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良いことは即実践

 毎朝、唱和している「ヨイオアシス」が、儀礼的になってはいませんか。

 ヨ : よろしくお願いします
 イ : いらっしゃいませ
 オ : おはようございます
 ア : ありがとうございます
 シ : 失礼いたします
 ス : すみません

 朝礼は、一日のスタート。
 明るく元気よく、溌剌(はつらつ)颯爽(さっそう)とテンポ良く、店長の気合いを社員に注入する場です。
 北店の朝礼は、石川店長のリード・客野社員の復唱、共に張りのある大きな声が、本町界隈に轟いています。
 
 朝礼の時に120%の発声を心がけていても、本番では、せいぜい70~80%です。
 朝礼時が70%ならば、本番では40~50%程度でしょう。
 挨拶は、相手に聞こえなければ意味がありません。

 寿司屋は、暖簾をくぐると同時に「いらっしゃい!」と、威勢の良い声で迎えてくれるからこそ、ネタが新鮮に感じます
 レストランは、席に案内するクルーだけでなく、スタッフ全員から「ようこそ!」と歓待頂くからこそ、心地良いのです。

 繁盛店は、駐車場に車が入ったことを気付いた人が「お客様です!」と声掛けし、スタッフ全員が身構えます。
 お客様が入店される瞬間は、スタッフ全員が起立し、笑顔で「いらっしゃいませ!」とお迎えしましょう。
 お帰りの際には、「お客様、お帰りです!」という応対者の声掛けに呼応し、再び全員が起立して「ありがとうございます!」
 勿論、担当者は車の発進を安全に誘導した上で、姿が見えなくなるまでお見送りです。
 雨の日は、傘を用意して、濡れない様に差しかけます。
 
 自分がして貰いたいことを相手に成すのが、サービスの基本です。
 心のこもったサービスは、受けた本人だけでなく、その光景を目撃した人の心をも温めます。
 良いと思うことを、即実践に移せるか否かの行動力が、KAIZEN活動の肝と言えるでしょう。
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現実逃避の趣味

 仕事と趣味は、人生を歩む上での両輪と言えるでしょう。
 この二つのバランス感覚や価値観は、人により千差万別です。
 
 道楽や趣味は多くの場合・・・いや、ひょっとしたら大半の場合、根本的な幸福の源ではなくて、現実からの逃避になっている。
 ラッセル「幸福論」より

 趣味に興じること自体が幸せなのではなくて、苦痛や困難から一時的に逃れるための役割に過ぎない、というのです。
 麻薬や酒と同じ様な位置付けで、趣味や娯楽があるのだとすれば、一抹の寂しさを禁じ得ません。
 しかしながら、 「あくまでも仕事は労苦であって、働かずとも食べていけるのならば、すぐにでも辞めたい。」という考えは、残念ながらマジョリティー(多数派)です。
 酒の席で、「自分は仕事に生き甲斐を感じている。」「仕事が趣味の様に楽しい。」等と口走ろうものなら、浮いた存在となってしまう恐れもあります。
 「趣味や休日を楽しむために働き、人生を切り売りした労働の対価として給与を貰う。」と言い換えても良いでしょう。

 「三人の石工」は、労働観の違いを示す、判り易い例話です。
 「あなたは何故、石を運んでいるのですか?」という質問に対し、三人の石工はそれぞれ答えました。
 
 A 「そりゃ食べるためさ。オイラが働かなければ家族が食っていけないからな。」
 B 「見ての通り。教会を作るために石を運んでいます。」
 C 「ここで礼拝する村人達のために、教会を造っているのですよ。」

 人間には、食欲や睡眠欲や性欲等、生きるために備わった第一本能以外に、「人様にお役立ちしたい」「存在を認めて貰いたい」という第二本能が存在します。
 虫も殺さないようなおとなしい青年が、突如として暴徒と化し、無差別殺人に手を染めるのは、やり方こそ間違ってはいるものの、自分の存在をアピールしようとした結果でしょう。
 エリートと言われる人間が、何故かカルト教団に狂信的にのめり込み、教祖の言いなりとなって犯罪に加担してしまうのも、そこでだけ存在を認められ、自らの居場所を見つけているからです。

