・・・10ヶ条

 本日御紹介するのは、幸せのために闘う、10ヶ条からなる実践プログラムです。

① 今日だけは、幸福でいよう! (幸福は外的な事柄ではなく、心の内部から生じる)
② 今日だけは、全てをあるがままに受け入れ順応させよう!(自らの欲求を優先させてはいけない)
③ 今日だけは、自らの健康に配慮しよう! (意のままに動く肉体を保持するために)
④ 今日だけは、自らの精神を鍛えよう! (精神的な無精者には成るまい)
⑤ 今日だけは、気付かれない様に親切を施そう! (やりたくないことを二つ実践しよう)
⑥ 今日だけは、愛想よく振る舞おう! (人の粗探しや批判を慎み、惜しげなく人を褒める)
⑦ 今日だけは、今日一日だけを生き抜こう! (人生のあらゆる問題に同時に取り組む必要はない)
⑧ 今日だけは、一日の計画を立てよう! (処理すべきことを一時間毎に書き出す)
⑨ 今日だけは、たった一人で静かにくつろぐ時間を30分だけ生みだそう!
⑩ 今日だけは、恐れないようにしよう! (愛する人が私を愛していると信じることも恐れない)

 デール・カーネギーの名著「道は開ける」の中で紹介されている、シビルFパートリッジの言葉です。
 本文はもっと長く、英訳特有のやや難解な比喩も多いため、畏れ多くも短文にまとめてみました。

 人は皆、沢山の課題を抱えています。
 来週訪問予定の話の長い地主様、明日来店される賃貸物件入居希望のお客様、明後日が締め切りの提案書、できれば避けたい来月の会議、翌々週に予定されている子供の進路相談、来月訪れるローンのボーナス払い、月初恒例の町内会の集まり、月一度ある同級生の飲み会、明日呼び出しを受けお叱りが予想されるオーナー様、先月やらかしてしまった失敗・・・。

 こうした様々な事象が頭の中を走馬灯の様に過り、不安が殊更に増幅します。
 自分の中のキャパシティ(容量)を超え溢れだすことで、ネガティブな思考に支配されてしまうのです。
 過ぎ去った昔を悔やんでも、まだ見ぬ未来を心配しても、何にもなりません。 
 
 そんなパラダイムに陥った時、心で呪文の様に唱えましょう。
 今日だけは・・・!
 そして迎える遠い明日も、明日になれば明日は今日です。

貧困×無学歴×病弱=成功

 鉄鋼王と言われたカーネギーは生前、成功の秘訣を尋ねられてこう答えました。

 「それは、まず貧しい家に生まれることだ。 
  大切なのは自立する心だが、貧しい家の子は最初からそういう境遇にある。
  ともすれば依存心に流される金持ちの子は、甚だ不幸だ。」

 一般的にみれば皆、貧乏な家庭より、金持ちの家庭に生まれることを望みます。
 味噌と沢庵だけの食事より、刺身や天麩羅やステーキを食べたいとも思います。 
 つぎはぎの服より、オートクチュールかプレタポルテを身にまといたいものです。
 
 望めば欲しいものが何でも手に入る環境は、我がままを増長させ、協調性を奪い、心身の健康を損ないます。
 松下幸之助翁も、同様の質問に次の答えを挙げました。

 1. 貧困であった
 2. 学歴がなかった
 3. 病弱であった

 貧困であったからこそ、モノの有難味を知ることができた。
 学歴がなかったからこそ、社会に出てから勉強せざるを得なかった。
 病弱であったからこそ、全て一人で抱え込まず、人に任せることができた。
 感謝と勤勉と信任・・・これが、経営の神様の説く成功の三要素です。

 逆境は、大なり小なり誰もが経験しています。
 成功者と凡人との違いは、逆境をバネにして更なる成長や飛躍を遂げ、「あの逆境があったからこそ今の自分がある」と振り返ることができるか否かでしょう。
 
 順境な時は、誰しも前向きでプラス発想です。
 ピンチ(逆境)をチャンス(機会)に。
 気持ちの切り替えスイッチは、心ひとつの置きどころで、いつでも押すことができます。
 

健全な組織の細胞分裂

 私は21年前、前職の会社に19人目の社員として入社しました。
 それが僅か十数年で、往時700名近くの規模にまで急成長を遂げた訳です。
 会社の拡大に合わせて、組織も複雑化していきました。

