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人生とは上手くいかないもの

 今年も残すところ一日。
 次男と協力して家のワックス掛けを済ませ、紅白とそばを待つだけと成りました。
 とはいえ、四店体制ともなりますと、何事も無く正月を迎える・・・という訳にはいきません。
 相応に課題を、積み残した状態での年越しとなりました。
 
 懸案が頭から離れることはありませんが、年末年始の5日間は、敢えてオフモードで過ごします。
 勿論、自助努力によって解決するのであれば、正月休み返上も厭(いと)いません。
 しかし、何れも正月明けでないと対処できない課題ばかりです。
 先々にしか対処できないのであれば、その問題を頭から除外し、今を楽しむのが懸命でしょう。

 世の中の多くの人は、過ぎ去った過去を悔やみ、まだ見ぬ未来に不安を感じながら生きています。
 かつての自分も、頭の中はそうした観念的な悩みによって支配されていました。
 社員の方には常に、心のスイッチを切り替える話を致します。

 ◇ 天は越えられない逆境を与えない
 ◇ 逆境は人生の強壮剤
 ◇ 朝の来ない夜は無い
 ◇ 起こったことは全て最善・・・

 過去、幾度と無く訪れた試練を乗り越えるに当たり、これらの至言がどれほど勇気付けてくれたことでしょう。
 試練も逆境も、すべては自らを成長させるために与えられたハードルです。
 それは、起こるべくして起こった必然であり、長い目で見れば、人生の絶妙なスパイスとなります。
 実際に自分も、人並みほどには逆境を経験してきました。
 それでも、時が過ぎて振り返ってみれば、「あの試練があったから今日がある」と感謝することばかりです。
  
 但し、先述した至言やポジティブシンキングの恩恵を受けるには、一つの条件があります。
 それは、逆境に対して、逃げずに立ち向かうことです。
 逃げれば、目の前の逆境からは一時的に開放されるでしょう。
 しかし、越えられなかった逆境は、やがて姿を変え、再び目の前に立ちはだかります。

 百発百中で10本のピンを倒せるボーリングや、ショットの度にホールインワンのゴルフであれば、誰がお金を払ってプレーするでしょう。
 上手くやろうと思いながら、上手くいかないものを、創意工夫によって上手くできるところに意味があります。
 同様に、人生とは上手くいかないものですが、上手くいかないからこそ面白いのです。

 
 
 
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抗えない市場の流れ

 大納会の後、滝井店長と共に松山のビジネスホテルに宿泊しました。
 このホテル、繁華街に程近い松山市の中心に位置しながら、シングル一泊朝食付きで2,980円です。
 年末年始限定ではありますが、企画プランは平常でも同価格で提供されています。
 実際に宿泊しての感想は、周辺の物件と比較しても遜色ありません。
 
 2,980円と言えば、カプセルホテル並みです。
 一ヶ月8万円台で、朝食もついて、掃除もしてくれるわけですから、家賃として見てもリーズナブルでしょう。
 「楽天トラベル」「yahooトラベル」「じゃらん」等は、閑散期や閑散日に、割安なプランが提供されています。
 ホテル・旅館は、宿泊客が多くても少なくても、人件費や減価償却費といった経費は変わりません。
 一泊単位で見れば赤字であったとしても、通期で稼働率を上げることができれば、収益は向上します。
 
 最近では更に進化して、割引チケット共同購入ビジネスがアツいようです。
 10,000円のフルコースが65%offの3,500円とか、1,500円のピザが99%offの15円といった採算度外視の商品が次々と提供されています。
 「ポンパレ」等がメジャーですが、つい先日、取引先の地元広告代理店も参入しました。
 
 http://www.qoopo.info/coupon/
 
「募集期間24時間・35枚限り」といった、バーゲンスタイルのプレミア感に消費者は飛びつきます。
 提供側は、稼働率アップと広告宣伝効果を狙いとし、サイト運営者は成功報酬を得る仕組みです。
 今の市況は、完全にデフレスパイラルの深みに嵌まっています。
 ひと頃「安かろう悪かろう」が主流でしたが、それでは消費者を満足させ続けることはできません。
 バリュー(価値)をそのままにプライスダウンすれば、確実に商品は売れていきます。
 
 11~12月取り組んだ、「大感謝キャンペーン」も終了しました。
 「三ヶ月間お家賃1万円ポッキリ!」という企画も、実はまったく同じ発想です。
 空室のままで遊ばせておくよりも、例え1万円/月でも稼働率を上げる方が、収益性は確実に向上します。

