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愛情の対義語

 今回の研修を実施するに当たり、スタッフ全員で一人ひとりのシートを読み込み、
 「何を考えて貰うべきか」
 「どういう着地を目指すべきか」
 大いに時間を費やし、大いに悩みました。

 研修中、苦言も呈します。
 良い着眼点は褒め称えもします。
 口角泡飛ばし、激論も交わします。
 何とか正しい方向に導こうとするからこそです。

 研修前に、某社長から連絡がありました。
 「明日からの研修で、うちの社員がお世話になります。
 我が子を送り出す様なものなので、気に成るものですから、オブザーバーとして見学に行っても宜しいですか?」

 勿論、大歓迎である旨、お返事したのは言うまでもありません。
 マザーテレサは言いました。
 愛情の対義語は無関心です。
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刃を研ぎ学び修める

 我がグループの社員教育プログラムの柱である、「勝利の経営塾2019」が本日開講します。
 
 ジャックウェルチ著「WINNING 勝利の経営」を教本に、自分が経営者であったらどうマネジメントするか?をテーマに、一枚のワークシートを仕上げることを着地点としています。
 
 事前に提出頂いたワークシートは、大変重い宿題でした。
 各々時間をかけ、知恵を絞った労作ばかりです。

 若手とは思えない、鋭い現状認識に、感心させられるものも少なくありません。
 一方で、認識の浅い方や、事実を取り違えている方も散見されます。
 
 その差は何処から生まれるのでしょうか。
 一言で言えば、教育環境の差です。

 日頃から「WINNING」をバイブルとして、読書→感想文→会議での発表→フィードバックを積み上げてきた会社の社員は、総じてレベルの高い見識が見えます。
 一方、そうした学習がおざなりにされた社員は、問題の改善意識以前に、何が問題かすら気付きません。

 それはまるで、刃先の丸くなった鋸で、休みなくせわしなく木を切ろうとする、「勤勉なきこり」と同じ。
 研修とは、刃を「研」ぎ学び「修」める機会です。

心訓

 紙幣刷新が話題と成っています。
 以下は、現在の壱万円紙幣の肖像、「福沢諭吉」氏の説いた教えです。

一 世の中で一番楽しく立派な事は一生涯を貫く仕事を持つと云う事です

一 世の中で一番みじめな事は 人間として教養のない事です

一 世の中で一番さびしい事は する仕事のない事です

一 世の中で一番みにくい事は 他人の生活をうらやむ事です

一 世の中で一番尊い事は 人の為に奉仕して決して恩にきせない事です

一 世の中で一番美しい事は すべての物に愛情を持つ事です

一 世の中で一番悲しい事は うそをつくことです

 世界の人々がすべて、この心訓に従って行動するならば、世の中はどれほど平和に成るでしょう。
 常に楽して儲かる方法を探し、自分最適の考え方で、他人をうらやみ、時に欺き、見返りを求める・・・。
 世間の動静は、まるで真逆です。
 
 紙幣の刷新以上に、心の浄化こそが肝要でしょう。

既に始まっている研修

 満を持して今週から始まる研修は、昨年行われた「勝利の経営塾」の続編です。
 続編とは言いながら、一泊二日の宿泊研修であること、ジャックウェルチ著「WINNING」が教本であることを除き、内容は全く違います。
 
 昨年の研修は、講義を骨格としており、事前の宿題も、事後の成果物も、単なる感想文でした。
 いわゆる、受け身で参加しても何とかなる内容です。 
 本に学び、講義に学び、勉強に成った・・・という気に成る。
 しかし、日常の業務にそれらの知識や経験が活かされているかというと、甚だ懐疑的です。

 そこで今年は、教本を10のカテゴリーに分け、ジャックウェルチの問い掛けに答える形で、自社もしくは自部署の現状や問題点を列記し、「自らが経営者ならどうする」という視点から改善点を探ります。

 正直、今回の事前シートのテーマは、若手社員にとって大変重く、難解です。
 説明不足との指摘もありますが、全く同じタイミングで、同じ内容の発信を受け、同じ〆切だったにも関わらず、提出された宿題は天と地ほどの開きがあります。
 
 まず、提出期限に遅延した人が何名かいらっしゃいました。
 ブランクだらけのシートや、「特になし」を連発しているシートも散見されます。
 一方で、びっしりと埋めてきたシートや、内容的に感心させられるシートも少なくありません。
 
 送り出し側の会社の姿勢も千差万別です。
 企画書の内容を理解頂き、受講者のフォローをして下さった社長がいらっしゃる一方で、企画書のメールを転送しただけの社長もいらっしゃいます。
 
 この流れは研修の話ではありますが、まさしく仕事そのものと言えるでしょう。
 本番は今週水曜日からですが、先述のプロセスも含め、既に研修は始まっています。

辞めない社員

 どんな社員を育成すべきか、社員教育の一つのあるべき姿は以下の通りです。

 「他社から今以上の給料で引き抜かれるけれど、その引き抜きに応じない社員」
 年収400万円の社員が、他社から500万円でヘッドハンティングされる。
 けれども彼は、この会社を辞めない。

 「そんなことはない」と思う方もいらっしゃるでしょうが、実はこうした事例は少なくありません。
 大事なのはその理由です。

 ・ 会社に対する帰属意識 
 ・ 上司との信頼関係 
 ・ 同僚との人間関係
 ・ 組織人としての責任感

 実は会社というものの実態は、甚だ不確かなものです。
 理念や方針が浸透していて、その会社独自の社風が定着していれば、否が応でも帰属意識は高まります。
 また、上司や同僚や部下も含めた人間関係は、辞める辞めないという局面を迎えた際、判断上の大きな要素でしょう。
 
 「この上司に育てられた」という認識があれば、簡単には親を見捨てられません。
 「自分が育てた」という自負のある部下が多ければ多い程、我が子を放り出し辛くなります。
 
 先日、ある社員から、「誰もが満足できる待遇を実現すれば社員は辞めない」という持論を聞きました。
 果たしてそうでしょうか。
 
 金で釣った社員は、金で逃げていきます。
 古臭い言い方になりますが、地を這い泥を舐め、苦楽を共にすること以外に、組織の絆を高める方法はありません。
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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