 例えば、営業といえば当初、皆営業部所属でしたが、分譲マンション、住宅、賃貸マンション、リフォーム、店舗ビルといった商品開発が進むほど、商品カテゴリー毎に営業マンを抱える様になります。
 自分が率いていた分譲マンションの全盛期には、営業マンだけでも60名以上在籍していました。

 内勤間接部門はもっと複雑です。
 当初は、経理部長が一人と、各拠点に事務員が配置されていただけでした。
 ここも、会社の成長と共に肥大化していきます。

 文字通り経理をこなす経理、資金繰りを扱う財務、採用・評価・教育を管掌する人事、会社の舵取りを担う経営企画、ITインフラ整備に携わる情報システム・・・。
 会社規模が大きくなれば、こうしてアメーバの様に細胞分裂を繰り返し、分業していきます。
 その方が、効率が良く成り、専門性を追求できるからです。
 
 中小では、個々の業務のボリュームが小さいため、これらを一括りにして総務部とする会社が殆どでしょう。
 我社も現状は、中小零細企業の典型です。
 従って営業マンも、間接部門も、得手不得手に関わらず、守備範囲を広くして、オールマイティーに業務をこなす必要があります。

 社長とて、社長の椅子に座っているだけでは務まりません。
 物調も物確も窓口で接客することも当然で、管理取得を推進する管理課も、中華料理店・ラーメン店・オフィス・ネイルサロン等々依頼の多いテナント課も、不動産の処分や購入に対応する売買課も、一括借上提案を行うサブリース課も、すべてのマネージャーは兼任です。

 そして、経営トップの最大の仕事である、人事も絡めた経営戦略室は、今週山場を迎えます。
 3年後、5年後、10年後、今自分のこなしているポジションの幾つかを、若しくは全てを、信頼できる部下に委ねられるとしたら、会社は健全な成長を遂げている筈です。
 社長としてそこにやり甲斐を感じられなければ、速やかにその座を明け渡すべきでしょう。

人間性を腐らせる独裁

 「中東の狂犬」と呼ばれた、リビアのカダフィ大佐が遂に銃殺されました。
 5年前にはイラクのサダム・フセインが、20年以上前にはルーマニアのチャウシェスクが、何れも処刑の末路を迎えています。
 古くは旧ソ連のムッソリーニやドイツのヒトラーも含め、独裁者の運命とは、かくも儚いものです。
 そして歴史は常に繰り返します。
 
 独裁者をかばうつもりはありませんが、最初から彼らの人間性が腐っていた訳ではないでしょう。
 元々は崇高な志に共鳴する支持者の後押しを受け、頂点に上り詰めた筈です。
 身勝手や横暴のまかり通る、独裁者という名のポジションが、後天的に人間性を腐らせたに違いありません。

 概(おおむ)ね人生は、上手くいかないことだらけです。
 その上手くいかないことを受け入れ、我慢し、辛抱し、耐え忍ぶからこそ、人間性が磨かれます。
 そして人は誰しも、苦言よりも甘言を好みます。
 
 経済界では、上場企業創業者の孫にあたる前会長が、グループ各社から100億円以上の不正融資を受けていた事件が発覚しました。
 FX投資やカジノでの遊興費に使ったと言います。
 
 責められるべきは当然に、元会長です。
 しかし、独裁者の命令に逆らえなかった取締役の無能さや、コーポレートガバナンス(企業統治)の脆弱さにこそ問題があります。
 社長や会長といった経営TOPの経営をサポートするだけでなく、暴走を食い止めるのも、取締役や監査役の大きな役割なのですから。
 この会社のHPでは、コーポレートガバナンスやコンプライアンス(法令遵守)に関する取り組みが、事細かに表現されています。

「行動規範:意思決定を迅速に行うため、悪いことが関係部門から直接経営トップにパラレルに報告され、適切且つ速やかな対応がとれる社風を築いています。」

 その経営トップ自らが悪いことをしたのですから、正にブラックジョークです。
 経営を任された我々代表者は、独裁者と成らぬ様、常に社員やお客様からの声に耳を傾け、謙虚さと誠実さを見失っては成りません。
 社長も役員も店長も社員も、誰が偉いということではなく、単に役割と責任の違いなのです。 
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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