 我々の会社は、仕事を通じて多くの人々にお役立ちすることができます。
 貸家の斡旋によって、入居者様に快適な住空間を提供すると同時に、安定した家賃収入をお約束することでオーナー様からも感謝される、実に素晴らしい仕事です。
 お役立ちが増え、沢山の「ありがとう」を集めることができれば、結果として業績が向上し、待遇も改善されて、経済的にも豊かになります。
 企業が儲かり、社員の所得が上がれば、納税額が増え、社会に貢献することもできるのです。
 
 仕事が好循環であれば、心と経済のゆとりが生まれ、現実逃避としてではなく、晴れやかな気持ちで娯楽や趣味を楽しむことができるでしょう。
 そういう風に考えていくと、仕事は決して、趣味や娯楽を阻害する、相反した存在では無いのです。
  

限界効用逓減の法則

 読み方は、げんかいこうようていげんのほうそく です。

 人間は、今ある不満や苦痛を解消することによって、喜びを感じることができます。
 例えば、喉がカラカラの時に冷たい水を飲めば、乾きが癒されて爽やかになるでしょう。
 しかし、乾きがおさまった後、更に一口、もう一口と飲み続けていくと、爽快感は薄れ、寧ろ苦痛に感じます。
 これが、限界効用逓減(げんかいこうようていげん)の法則です。

 今から20年前、私は菓子店の店長を務めていました。 
 「本当にお客様は来て下さるのだろうか?」「高い売上目標は達成できるのだろうか?」
 不安や心配は、開店前の行列を見た瞬間に杞憂となります。
 バブルの残り火といった時勢であり、大袈裟な表現ではなく、商品は飛ぶように売れていきました。
 
 次々と押し寄せるお客様の対応が間に合わず、顔を上げることすらできません。
 商品が売れに売れて在庫も底をつき、注文を受ける度に欠品の謝罪です。
 閉店後、ブラインドを下ろし清算している時も、お客様がドアを叩きます。
 パートの方は交代制の勤務ですが、店長はフルタイムです。
 
 こうした状況が続き、一年目は年商一億円を突破しました。
 経営としては大成功と言えるでしょう。
 しかしこの時、自分は愚かにも、「お客様はもう要らない」と感じていたのです。
 来店されるお客様や、配達依頼の電話に、あろうことか苛立ちすら覚えます。
 その浅はかさに気づくのは、一年が経過し、対前年実績を意識する頃でした。
 店長自身がそういう考え方で、数字の上がる道理はありません。
 
 欲求を満たすことで得られる幸福感は、一定以上を注がれると器から溢れてしまいます。
 充足の中では、有難味や感謝が、すっかり影を潜めてしまうのです。
 
 新たなる苦しみは、楽しみの種を蒔き
 色あせた楽しみは、苦しみの種を蒔く

 来店の多い店・少ない店、忙しい時期・暇な時期、仕事の集中する人・しない人・・・
 ケースバイケースで、受け止める感情は様々でしょう。
 都度、初心に帰ることで幸福感の器を空にして、感謝の気持ちが溢れ出さない様に心掛けたいものです。

成功へのイメージトレーニング

 県知事選の期日前投票を済ませ、年末調整の書類を提出し、予定帳の書き込みも既に師走。
 今年も残すところ、一ヶ月余りとなりました。
 忘年会だ、クリスマスだ、大晦日だ、正月だと、世間は浮足立つ時期ですが、我々賃貸管理仲介業にとっての正月は4月1日です。

 今こそ地に足をつけて、繁忙期準備に没頭する必要があります。
 絶賛開催中の「大感謝キャンペーン」にしても、閑散期のテコ入れというよりは、繁忙期への布石としての意味合いが大でしょう。
 物調、物確、オーナー訪問、条件交渉、リノベーション提案、物件登録等々、今の時期に品揃えを充実しておけば、繁忙期の収穫が容易です。
 さしずめ今は、合同自主トレ期間と位置づけられます。
 12月はキャンプ、そして年明けからはいよいよ、本格的なシーズンに突入です。

 今から十数年前、仕事の傍らで宅建の専門学校に通っていました。
 毎回出される宿題のプリントの巻末に、「次の言葉を写しなさい」という指示があります。

 「私は、10月17日に行われる宅建試験の合格に、着々と近付いている。
  私は、宅地建物取引主任者に成るための努力を、決して惜しまない。」
 
 これは一種の、イメージトレーニングです。
 自己暗示・洗脳・マインドコントロールとも言い換えられるでしょう。
 こういう表現をするとカルト的にも、オカルト的にも捉えられそうですが、権威ある心理学の裏付けもあるテクニックです。

