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お客様ファースト

 賃貸管理仲介業は、独特な商習慣があります。
 敷金、礼金、仲介手数料、更新料・・・。

 家賃5万円の物件を借りる際、初期費用が20万円超となることはざらです。
 かつては、入居希望者に比較して、優良物件が少なかったため、大家さんが強気になり、敷金だけで4ヶ月という物件もありました。
 総額40万円超となると、購入時の頭金並みです。

 最近では、完全に借り手市場となっており、敷金・礼金ゼロ円物件も珍しくありません。
 空室が多いと、大家さんの経営が揺らぎます。
 何とか空室を埋めたい一心から、初期費用を落とし、家賃を落とします。

 仲介会社の広告掲載を援助する広告料も、今や一般的です。
 更に動きはエスカレートして、仲介会社の営業担当者に直接吹き込む場合もあります。
 
 「うちの物件を決めてくれたら、一ヶ月分あなた個人に差し上げます。
 会社には内緒にしてたら良いんよ。
 会社にも、お客様にも迷惑かけてないし、うちもあなたもwin-winなんだから。」

 天使の仮面を被った悪魔の囁(ささや)きです。
 我が社では、こうした金品の授受が発覚すると、懲戒となります。

 何故でしょう。
 金品を受け取って、特定のお客様に便宜を図る行為は、単純に贈収賄です。

 また、我々は、ニーズをヒアリングした上で、何千とある空室の中から、お客様にとってベストマッチなお部屋を紹介しなければなりません。
 そこに、自分都合が介入すると、お客様最適では無くなります。
 
 お客様ファースト。
 目の前のお客様にとって最適とは何か、改めて考えて頂きたいと思います。
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自信が確信に成る

 グループ管理会社のミッション&バリューをご紹介します。

 『 経営理念 』
 百年先まで永続するグループであるために、各企業と共に挑戦し続ける、プロフェッショナル集団を目指します

 『 経営方針 』
 一、 各企業と資本家との間に立ち、中立公正な立場で、全体最適となる提案をします

 一、 専門職としての責任と倫理観に則り、コンプライアンスを徹底します

 一、 やり甲斐のある職場環境を創造し、社員一人ひとりが、誇れる企業を目指します

 一、 各企業を永続させるために、妥協を許すことなく、利益の最大化を追求します

 一、 企業スポーツおよび地域活動を通じて社会貢献に寄与します

 一、 現状に安住することなく、チャレンジスピリットを以て、健全な未来投資を心掛けます

 グループを、百年先まで永続させることが目的。
 資本家と各企業との間を取り持つ中立公正さをベースとして方針に謳う、コンプライアンス、仕事のやり甲斐、利益の最大化、社会貢献、現状改革のチャレンジスピリット。

 一年前、スタッフ全員で話し合って決定したものですが、方向性について不安が無かった訳ではありません。
 しかし、先日の日経新聞に掲載されていた、日本電産の記事を読んで、不安が払拭され、自信につながりました。
 そして今、毎日の朝礼で唱和する度、その自信は確信に変わりつつあります。

人の上に立つ資格

 会社の中で改革を進めようとすると、必ず抵抗勢力が現れます。
 特に、教育研修については顕著です。

 管理職の方にとってみれば、これまでの指導方針や自身の日頃の言動が、研修内容と乖離をしていた時に、示しがつかなくなるとの思いがあるかもしれません。
 「藪を突いてくれるな!」
 残念ながら、藪を突いて齟齬を浮き彫りにすることは、研修の狙いの一つです。

 教育研修を施すことによって社員は、社会人としてのあるべき姿や、上司の役割や、トップの責任といったことを学びます。
 若くて素直な社員は、余計な手垢もついていませんし、変なプライドもありません。 
 真っ白な乾いたスポンジの如く、純粋な心で素直に吸収し、平たく言うと賢くなります。

 すると、今まで気付かなかった上司や社長の言動が目につく様になり、「ちょっとおかしいんじゃないか」と成ります。
 「畏れながら」と前置きして、改善提案をする社員も出てくるでしょう。
 
