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新たなステージ

 策定前研修から経営計画発表会、そして株主総会。
 経営企画室長としての、数か月間の取り組みに一定の区切りがつきました。

 今期経営計画策定における大きなテーマは、「脱カリスマ」。
 カリスマトップによる中央集権型では、百年の計が語れないことを、カリスマ自身も知っています。
 
 一方、カリスマの元で育つ人材は、イエスマンになりがちです。
 その体制が長ければ長いほど、部下は思考停止に陥り、腹心も育ち難くなります。
 
 カリスマのDNAを組織的に受け継ぐつもりで、二年前に総合企画に着任。
 この二年間は、ほぼ9割の時間をそこに注力してきました。
 まだまだ合格点ではありませんが、システムの構築や企業文化の浸透という意味において、それなりの成果は残してきたと自負しています。

 さて、個人的に掲げている今期のテーマは、「現場力の最大化」。
 仕組みも規則も大事ですが、会社は人です。
 売上を作るのも、利益を生むのも、すべて現場で働く人の力でしょう。
 
 そこで自分自身も、グループ所有の経営資源の一つとして、現場力を最大化するために再配置します。
 具体的には、三分の一は今まで通り経営企画、三分の一は不動産会社の社長、残りの三分の一は建設会社の執行役員。
 
 三足の草鞋を決して容易いことと考えている訳ではありません。
 起承転・・・。
 やり甲斐に満ちた新たなステージに突入します。 
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義務を果たすのが先

 個人的に言わせて頂くと、飲み会の雰囲気は好きですが、お酒は得意ではありません。
 ビールは中ジョッキ一杯で充分。
 強いて挙げれば、ウィスキーの薄い水割りなら、一晩かけて数杯程度までです。
 
 加齢の影響か、週半ばに飲み会が入ると、かなり疲れます。
 先週はイベントが二回ありました。

 火曜日は株主総会。
 主催者として11:00から会場準備に取り掛かり、20:00の宴会終了まで司会を務め、その後、来賓の皆様をお連れして二次会へ。
 木曜日は接待で12:00まで。
  
 何れも翌日は、いつも通り6:00出社しています。
 「飲んだ翌日は這ってでも出社しろ!」
 誰に教えられたか忘れましたが、至言です。

 恒常的に遅刻する人間は、何を言っても説得力がありません。
 権利を主張するなら、先ずは義務を果たしてから。
 定時出社は、ビジネスマンとして当然の義務です。

進退を質に取る言動

 周囲から見ると自分は、穏かな性格に見えるようです。
 確かに、仕事中の感情は概ね安定しています。
 
 しかし、決して温厚ではありません。
 長く仕事をしている方にはバレていますが、どちらかというと情動的です。
 
 自分の短所に気付いているからこそ、感情をコントロールするよう心がけています。
 極力、穏便に済ませたいと思うからこそ。
 ところが、表向き大人しそうなので、なめられることもあります。
 
 大概我慢しますが、余り度を超すと黙っていられません。
 それでも、言ってよいことと悪いことは弁えているつもりです。

 これまで、何度も拙文で語ってきました。
 自分の進退を質に取る言動は慎むべきです。

 人間は誰しも職業選択の自由があります。
 会社を辞めるも辞めないも、個々人の自由です。
 しかし、感情に任せて、辞める気も無いのに「辞める」と言うべきではありません。
 そのカードが切り札と思っているとすれば、大きな間違いです。
  
 そして自分は経験から学んできました。
 周囲の引き留めが、本人の甘えを増長させます。
 もう二度と、引き留めてはなりません。

時計を作る

 昨日の日経新聞一面に、ヤフーによるZOZO買収の記事が掲載されています。
 興味深い発言や、表現を抜粋してみます。
 
・ 「僕の経営は感性に基づく。 それが失敗したこともあって反省している。」
・ これにより、前澤氏のワンマン経営から、集団指導体制に移行する。
・ ZOZOは、より安定的な経営を進めるため、データの分析や検証を重視し、「総合力やチームワークが問われている」として、ワンマン体制からの転換点にあると説明した。
・ 「ワンマン、トップダウンの経営から、現場一人ひとりが裁量を持ち、社長のように振る舞える組織に変わらなければならない。」

 ZOZOの社歴は浅く、誕生から20年余り。
 創業者の前澤氏は、女優との交際等、マスコミ露出も多く、目立つ存在であるため、批判も少なからずあります。
 しかし、僅か20年で年商1000億円超の会社を創り上げたことは、紛れもない事実です。

 その戦略が、属人的な感性によるものであるとすれば、紛れもなく天才でしょう。
 天才の閃(ひらめ)きに基づき、スピーディーでフレキシブルなカードを切り続けることで、会社は成長します。
 しかし、その閃きが鈍り、判断が誤ると、途端に成長は鈍化します。

 「時を告げるのではなく、時計を作る。」

 そう、時を知るために重要なことは、天才やスーパースターの招致ではなく、時計(組織・仕組み)を作ることです。

人格の踏み絵

 前職時代から通算して、約30年のお付き合いを頂いているクライアントの会長と、松山で会食しました。
 
 賃貸管理の仕事を始めて間もなく、初の管理受注を頂いたのもこの会長。
 十年前、会社を創設する際、事前に御報告に出向いたのも会長です。
 それ以来、毎年の様に不動産を購入頂き、会社所有の賃貸物件10棟も、駐車場も総て管理させてさせて頂いています。

 また、有休土地へのアパート建築提案も、通算4棟成就しました。
 昨夜は、来春完成のアパートの御成約を受けて、我々が御招待させて頂いたものです。

 これまで会長とは、何十回も会食しています。
 自分の記憶の限り、接待したのは初めてかもしれません。
 不動産会社の社長として、明らかに常識はずれです。

 原則、接待の考え方はこうでしょう。
 「これだけ儲けさせて貰ったのだから、接待しないといけない。」
 「これだけ儲けさせてやっているのだから、接待されて当然。」

 会長の場合は違っています。
 「良い土地を紹介して貰った。今度会食しよう。」
 そう、30年の長きに渡って、お仕事を頂く度に逆接待を受けていた訳です。
 
 一般論として、ものを売る時に、頭を下げるのは当たり前。
 一方、ものを買う時は、無意識に横柄に成ったりします。 
 しかしその、ものを買う時こそが人格の踏み絵です。

 昨夜の会長は、とても饒舌で、上機嫌でした。
 こんなに飲んだ会長も初めてです。

 日付が変わりかける頃、タクシーで御自宅までお送りして、マンションの自動ドアの向こうに消える背中を見送りながら、30年間の出来事が走馬灯のように過ります。
 改めて、ありがとうございました。
 そして、これからも末永いお付き合いを宜しくお願い申し上げます。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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