 但し、ここに重大な落とし穴が潜んでいるのです。
 一泊2,980円の朝食付きホテルに味をしめた顧客は、二度と一泊6,800円のホテルを選択しません。
 衝撃的だったお得感は時間の経過と共に麻痺していき、当たり前と感じる様になります。
 やがて、その衝撃的なプライスが相場をつくっていくことでしょう。
 そして、恐るべきことにそれが、抗(あらが)うことのできない市場の流れなのです。

苦楽を共にする同志

 昨日で仕事納め、今日から正月三日までお休みです。
 昨夜は、恒例の大納会。
 昨年末は、大納会に名前負けする、たった5人のこじんまりした集まりでしたが、今年は倍増です。
 
 前職時代、部を創設した年の瀬は、やはり5~6人が居酒屋に集まりました。
 年を重ねる程に、会場が旅館の大広間となり、人数もみるみる増大します。
 ピーク時には、100名超もの配下の社員が、中四国九州から集ったものです。

 店舗展開や採用も含めた事業拡大は、それ自体が目的ではありません。
 しかし、発展成長は、世の中から必要とされている証であり、社員の誇りの源泉です。
 
 弊社は、設立から1年半。
 将来ヴィジョンやあるべき姿を描きつつも、なかなか追いつかず、消化しきれないギャップが散見されます。
 発展途上の会社だけに、組織も体制も、未成熟そのものです。
 軌道に乗るまで、社員の方々には、苦労や辛抱をおかけすることもあります。
 
 株主でも役員でも無い一般社員に甘えるのは、経営者のエゴです。
 それでも、去年よりは今年、年初よりも今と、亀の歩みながら確実に良い方向へと向かっています。
 今はただ、会社の未来を信じて下さい。 
 
 経営は、縁あって同じ船に乗り込んだクルーが、夢の港を目指す船旅です。
 目指すべき方向性の違いによって、既に何名かのクルーは船を下りました。
 どんな豪華客船であっても、誰一人欠くことのない航海は不可能です。

 とはいえ、夢の港に辿り着いた時に、出航時のメンバーがすっかり入れ替わっていたとしたら、感動も意味もないでしょう。 
 いつの日か、夢の港へと寄港して、創業時から苦楽を共にした同志と共に振り返り、「当時は未熟だったなぁ」と感慨に浸ることができれば、これ以上の幸せはありません。
  
 

人事を尽くして天命を待つ:後篇

 建築・不動産の業界に足を踏み入れてから、既に20年近く経過しました。
 長く商売を続けていれば、様々な外的要因による、フォロー(追い風)も、アゲンスト(向かい風)もあるでしょう。
 平成1年4月1日 日本に初めて消費税が導入されました。
 平成9年4月1日 3%から5%に引き上げられています。
 
 消費税導入や税率アップという言葉だけを聞くと、消費の減退をイメージしがちですが、実はそうとも言い切れません。
 3/31に103万円だったものが、翌日には105万円に値上がりすると判れば、「上がる前に買っておこう」と思うのが消費者心理です。
 従って、法案決定から施行までの間は、一時的に駆け込み消費が喚起されます。
 車や墓石や住宅等の、高額商品であれば尚更です。
 
 前職時代、平成8年4月入社の住宅営業マンは、過去例が無いほど、優秀な成績を残しました。 
 その理由の多くは、税率アップ前の駆け込み特需です。
 
 とはいえ、工務店の総てが、その恩恵を受けた訳ではありません。
 例えば、一人親方の大工さんは、どれだけ忙しかったとしても、自分の腕で叩ける、1~2棟/年しかこなせないでしょう。
 言い換えれば、繁忙期の需要をしっかりと掴むには、組織力が必要なのです。

 繁忙期の成果は、年間業績の大勢を決すると言っても過言ではありません。
 毎年、繁忙期が終わった後は皆、口を揃えて準備不足を反省しますが後の祭りです。 
 
 試合に臨むボクサーは、トレーニングや減量も含む、事前の身体づくりの時点で勝負は決しています。
 マラソンランナーは、大会前の走り込みが無ければ、完走すら叶いません。
 資格試験の受験者は、人事を尽くして天命を待つものです。

 初めて迎える繁忙期を、不安に感じる方もいらっしゃるでしょう。
 しかし、山より大きな猪は出ません。
 照準を定め、今できることから、着実にこなしていけば、必ず道は拓けます。

人事を尽くして天命を待つ:前篇

 個人的な話ですが、クリスマスソングが流れてくると、条件反射的に憂鬱な気分になります。
 大洲駅前店の滝井店長だけは、共感頂けるかもしれません。
 今から20年前、私は某菓子店の店長です。
 一年後、後継者としてスカウトしたのが滝井店長でした。