 「私は必ず合格できる」と強く念じている人と、「どうせ私は駄目だから」と思う人とで、成果差は歴然としています。
 「キャンペーンを成功させて目標を達成する」と望む人と、そうでない人。
 「営業力を身につけて、トップセールスに成る」と願う人と、そうでない人。
 思考が現実化することは、ナポレオンヒルやマーフィーやカーネギーの著書において、繰り返し語り継がれてきました。

 ここで勘違いしてはならないのは、他力依存に思うだけではいけないということです。
 本気で、真剣に願うなら、行動そのものが変わります。
 勉強やロープレといった、成功に近付くための手段に費やす回数や時間が増える筈です。
 裏を返せば、行動が変わっていないならそれは、真剣さに欠ける願望と言えるでしょう。
 あなた自身が、真剣に願う目標は何ですか?
 その目標に向けて、手足口はしっかりと動いていますか?
 
 

店長が鬼と成らねば部下は合格せず

 昨日は、少額短期保険募集人資格試験の日。
 我社は、北店から一人、南店から二人が、満を持して試験に臨みました。
 海の向こうでは、南北間の緊張が高まっていますが、我が社の南北戦争は、全員合格のWIN-WINで決着、おめでとうございます!

 さて、この少額短期保険は、資格試験の前哨戦。
 我々不動産業者にとって本番は、来年10月16日・・・そう宅地建物取引主任者資格試験です。 
 不動産取引は、契約までに、35条書面重要事項説明が義務付けられています。
 この重要事項説明は、宅地建物取引主任者のみに許される業務です。

 医師免許を持たない者は手術も診察もできませんし、二種免許を持たない者にタクシー乗車は許されません。
 同様に宅建は、不動産を生業(なりわい)とする上で必携のライセンスです。
 不動産の事務所は、従業員四人に一人、専任の宅建主任者を配置する義務があります。
 
 弊社は、僅か一年と二ケ月で4店舗を矢継ぎ早に開店させましたが、ある意味人と資格があってこそでしょう。
 次なる出店を睨みますと、資格者不足は成長拡大のアキレス腱です。

 また、次回繁忙期の契約ラッシュ時には、重要事項説明が回りきらない恐れもあります。
 重説シフトを組んで、社長自らが東奔西走しなければなりません。
 契約につながるならば喜んでサポートしますが、それが可能なのも、せいぜい来年までです。

 来年の10月16日は、過半の社員が受験します。
 今日の再現で、全員合格と成る様に、各店長は今から鬼と成って下さい。
 「年末年始はゆっくり休んで、春先は業務が立て込むから、ゴールデンウィーク明けから徐(おもむろ)に・・・。」
 なんて言ってたら、あっという間に10月です。
 宅地建物取引主任者養成ギプスを身にまとい、今から特訓に励みましょう!

恩返しを誓った夜

 昨夜、某マンションオーナー様から、一年半振りにお電話を頂きました。
 前職時代、マンション建築から管理に至るまで、お任せ頂いていた方です。

 昨年の1月21日、務める会社が民事再生法申請を決断します。
 当時の自分は、グループの管理会社を率いていました。
 大切な家賃や保証金を収納代行する管理会社は、何よりも信用第一です。
 発表直後、取り付け騒ぎに近い解約ラッシュと成るであろうことは、容易に予想できます。
 その日は定休日でしたが全員招集し、開店することを徹底すると共に、応酬話法をレクチャーしたのです。

 有事に備えオフィスで待ち受ける自分への連絡は、意外にも解約通知ではなく、応援・激励の声ばかりでした。
 「復活を信じています。頑張って下さい。」
 「人生は、山あり谷ありです。これからも宜しくお願いします。」
 「私達は、あなたの会社のスタッフが大好きですから。」
 数々のメッセージに目頭が熱く成りました。
 泣きながら仕事をする経験は、後にも先にもこの時だけです。

 勿論、温かい声だけではありません。
 ビジネスは非情成る戦争です。
 同業他社からの誹謗中傷や、リプレイス攻勢は熾烈を極めました。
 会社を離れた社員二名が、先の某オーナーの元を訪ね、こう言ったそうです。