 その進言を謙虚に聞き、前向きに受け止められるTOPなら、明るい未来が待っています。
 しかしそこで、「部下の分際で偉そうに言いやがって」と憤慨したらお先真っ暗。
 部下が優秀であればあるほど、TOPや会社に愛想を尽かし、絶望して会社を離れていきます。

 一方、例え今、辛く厳しい環境にあったとしても、会社のミッションが使命感に火を灯し、仕事にやり甲斐や生き甲斐が感じられ、目指すべき方向が明確で共感でき、TOPや上司が信頼・尊敬できる人であるならば、隣の芝生が綺麗に見えることもないし、いかなる雑音にも耳を貸すことは無いでしょう。

 自からの勉強不足や、経営計画の稚拙さを棚に上げ、不協和音の原因を教育研修に転嫁して、部下の成長を素直に喜べないとすれば、人の上に立つ資格がありません。

個人保証リスク:後編

 実は前職の会社も、年商300億円を超えた時期には、社長の個人保証が外れていました。
 金融機関も、大企業としての信用力を認めてくれていた訳です。
 
 よく言われるように金融機関は、雲一つない晴天の時には、何本でも傘を貸してくれます。
 しかし、ひと度雲行きが怪しくなってくると、非情・無情に傘を取り上げるのも金融機関です。
 
 高級車も、多額の接待交際費も、トップダウンの権力も、そうした個人保証の引き換えに有るのだとすれば、時折見せるTOPの独善性も多少は理解できるでしょう。
 いざと成った時に、逃げられないのが社長です。

 一方でサラリーマン社長はというと、個人保証を求められることはありません。
 血の小便が出るような、資金繰りの苦しみもありません。
 資本家の庇護の元、助けを乞うこともできます。

 新しく着任される、社長の皆様。
 その点を充分に理解して頂き、与えられたフィールドで思いっきり暴れて頂くことを期待しています。    完

個人保証リスク:前編

 一般的に社長は、周囲から羨まれるポジションです。
 確かに、会社の中で言えば高収入で、高級車に乗っている人もいらっしゃいます。
  
 但し、一度その地位に就けば判ります。
 社長稼業も、決して楽ではありません。

 責任が重い。
 退職金は無い。
 失業保険は無い。
 退いたらその日から、ただの人。
 ゼロからのスタートを余儀なくされます。
 
 ゼロどころか、マイナスからのスタートのリスクすら抱えています。
 それが個人保証です。
 
 一般的に会社が融資を受ける際には、金融機関から社長の個人保証を求められます。
 仮に会社が、民事再生法を申請したとしましょう。
 債権者集会で認められれば、会社の債権の殆どは免除されます。

 十年前、前職の会社は大口債権の95%がカットされ、残りの5%を十年分割で返済するスキームでした。
 1億円の債務があったとしても、9500万円がカット。
 残りの500万円は、毎年50万円ずつ、十年かけて返済すれば良いのです。
 重い荷物を下ろせば、会社も再建に向けて踏み出し易くなります。

 ところが、民事再生が認められたとしても、社長の数十億円という莫大な個人保証は消えません。
 従って、会社を復活させて、長い時間をかけて弁済する必要があります。
 それが叶わなければ、自己破産です。         つづく
プロフィール

Hideo Matsuoka

Author:Hideo Matsuoka
・生年月日 昭和37年10月30日

・好きな言葉 
今日は残された人生の最初の一日

・信条「先憂後楽」

・尊敬する人 
稲盛和夫 西川広一 松下幸之助

・資格 ①宅地建物取引士
    ②建築2級施工管理技士
    ③マンション管理業務主任者
    ④防火管理者
    ⑤少額短期保険募集人
    ⑥損害保険募集人
    ⑦損害保険商品専門総合
    ⑧不動産キャリアパーソン
・趣味
 劇団AUGAHANCE初代代表
 主に脚本・演出を担当

・経歴 
 中卒後、大工・石工と職人道を歩む
 平成2年 
 ㈱中岡組 (ジョーコーポレーション)入社
 マンション担当役員→常務執行役→管理会社代表を歴任
 平成21年 ㈱NYホーム起業

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