 10月末には早々と、クリスマスケーキの予約合戦に突入です。
 「もっと早くに来てくれたら。昨日注文したところなのよ。」という、体(てい)の良い断り文句を封じるために、他社に先駆けて回る必要があります。
 個人的に100個、店舗で数百個の予約を取るのは、決して容易ではありません。
 
 クリスマスイブの日は、予約の引き換えと店売りと配達で、終日てんてこ舞い。
 クリスマスが終われば、一息つく間もなく、直ちに店舗の装飾をすべて取り換えて、迎春準備に取り掛かります。
 勿論、大みそかまで営業し、1/2から初売り、休暇は元旦のみ。
 その当時に比べれば、今は本当に恵まれています。
 
 年末年始の進物需要は旺盛で、顔を上げる暇も無い程です。
 箱折・箱詰・包装が間に合わないため、バイトを増強し、26日から段階的に作り置きします。
 銘菓「萩の月」を模して開発されたカスターケーキ「媛の月」は、毎日2,000個ずつ仕入れて箱詰です。
 正月が終わったらバレンタインデー、バレンタインデーが終わったらホワイトデー。
 一年で一番の繁忙期は、賃貸仲介と同じく3月で、一日平均200人ものお客様が来店されます。

 商売は、閑散期にテコ入れするよりも、繁忙期に手を打つのが王道です。 
 日販10万円の二割増しは僅か2万円に過ぎませんが、50万円の二割増しなら10万円と、5倍の増収が見込めます。
 稼ぎ時を逸してしまうと、後から取り戻すことは絶対にできません。

 ただでさえ忙しい時に、更なる上積みを狙うということは、当然に現場は混乱するでしょう。
 その混乱を収拾し、限られた人員や資源を上手く采配して、数字を確保するのが店長の役割であり、腕の見せ所でもあります。 つづく

願望から宣言へ ~タイよりもマス~

 継続の重要性、三日坊主のススメと展開してきましたが、今日は他者管理を掘り下げます。
 同業他社が管理しているマンションの他社管理ではなく、自己管理の対義語としての他者管理です。

 昨日の拙文に対して、「自分の場合は一日でも怠けてしまうと、本当に三日坊主で終わってしまう。」という感想がありました。
 全く同感です。
 私自身、周囲からは、真面目でストイックで強い信念を持った人・・・と見られがちですが、このことにはとても困惑しています。
 これまでの半生を通じ、自らそんな人間だなどとは、一言も言ったことは無いはずです。
 強弁することもありませんが、基本的には、怠け者の遊び好きです。
 今日の言葉にしても、試験勉強にしても、早朝出社にしても、毎日続けるが故にモチベーションが保てるのであって、一日休んでしまうとそれっきり、奈落の底まで怠惰にまみれてしまうでしょう。
 そんな自分を知っているから、心を欺いてでも、周囲には強気の台詞を吐きます。
 
 管理業務主任者や宅建試験を受ける際にも、「必ず合格する!」と周囲に吹聴して回りました。
 重ねて、「毎日4時間以上は勉強しているので絶対に大丈夫!」と強弁します。
 ここまで言い切ってしまいますと、万が一落ちたとしたら悲惨なものです。
 
 「大きいこと言いやがって、あいつは口だけだな!」
 「毎日4時間も勉強して合格できないなんて、頭の中はスッカラカンじゃないのか?」
 誹謗中傷の的に成り、ダメ人間の烙印を押されてしまうイメージが次第に膨らみます。 
 そんな不安を打ち消すため、がむしゃらに勉強に取り組むのです。

 恥をかきたくないから、人は知らず知らずの内に予防線を張ろうとします。
 「いやあ、忙しいので勉強はあまりできてないんですわ。」
 「まあ今年は、来年のための予行演習と思っているんです。」
 この予防線が、しんどい時に心の逃げ道となってしまい、もうひと踏ん張りが効きません。  

 何れのパターンも、自分自身の言葉によって洗脳されている好例です。
 松山久米店のO田店長は、「値上げを機に禁煙しマス!」と宣言しました。
 自らの意志の弱さを悟り、「禁煙しマス!」と言い切ることで、他者管理の力を利用したのです。

 「禁煙しタイ」「ダイエットしタイ」「合格しタイ」・・・幾ら願望が強くても、想いだけでは成就しません。 
 皆さんも、O田店長に倣って、高らかに宣言しましょう。
 タイよりもマスです。