 「倒産する様な会社に、マンション管理は任せられませんよね。」

 かつて在職していた社員の台詞だけに、取り方によっては説得力があります。
 しかし、某オーナーは、こう諌めてくれました。

 「今、貴方達が独立して、この仕事で食べていられるのは、以前の会社の教えがあったからこそ。
 自分を育てて貰った会社が苦しんでいる時に、足を引っ張るのは、人として如何なものか?」

 綺麗事かもしれませんが、子会社のスポンサー付けを見届けた後、独立起業する上で、このオーナー様への接触を避けてきたのも、ポリシーに基づくものです。 
 勿論、かつての会社から、受け入れたリプレイスは少なくありません。
 それでも、内部情報のリークや誹謗中傷は、その一切を封印してきました。
 だからこそ、このオーナー様とも、後ろめたさの無い会話を楽しむことができます。

 ここまで支えて頂いた方ながら、前管理会社への度重なる不信によって最近、苦渋の決断をされたようです。
 いつも思うことですが、オーナー様との信頼関係や温情に甘えてはいけません。
 空室を埋め、煩雑な業務を代行し、賃貸経営をより良い方向に導いてこその対価なのですから。

 仕事観や人生観も交え、二時間近くがあっと言う間でした。
 次回帰省時の再会をお約束すると共に、いつか御恩返しすることを固く誓った次第です。 
  
 

人は怠けるカメと思え

 精密小型モーターの世界的企業「日本電産」の永守重信社長は、社員にこう語りかけます。

 「能力に優れたベテラン社員Aと、能力に劣る駆け出し社員B。
 Aは、テキパキと所定の仕事をこなした上で、定時丁度に「おつかれさま」といって帰っていく。
 この時、Bも同時に「おつかれさま」と帰ってしまったら、この差はいつまで経っても縮まらない。
 学校であれば、Aが優等生で、Bが劣等生 。 そのレッテルは貼られたまま。
 しかし会社は、翌日の始業までに、同じクオリティの成果品を完成させれば、二人の評価は同等。」

 一年365日、一日24時間は、エリートにも落ちこぼれにも、男にも女にも、金持ちにも貧乏人にも、大卒にも中卒にも、上司にも部下にも、平等に与えられた貴重な財産です。
 マイナーに埋もれる野球選手が、メジャーを目指すならば、時間を惜しまず練習する以外ないでしょう。
 営業も同様に、訓練・精進なしで、営業の達人には成り得ません。

 野球と営業との、大きな違いは打席数です。
 投手戦か乱打戦かにもよりますが、野球の場合、一試合で打席に立てるのは、せいぜい4~5打席。
 対して営業は、来店だけでなく誘引・訪問・紹介等、その気になれば何十打席にでも立つことができます。
 
 3打数1安打で、2回しか凡退しない3割3分3厘のハイアベレージバッターよりも、
 100打数10安打で、90の凡打を重ねる打率1割の打者が評価される、それがビジネスの醍醐味でしょう。
 月並みな言い方ながら、トップセールスは、断られた数も一番多いのですから。

 「人は怠(なま)けるカメと思え」 

 これも永守社長の言葉です。
 イソップ童話「ウサギとカメ」によれば、身体能力に優れたウサギが、歩みの鈍いカメを大きく引き離し、油断して昼寝をしている間、カメは休まず歩き続け、見事レースに勝利します。
 怠惰なウサギと勤勉なカメの組み合わせだからこそ、凡人にも勇気と希望が与えられるのです。 
 ①勤勉なウサギ ②怠惰なウサギ ③勤勉なカメ ④怠惰なカメ あなたはどのタイプでしょう?

勤労感謝の日

 今日は、勤労感謝の日。 祝日にも関わらず出社頂く社員の皆様に、心より感謝する次第です。
 さて、勤労に対する評価は、幾通りかの考え方があります。

1.時給
 文字通り、働いた時間に対して支払われるのが時給です。
 作業員が、ラインに乗ったパーツを組み立てていく製造業であれば、作業時間に比例して生産量が増えますから、時給という概念でも平等な配分が可能と成ります。

2.能力給
 過去のキャリア(学歴・職歴)や実績や所有資格等を鑑みて、割り出されるものです。
 世間一般の、同等クラスの人材の市場相場も参考となります。
 「これ位はやります」という本人の自己申告と、「これ位はやってくれるだろう」という雇用側の期待値の擦り合わせです。

