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泣いても笑っても

 今年もこの日がやってきました。
 宅地建物取引士試験。
 
 不動産業に携わる者であれば、感慨深く迎える一日です。
 思い返せば、資格取得した平成7年以降、23年間に渡って、部下を鼓舞し続けています。
 かつては、スパルタ式の啓発も行いました。
 
 毎週月曜日、業務終了後に二時間の模試。
 不合格なら翌日も二時間模試。
 35点勝ち抜けまで、連日試験が続きます。

 問題の持ち帰りは自由。
 帰宅してから問題を見直せば通常、二回目には合格できます。
 ところが中には、一切復習せずに翌日を迎える、場当たり的な人間も居ます。

 週が明けると、また新しいテスト。
 前週分が合格できなければ、2セット4時間。
 最大で、3セット6時間を費やすツワモノもいらっしゃいました。
 試験が終われば、日付が変わっています。

 厳しい環境を強いたことで、恨まれたことも少なくありません。
 一方、何年もかかって合格した方から、感謝されたことも多々あります。
 
 私も含めて、人間は皆弱い生き物です。
 勉強しないといけないと判っていながら怠ける。
 そこに喝を入れるのが、上司の役割でしょう。
 今年も会場で、最後の激励を送りたいと思います。

 泣いても笑っても今日一日。
 そして、今年はまだ誰も合格していません。
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五反田地面師事件

 犯人逮捕の前日に、事件をモチーフにしたであろうTVドラマを見て、偶然にもタイムリーにブログをアップした五反田地面師事件。
 日が経つにつれ、徐々に全貌が明らかになって参りました。

 昨年4月 売買契約締結 手付金14億円の支払い。
 ・ 仮登記後、真の所有者から、提出資料は全て偽造である旨の内容証明を、複数回受け取っていた。

 昨年5月 決済 残金49億円の支払い。
 ・ 司法書士からの本人確認のヒアリングで、誕生日と干支を間違えた。

 何れも通常であれば、疑ってかかるべき事象です。
 本来は、内容証明が届いた段階で調査すべきところ、「取引妨害の嫌がらせ」として無視。
 「登記を完全履行することによって沈静化する」として、残金49億円を支払います。

 そして、その登記が出来なかった訳です。
 相手の手口が大胆かつ狡猾だったとは言え、余りにも無防備過ぎます。
 
 誕生日や干支を間違えたことが事実であれば、仮に詐欺で無かったとしても、制限能力者の疑いも出てきます。
 後々、取引の無効を訴えられる可能性もあるでしょう。
 日本一のハウスメーカーが、そこを看過したのは信じられません。

 反面教師としての学び。
 売買契約時、本人確認のために生年月日と干支を聞くこと。

 全ては、対岸の火事ではなく、他山の石です。

出藍の誉れ

 日経新聞に連載されている「やさしい経済学」。
 先日のテーマは、「変わるリーダーシップ」です。

【 これまでリーダーシップは、権限や役職に紐付くものと考えられていた。
 最近は、権限がない人もリーダーシップを発揮した方が組織全体の成果が上がる、という考え方が拡がってきた。

 今までは指示されたことだけをやってきた部下が、上司に反対意見を言ったり、提案を持って来るようになる。
 上司は驚き、「彼は私を追い落とそうとしているのではないか」と疑心暗鬼に陥る。

 すると上司は部下を呼んで、提案のどこが駄目かを徹底的に指摘して却下してしまう。
 それを見ていた周囲や本人は、提案など出すものではないと学習し、再び言われたことだけをこなす従順な部下に戻る。 】

 部下を教育することや、成長を促すことは、上司の役割であり責任でもあります。
 ところが、将来性有望な優秀な部下を抱えると、自分の優越的な地位を脅かす存在として捉え、芽を摘んでしまう姑息な上司も少なくありません。
 言うまでも無く、そうしたレベルの低い攻防が、組織の閉塞感を助長し、企業の発展成長をも妨げます。
 
 「出藍の誉れ」 青は藍より出でて藍よりも青し   荀子
 (青色の染料は草の藍からとるが、それはもとの藍草よりももっと青い。
 弟子が師よりもすぐれていることの例え。)

 追い越すだけの能力のある方であれば、自分はいつでも踏み台になる覚悟です。

国内からの事業承継

 10月17日付日経新聞一面記事からです。

 「後継者難中小 外資に紹介」
 「経産省が情報公開 M&Aで廃業防ぐ」

 【 中小企業庁は、2025年には日本企業の三分の一に当たる127万社の中小企業などに廃業のリスクがあり、約650万人の雇用が失われる可能性があるとしている。
 ジェトロ(日本貿易振興機構)が仲介することで、日本の中小の技術がむやみに海外に流出するリスクを防ぎつつ、事業承継を進める考えだ。 】

 前段の予測値はともかく、後段の解説は意味不明です。
 外資に身売りした段階で、技術の流出は避けられません。
 実際、「日本の中小企業を傘下におき、自社の販売品目を増やしたい」というのが欧米企業からのニーズです。

 外資への情報提供に先んじて行うべきは、国内企業の再編でしょう。
 後継者問題等で、事業承継の難しい企業が数多くある一方、M&Aによって拡大を図りたい企業も沢山ある筈です。
 
 一般論ながら、企業をゼロから立ち上げ、軌道に乗せるには10年かかります。
 M&Aは、その時間を買うことができます。
 かくいう我々も、そうしたマッチング機会を待望している一社です。

公の場で率直に語る

 会社には問題が山積しています。
 問題の無い会社はありません。
 問題が無いとすればそれは、問題に目を背けているか、もしくは揉み消しているか、何れかでしょう。

 問題は、伸びシロです。
 その問題を潰せば、確実に組織は改善の方向に向かいます。

 だからこそ、問題を問題提起で留めてはなりません。
 管理職は、問題の真因を突き止める必要があります。

 「モグラ叩き」の様に、出てきたモグラを叩くのではなく、モグラの穴そのものを塞ぐ。
 問題を根絶し、事態を改善するために、洗いざらい問題を吐き出させるプログラム・・・それがワークアウトです。

 管理職とは言いながら、百点満点の上司は居ません。
 部下も同じです。
 上司は部下を選べないし、部下も上司を選べません。

 突き詰めれば人間対人間。
 お互いが真剣に、本音の意見をぶつけ合うことで初めて、問題が浮き彫りになり、改善への一歩が踏み出せます。
 居酒屋や喫煙所で、気の合う仲間同士が、不平、不満、愚痴をこぼしていても何一つ解決しないでしょう。

 今こそ、公の場で率直に語って頂くことを期待しています。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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