三日坊主のススメ

 継続性を論じた拙文に対する社員の感想から、切実にしおしおとした雰囲気が伝わって参りますので、少しだけ元気を取り戻すためのヒントです。
 怠惰の代名詞の様に扱われる「三日坊主」ですが、土屋ホーム創業者の土屋公三氏は、「三日坊主のススメ」を説きます。
 
 <三日間継続できたら大したもの。
 四日目に続かず挫折したとしても、一日休み、また一念発起して三日間続ける。
 こうして、三日坊主⇒一日休み⇒三日坊主という、不連続の連続を繰り返す。
 すると一年経てば、365日の75%、273日も実行したことになる。>
 
 同じ姓とは言いながら、松岡修三ばりの熱血指導で、「負けるな!怠けるな!くじけるな!」と捲し立てたのでは、逃げ道も無くなってしまいます。
 というよりも、これまでの自分は、基本的にそういう指導を是としてきました。
 とはいえ、人間は元来、弱い生き物です。
 雨の日も風の日も、台風が来ても地震が来ても、竜巻でも雷でも、一日も休まずに鍛錬するイチローの様にストイックな人は、寧ろ変わり者かもしれません。

 この際、きっぱりと割り切って、土屋公三氏の言われる通り、三日坊主で良しとします。
 四日目には、頭を空っぽにして、グータラでノンベンダラリとした時間を過ごしても結構です。
 五日目から再び、心を新たにして、三日坊主にチャレンジします。

 夢や目標が叶わない理由の殆どは、外的な要因ではありません。
 継続できない自分自身の不甲斐なさに絶望し、心が折れる(諦める)からです。
 例え三日坊主であったとしても、再び立ち上がる勇気さえ失わなければ、可能性の炎は消えないものです。

オウンゴールでガッツポーズ

 今回も、スティーブンRコヴィー著「第8の習慣」からのご紹介です。
 米国内、主要産業の主要職に従事する常勤従業員23,000人を対象とした調査結果は、実に驚くべきものでした。

 ・自分の属する組織が達成しようとしていることと、その理由をはっきりと理解している人=37%
 ・チームや組織の目標達成に熱意を持っている人=25%
 ・週末に振り返ってみて、自分が成し遂げた仕事に満足できる人=50%
 ・強い信頼関係で結ばれた職場環境だと感じている人=15%
 ・組織を完全に信頼している人=20%

 <サッカーチームで言えば、どっちが相手のゴールか判っている人は11人中わずか4人。
  勝負に関心があるのはわずかに2人。
  自分のポジションと役割が判っているのも2人だけ。 
  しかも、11人中9人は、敵よりも自分のチームメイトに対抗意識を持っていることになる。> 

 6月に行われたFIFAワールドカップ南アフリカ大会で、スター選手を集めた強豪フランスが惨敗したのは、監督と選手との間の不協和音が原因とされています。
 監督が選手を占星術で選考したり、大会期間中に新聞を読んだ選手に罰金を課したり、ピッチ外でのニュースに事欠きませんでした。

・ 敵陣のゴールか自軍のゴールか、判別がつかない
・ 全員がゴールキーパーもしくは、全員がフォワード
・ 全員が敵、もしくは敵か味方か見分けがつかない
・ パスを回す術を知らず、全員が球の行方を追いかける
・ 嫌いな監督の評価を上げる位なら、頑張りたくない
・ オウンゴール(自殺点)を決めた選手がガッツポーズ・・・

 サッカーならば、その愚かさに笑ってしまいますが、ビジネスでは、意外に珍しくない光景です。 
 人は「感情の動物」が故、正しいか誤りか、損か得かよりも、好きか嫌いかが優先されてしまいます。 
 店長と社員とが、得手に合わせてポジション(役割)を分担した上で、小刻みにパス(連携)を回し、敵陣のゴール(目標)を目指す。
 かつての読売ジャイアンツの様に、資金力にもの言わせ、4番バッターをずらりとラインナップしたとしても、それだけでは勝てません。
 信頼関係構築、ベクトル合わせのためのコミュニケーションは、チームで勝利するための必須条件なのです。 

継続は心を強くする

 この拙文は、タイトルの通り「今日の言葉」として毎日アップしています。
 HP創設以来、半年間、社休日も休むことなく続けてきました。
 6時台通勤中にテーマを選定し、出社から始業までの間に書き上げるのが常です。
 朝の時間が詰まっている時には、前夜自宅で書き上げ、0:00の時報と同時にアップしてから就寝することもあります。
 たまに遅れた時などは、周囲の方から心配のお声掛け頂くこともありますが、そこまでくればしめたものです。
 自己管理のみならず、他者管理によって、継続がレギュラーとなります。