3.成果給
 職歴や年齢や労働時間に関係なく、上げた成果に基づいて配分を受けます。
 主観や情によってブレることなく、客観評価できる点はメリットです。
 一方で、数字に表れない貢献が埋没したり、社風にそぐわないハイパフォーマーの対処に苦慮するデメリットも否めません。
 一口に成果と言っても、売上・利益・契約数・決定率・CS・難易度等々、様々なファクターがあり、求める人材像に従って、フォーカスするポイントを調整する必要があります。
 
4.年功序列
 一年目よりは二年目、三年目よりは五年目の社員の方が、熟練に伴ってスキルアップするという前提と、会社を支えてきた過去の貢献に対して報いるという考え方が複合した、日本古来の評価システムです。
 メリットは、労働力の安定と、会社に対するロイヤリティ(帰属意識)が高まることでしょう。
 但し、原則的には努力してもしなくても、成果を上げても上げなくても、評価は均一ですから、勤労意欲に水が差され、競争原理が働かなくなるデメリットがあります。

 今までの経験からすると、どれか一つの手法で会社を運営しようとしても、なかなか上手くいきません。
 業種・業態によって、そぐうそぐわない内容がそれぞれありますし、当初は最善の様に見えていても、会社が零細→中小→大企業と発展成長を遂げていく過程において、必ず歪みが生まれます。
 それぞれの良い点を理解した上で咀嚼し、自からの組織の実態にマッチする様に、カスタマイズする必要があるでしょう。 
 少し難解になったかもしれませんが、勤労に対する評価は実に難しいものです。
 後日、改めて、労働観を象徴する、具体的な事例をご紹介して参ります。
 

 
 
 
  

身の丈を超えたストレッチ

 ある女性社員の大学時代の話を聞き、大いに感銘を受けましたのでご紹介します。
 
 彼女は、県外から愛媛の大学に入学されたものの、仕送りは一切ありません。
 当初から、夜間主コース(こうしたコースがあることすら知りませんでした)を選択します。
 昼は連日バイトに勤しみ、18:00~21:10の夜間、勉学に励むのです。 
 こうして、寮費・食費・生活費・学費の全てを、自力で稼ぎながら、卒業を果たされました。
 サークル活動等は制限されますが、必要とされている実感があったため、働くことは苦では無かったそうです。

 一般的なバラ色のキャンパスライフと比較して、その間の苦労は並大抵ではないでしょう。
 「仕送りを貰っている人達が羨ましかった」という本音も吐露されていますが、人生にとってどちらが有益なのかは歴然としています。
 目に見えずとも、四年間で彼女が得たものは、かけがえがありません。
 
 前職時代には役員として、毎年何百人という単位で、学生の面接をこなしました。
 エントリーシートに「趣味:読書」と書いてあるのを見て、「最近読んだ本は?」と訊ねると、「今は就活で忙しいので」
 「デザイン性に優れた建物を見て歩くのが好き」という学生に、「印象に残った建物は?」と訊ねると、「最近は行けて無い」
 「宅建試験に必ず合格する」というので、「一日何時間勉強しているのか?」と訊ねると、「これからやろうと思っている」

 まだ入社も決まっていない学生に対し、頭ごなしに説教するのは如何なものかと躊躇しつつも、衝動が抑えきれません。
 「確実に、大学入学から卒業までは、生涯の中で最も暇な4年間。
 先輩達は皆、口を揃えて、あの時もっと勉強しておけば良かった、と後悔する。」

 部活のハードなしごきに耐えながら、受験勉強に明け暮れた高校時代は、例外なく成長が促進された筈です。
 ところが、大学生活の間に一転して怠惰な習慣が身につき、身を持ち崩してしまった学生を数多く見てきました。
 昨今、戦後最大のミステークとして、「ゆとり教育」の弊害が声高に叫ばれています。
 幼少期から、ぬるま湯の中で育てられた、辛抱の効かない「ゆとり世代」の若者が、社会に出てどうなるかは、火をみるよりも明らかでしょう。
 金と暇が揃えば、確実に堕落するのが人間です。

 人間の身体は、悲鳴があがる程に負荷をかけていくと、「ストレッチ効果」によって、徐々に柔軟性が高まっていきます。
 スポーツも学問も仕事も同様に、能力以上の負荷をかけ、それを乗り越えることで始めて、実力が身に付き、ハイパフォーマーが排出されるのです。
 自分なりのペースで、自分のやりたい様にやって、成長できる訳がありません。
 人生を切り拓くべく、身の丈を超えたストレッチを受け入れていきましょう。

種蒔きせずして収穫なし

 開催中のキャンペーンについて、これまでも何度となく、社内外に周知して参りました。
 同じ会社で、同じツールを使い、同じ人間が、同じ期間に、同じイベントに携わる訳ですが、当然に各店舗の取り組み姿勢には差が出ます。
 あくまでも一例ですが、大洲駅前店と久米店は、店頭掲示を刷新してキャンペーンをアピールしています。
 これは指示・命令ではなく、スタッフ各々が、自燃的に盛り上げようと創意工夫したものです。
 勿論、あくまでも事前準備は手段であり、種蒔きでしょう。
 種蒔き後の培養によって、どれだけの収穫を得られるか、結果を楽しみに待ちたいと思います。

 さて、以前にも申し上げた通り、キャンペーンが始まったからといって、口を開けて待っていれば千客万来・・・などということは決してありません。
 キャンペーンの趣旨を、世間に広く知らしめる必要があります。
 そのために、費用と手間暇をかけて広告やポスティングや店頭告知を行うのです。 
 こうしたイベントを、成果につなげる上で最も効果的な手段は、過去来店客の掘り起こしでしょう。 

営業 「☆☆様こんにちは。エイブルの◇◇と申します。一か月程前に来店された際は□□が応対させて頂いたかと思うのですが、その後お部屋探しは如何ですか?」
お客様 「ああ、なかなか気に入った部屋が見つからなくてね」
営業 「提案不足で申し訳ありません。どこか、他のお店も行かれましたか?」
お客様 「△△不動産とか2~3社行ったけど、どこも感じが悪くて。御礼状まで貰ったのはエイブルだけです。」
営業 「ありがとうございます。確か☆☆様は、敷ゼロ礼ゼロ物件をお探しでしたよね?」
お客様 「ええ、初期費用はかけたくないもので。でも、なんだかんだで結果的に10万円位は必要でしょう?」
営業 「おっしゃる通りです。前家賃や手数料を積み上げますと、そうなりますね。実は、今日お電話差し上げたのは、キャンペーンについてなんです。」
お客様 「キャンペーン?ああ、何かチラシが来てましたね。あまり詳しく見ていないけど。」
営業 「年内限定のキャンペーンですが、初期費用2万円だけ、というお部屋も用意させて頂いています。」
お客様 「2万円だけで良いんですか?」
営業 「はい。但し、毎月一回半年間、簡単な住み心地アンケートにご協力頂くことが前提です。その他にも、三ヶ月間お家賃1万円ポッキリのコースもあります。良ければ一度来られませんか?」
お客様 「そうですか。行ってみたいのは山々だけど、今忙しくて・・・。」
営業 「お休みが不定期なんですよね。次のお休みはいつですか?」
お客様 「次は、来週の火曜日です。でも午後から友達と会うことに成っていて・・・。」
営業 「お時間は取らせませんので、午前中にコーヒーでも飲みに来て下さい。気に入った物件があれば、後日ゆっくりご案内差し上げますので。それに、今来店されると、500万円が当たる・・・かもしれないスクラッチくじももれなくプレゼントされます。運試しに如何ですか?」
お客様 「500万円か・・・判りました。お伺いします。」
営業 「ありがとうございます。では、勝手ながら11:15で宜しいですか?」・・・

 今の時期は、いつまでに引っ越しという期限のない、潜在的なお客様が大半です。
 こうしたアプローチによって、潜在客を掘り起こし、顕在化させることが求められます。
 仲介会社やオーナー様だけでなく、入居者様にとっても大いにメリットのあるこのキャンペーンを大いに周知し、お役立ちしていきましょう。
 種を蒔かずして、培養せずして、収穫が望めないのは、当然の理屈です。
 
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン

・経歴 
 雄新中卒業 → 新田高校中退
 大工・石工と約十年職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業
 令和2年 ㈱南洋建設 代表兼任
 令和4年 ㈱たんぽぽ不動産起業

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