 荒廃した大阪の「松虫中学校」を立て直すと共に、陸上部の指導にあたり、7年間で13回日本一へと導いた、「生活指導の神様」原田隆史先生は言っています。
 「心を強くするためには、毎日できることを継続して実行すること」
 
 15年前の宅建試験でも、継続の重要性を実感しています。
 会社における立場からして、絶対に失敗が許されない環境下、毎日4時間と決めて勉強しました。
 周囲からはストイックに見られがちですが、自分でも「今日はしんどいな」と思う日が無い訳ではありません。
 元来怠け者の自分は、今日の怠惰が一日だけでは済まないことを知っています。
 ずるずると流されてしまう自分を恐れて、心に決めた4時間をやり遂げるのです。
 
 例え4時間が3時間でも、30分でも、或いはやらなかったとしても、誰も判りませんし誰からも責められる訳ではないでしょう。
 しかし、他人の目は欺けても、自分自身は誤魔化せません。
 「やらなきゃいけないのに、やっぱり俺ってだめだなぁ・・・」と自己嫌悪に苛(さいな)まれます。
 「でも、まあいいか」と妥協することで、自己イメージは地に落ちます。
 どんなに苦しい時にでも、歯を食いしばって、眠い目をこすりながら4時間を完遂するからこそ、「自分はできる。必ず合格する。」という自信が備わるのです。
 
 資格試験でもブログでも物確でもロープレでも、総てに共通して言えます。
 継続は力です。
 

社員第一・顧客第二主義

 今年も、残すところ10日余りとなりました。
 年末の入居審査は慎重に・・・というのは、業界の常識です。
 かつては、軽トラに荷物満載で乗り付け、「今日から住みたい」というアプローチもありました。
 今週号の全国賃貸住宅新聞に、不良入居者を見分けるチェックポイントが掲載されています。

 ① 顔写真の確認できる証明書(免許証等)の写しを貰う
 ② 大企業であれば社員証の写しを貰う
 ③ 何故引っ越しされるのか、理由を確認する
 ④ 家賃の支払いに支障のない収入か否かを確認する
 ⑤ 現住所の状況を確認する
 ⑥ 勤務先の規模・業績等を調査する
 ⑦ 建物に関心を持っているかどうかを確認する
 ⑧ 実際に、職場に勤務しているかどうかを確認する
 ⑨ 申込書に空欄が多い、年齢間違い、字が雑は要注意

 不良入居者を見極めるというと、お客様を疑ってかかるようで、あまり良い響きではありません。
 しかし、世の中には、家賃を踏み倒して渡り歩く、夜逃げの常習犯が居るのも現実です。
 オーナー様の資産をお預かりする者として、リスクを遠ざけるのは当然の務めでしょう。

 厳密には、契約締結によって「お客様」と成ります。
 契約までは、あくまでも「お客様候補」です。 
 CS(お客様満足)は、来店される総ての人を、丸抱えで受け入れることとは異なります。
 社員は、来店者の奴隷であってはなりません。
 真のCSを追求しようとするならば、理念に共感できるお客様だけを選別すべきです。
 そのためには時として、「貴方は弊社のお客様ではありません」と言い切る勇気も必要でしょう。

 CSで名高いサウスウエスト航空にはかつて、同社を利用しながら、「ファーストクラスが無い」「機内食が無い」と、何かと文句をつける一人のクレーマーがいたそうです。
 顧客担当部の社員達は真摯に対応し、質問にも誠実に答えます。
 しかし、一向にクレームは減りません。
 最終的には社長に判断が委ねられ、CEOハーブ・クレハー氏は、次のメッセージを送りました。

 「もうお乗りになれなくて残念に思います。さようなら。ハーブより」 

 会社の姿勢を明確に示す、伝説のエピソードです。
 ハーブ氏は、「社員第一・顧客第二」の理念を、ダイレクトな言葉で表現します。
 
 座席を格安で顧客に提供してはいるが、顧客よりも社員の方を優先する。
 顧客が常に正しいとは限らない。
 顧客の方が間違っている時は、その顧客をお断りする。
 そしてこう主張するのだ。
 「よその飛行機に乗ってください。我々の社員を侮辱しないで欲しい。」

 「いつでも・どこでも・誰にでも」ではなく、「今だけ・ここだけ・貴方だけ」のパーソナルなサービスを目指しましょう。
 万人に受け入れられるサービスの追求は反面、誰にも喜ばれないサービスへの傾倒でもあります。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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